ドイツ語の慣用句に「片目青目で逃げる」というのがあります
原語の原形は
mit einem bleuen Auge davonkommenで文章の中では活用変化します。
「あの会社は倒産寸前まで追い込まれたが、何とか片目青目で逃げてきた」という具合に使います。
日本語には「俺の目の黒いうちは・・・」というのがありますね。それで、片方が「駄目」になっても、もうひとつの方はまだ青目だと思ったのです。
北方系には青目が多いですが、ドイツ語圏では茶目人も多いのに何故だろうと不思議でしたが・・・
正しくは、こうだったのです
以前使っていたのと違うペイントメニューで初めてのマウス落描きなので、一層へたくそですがご容赦ください
片方の目に青あざができただけで何とか危地を脱したということであります
正解を知ったのは、もうず~っと以前のこと、誰か地元民に私の疑問(茶目も多いのに何故青目?)を話したところ、それは青アザだよと教えられたのでした。
今日の蛇足
私はNZZ(新チューリヒ新聞)の愛読者で、もう長年定期購読していますが、良く読み違いをします。昨日は「
カルメンが内外の問題をかかえている」という見出しを不審に思ったところ、正しくは「
キャメロンが内政外交の問題をかかえている」でした
女性が男性にチョコレートを贈るという日本の不思議なバレンタインデー慣習は、こちらでも有名になり、オーストリアの新聞HPでも「日本のチョコレートメーカーの強力なキャンペーンでチョコレートの売り上げが大幅に伸びた」と紹介されていました。
ヨーロッパでは伝統的に、家族や親しい人に花を贈る日ということになっています(ここでも花屋の思惑がある)。
当の
聖ワレンティヌスさんが聞いたら、驚くか、面白がるかも
シリアを筆頭に戦闘がある地域や政情が混乱している国々からヨーロッパに来る難民の数は冬で減ったものの依然として続いています。難民を受け入れてきたドイツ、オーストリア、スウェーデンなどでも限界に近づいているようです。EUの全加盟国が難民を受け入れるなら、まだまだ余裕はあるはずですが、東欧諸国は相変わらず受け入れ拒否の態度を変えていません。
難民を装ったテロリストの浸透も事実ですが、一部の例外に過ぎず、難民全てをテロリストのように敵視するのは誤りです。
ドイツの世論調査機関がEU加盟諸国で実施した世論調査によれば、三分の四(つまり75パーセント)の人々は、EU全加盟国による平等な難民受け入れ分担を支持しているそうです。
やっと仕事が一段落したと思ったら、また急ぎの仕事が来ます
ということで、3月始めまで、まばら更新が続きます。たま~に覗いてみてください
でも乞無期待