みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

船乗りの魂

2019-10-29 | おきにいり

ニッポニア・ニッポンと出会った日、これも大好きな鳥を撮りました


アルバトロスさん






アルバトロスというステキな名前があるのに、日本では「アホウドリ」なんて呼ばれているんです
こんな美しい鳥なのに「阿呆」なんて「馬鹿」にしてると思います
日本語ウィキにもあるように、改名しようという意見もあるようです。

岩礁や島に上陸するのは繁殖のためで、殆どは海上生活者です。滑空が得意なので、あまり羽ばたきせず長距離を飛翔します。
船乗りにとっては総じて縁起の良い鳥と見られているようです。
「海で死んだ船乗りの魂がアルバトロスになる」という伝説か言い伝えを、どこかで読んだか聞いた記憶があります。


英語ウィキ:Sailors' superstitions
船乗りにとって、うっかりアルバトロスを殺すのは大変不幸なことだそうです。
船のペットとしての黒猫さんは縁起が良いそうです。



      


鳥さんの部屋のひとつに「今年の鳥」が紹介されていました。ヒバリさんです。ドイツでも「今年の鳥」はヒバリさん。





広い麦畑や草地が減るなど生活環境の変化で、世界的に減少しています。
春の麦畑や野原で、これからもヒバリさんがさえずり続けられることを祈っています






秋色レディー

2019-10-26 | かりねこ

ネット検索中いつものように脱線してドイツの猫さんサイトで見つけたステキな写真






もちろん演出した写真でしょうが、それにしても猫さんがノンビリ寝ているような・・・

一見、茶白猫さんに見えますが、わきの下に黒毛が見えるので、きっとレディーですね



 今日の蛇足


その1)オーストリアの国民の祝日

10月26日はオーストリアの「国民の祝日」です。これに該当するのは世界の大半の国々の場合、独立記念日か革命記念日などですが、オーストリアの場合は、そのいずれでもありません。
オーストリア(第一共和国)という国はナチス・ドイツに併合されて一度地図から消えた国です。第二次世界大戦後、紆余曲折を経て再び独立国(第二共和国)となってからも、簡単に10月26日となったわけではありません。
1965年に議会で論議されたときには4つの選択肢がありました。
a)11月12日(1918年に第一共和国建国が宣言された日)
b)4月27日(1945年にオーストリア再独立と臨時政府樹立が宣言された日)
c)5月15日(1955年、再独立を保証する国家条約調印の日)
d)10月26日(1955年、オーストリアの永世中立が憲法に定められた日)

結局、一番支持が多かったのは10月26日でした。

各国の建国記念日(圧倒的に多いのは「独立記念日」ですね)


その2)サマータイムの終わり



10月27日の午前3時が午前2時になって、3月末から続いていた夏時間が終わります。
もう長年、存続か廃止かが議論されていますが、この秋も時計を直す必要があります。
どうせなら年間を通して夏時間にするのが楽でいいと思います








にっぽにあ・にっぽん

2019-10-23 | おきにいり

この頃、博物館や美術館に散歩に行っています

美術史博物館自然史博物館は展示が多いので、目指す部屋だけを見たり、適当にフラッと入った部屋を見たりしています。


そして、最近、自然史博物館でフラッと鳥類の部屋へ入ったら「Nipponia Nippon」という札がありました。そう言えば誰かさんが、この学名だったな・・・と思ったところで、ハッと思い出しました

日本にいるときから好きなのに、写真でしか見たことのなかった憧れの君、トキ(桃花鳥、朱鷺)ではありませんか 剥製ではありますが・・・





朱鷺さんの正面顔(鳥さんや魚さんの正面顔は、ちょっと可笑しいですね)




説明のプレートには「日本では絶滅、中国に数十羽生息」とありますが、両国に繁殖センターがあり、野性復帰が試みられているので一縷の望みがあります。


朱鷺色という言葉があるように本当に美しい鳥だと思います。
しかも「ニッポニア・ニッポン」という晴れがましい学名をもつ鳥さん。
これから自然復帰が順調に進み「朱鷺を見に日本へ行こう」ということになってほしいです






半竜のネポムク

2019-10-20 | おきにいり

愛らしい怪物を見ていたら、ウルトラスーパー究極の愛らしい怪物を思い出しました

それが、ミヒャエル・エンデの冒険ファンタジー「ジム・ボタン」に登場する半竜のネポムクです。

自分で下手なラクガキを試みる方法もあるのですが、時間もかかる上見苦しいラクガキになるとネポムクに申し訳ないので、絵本の表紙を拝借しました





ルーカスの機関車の上にジムと一緒に座っているのが半竜のネポムクです。
何故「半竜」かと言うと、お母さんがカバで、お父さんが竜だからです。ネポムクという竜らしくない名前も、動物園で人間と付き合いの多いお母さんが名付けたからです。

純血の竜は意地悪で残酷でなければいけないのですが、半竜のネポムクは親切で、ジムとルーカスを助けたため、竜たちから追われる身となります。
話せば長いことなので大幅に端折って、紆余曲折の大冒険の末、ネポムクは彼にぴったりの仕事をもらいます。しかも大好物の溶岩食べ放題

原作をそのまま訳せば、上巻「ジム・クノップフと機関士ルーカス」下巻「ジム・クノップフとワイルドな13」です。
クノップフは英語(ほとんど日本語)で「ボタン」なので、日本語訳はジム・ボタンとなっています。

英語ウィキの記事には上巻・下巻のあらすじのほか登場人物や物語の背景が詳しく紹介されています。

もちろん一番詳しいのはドイツ語ウィキです。


みみずボログの関連記事
みそか猫
カスパールの末裔


アマゾンの「ジム・ボタン」ページ



      


10月15日付けNZZの台風19号記事です。




スイスの新聞に、これほど大きく報道された台風の被害について「まあまあ」と言った政治家がいたそうですが、こういう人にとっては地球が爆発でもしないと「甚大な災害」とはならないのでしょうかね








愛らしい怪物

2019-10-17 | おきにいり

ネット検索中に発見した愛らしい怪物





ロマネスク様式の教会に良く見られる怪物さん。

上の写真はカーンのサンテティエンヌ教会の柱頭です。



以前の「怪物」記事
シャルトルの怪物
怪物の島その2


ちょっと時間切れで簡単な内容になっております

ロマネスクの怪物さんは大好きなので、そのうち又書くつもりでおります。でも乞無期待






台風報道

2019-10-14 | その他

今回の猛烈台風については、いつものHPでも詳しく報道されています。


台風報道記事に載っていた台風の経路



死者33人以上となっています。
上の地図ではF1の開催場所とラグビーW杯会場が示されています。


大きな被害、一刻も早く復旧しますように


      


私はオリンピックもノーベル賞も、あまり好きではありません。

以前大学で教えている親戚から聞いたのですが、物理学・化学などの分野では「この研究で成果を挙げればノーベル賞」というのが大体判っているのだそうです。そして、膨大な研究費を支出できる国は限られています。
ノーベル文学賞とノーベル平和賞は、ちょっと違いますが、他方では不可解な受賞者が出てくる分野でもあります。

民族の祭典などと言われるオリンピックも、人口・資金・国策で抜きんでた国々の国威発揚の場となっているような気がします。
しかし、実際に開催されるオリンピックは事件も事故もなく平和に終始してほしいと思います。

オリンピックの年だから台風も地震もストップ・・・などということは不可能です。
何事も起こらないようにと祈るばかりです








アンニュイ仔猫

2019-10-11 | かりねこ

春にネットで出会った仔猫ちゃん。確か、いつものHPのお天気猫さんだったと思います。




ちょっと退屈そうな・・・それとも眠いのかな 仔猫ちゃんは何をしていても可愛いですね


      


前回言及した三十年戦争時代スウェーデンの戦列艦ヴァーサ
進水してすぐに沈没するなんて何て間抜けな話だろうと思いますが・・・
当時の当事者にとっては衝撃の出来事だったことでしょう


ドイツ語ウィキ
で見つけたヴァーサの復元塗装モデルの船尾。
もちろんスウェーデン語ウィキ記事もあります。




豪華に装飾された船尾の内側は大抵、艦長とか提督の部屋があるのです。
が、これが沈没するところは見ものだったろうなと可笑しくなります






スウェーデン爆弾

2019-10-08 | その他

物騒な名前ですが、ウエハースを土台としてメレンゲをチョコレートで包んだお菓子です。

久々にスーパーで買って食べました。
特に好きなわけではありませんが、たまーに食べたくなります

ドイツ語ウィキの記事

自分で撮ってもピンボケ写真になるだけなのでネットから拝借。
大きさは、だいたい直径4センチ、高さ4.5センチ。


チョコだけとココナッツのフレークをまぶしたもの



その中身



スウェーデンと聞いて思い出すのは、進水と同時に沈没した戦列艦ヴァーサ三十年戦争のスウェーデン軍です

ウィーンの近くまで進攻してきたスウェーデン軍が大変残虐だったということですが、戦争中の軍隊が大人しかったら負けますよね

「スウェーデン爆弾」という名前も三十年戦争と関係があるのかなと思いつつ、今回やっとネット検索したところ・・・
このお菓子の製造法を開発した人の協力者がスウェーデン出身だったというだけでした。
がっかり

新教国側の司令官のひとりグスタフ・アドルフが戦死したリュッツェンにも行ったことがあります。

ウィーン辺りでは残虐なスウェーデン軍の司令官だったグスタフ・アドルフですが、北ドイツでは新教(プロテスタント)を守った英雄として尊敬されています。

同じ人物や事象が、見る角度によって全く違って見えるのですよね






会いたい会いたくない

2019-10-05 | おきにいり

多分世界中のどの博物館でも人気者なのは恐竜の皆さん


ウィーンの自然史博物館でも人気者です。ここでは恐鳥さんのピンボケ写真です。


パラフィソルニスの復元モデル



デイノニクスの復元モデル


いずれの場合も羽毛や色彩は推定によるものです。

こういう方々には、本物に会ってみたいと思う一方、絶滅してくれて良かったとも思いますね。
もし今でも恐竜・恐鳥の皆さんが闊歩していたら、地球の様子は全く違うことでしょう。

でも恐竜・恐鳥の皆さんが完全に姿を消したわけではありません。彼らの後継者は地球の至るところに生息し、私たちの身近にも共存しています。


というわけでスズメさん(ミニサイズの恐竜さん=恐鳥さん)



恐竜を直接見てみたい気持ちは誰にでもあると思います。でも、やっぱり怖い。だから恐竜映画が人気を集めるのでしょうね。


恐竜
大量絶滅


以前の自然史博物館記事
犬猫展
猫ちぐらと獅子の穴





ラグビー仔猫

2019-10-02 | かりねこ

日本でラグビー・ワールドカップ大会開催中のようですね

それで思い出したのが、数年前にネット検索中に発見した仔猫ちゃん





一生懸命ボールに集中している仔猫ちゃん、可愛いですね


私は「前方にボールを投げてはいけない、後方に投げなければいけない」というのを、何処かで読んだか聞いたかした以外、ラグビーのことは全く知りません

そもそもヨーロッパ大陸は、チームによる球技に関する限りサッカーの世界です。
野球というのは全然ヨーロッパには普及しませんね。「殆どの選手が突っ立てるかベンチに座ってるだけ、退屈だ」というのを昔どこかで聞いたような記憶があるような・・・

ラグビーも主にイギリスのスポーツのようで、アメリカン・フットボールは殆どアメリカの「専売」のような・・・特に後者は鎧のようなユニフォームでもみ合い、ルールを知らない私にはボールを使った格闘技のように見えます