みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

秋にないもの

2018-09-29 | おきにいり

日本の秋の風物詩のひとつが彼岸花・・・ですが、ここらへんにはありません





英語だとスパイダーリリーで、つまり蜘蛛百合 
彼岸花や曼珠沙華の方が綺麗なような・・・
但し、私は身の丈ワイルドライフ著者と同様、蜘蛛の皆さんのファンです。
ところで、英語のタイガーリリーは日本でも鬼百合で誰も抵抗を感じませんよね



もうひとつ、日本の秋の香りが金木犀・・・ここらへんにはありません





京都にいた頃、秋ごとに視覚と嗅覚を楽しませてくれました


      


彼岸花には台風百合(ハリケーンリリー)とか復活百合(レザレクションリリー)といった呼び名もあるようで、これは大雨の後に登場するとか、突然また現われるといった現象によるのでしょう。
金木犀のウィキ記事では他の言語へのリンクがハングルと中国語だけなのに対し、モクセイ属だとリンク言語が多くなります。
金木犀の花や香りが楽しめるのは、貴重な特権ですね

但し日本語ウィキからは他言語へのリンクが実際より少ないことがあるので要注意です。


英語ウィキのヒガンバナ
英語ウィキのモクセイ属


今回の写真も恒例、ウィキ・フリー画像でございます







「嵐」の季節

2018-09-24 | その他

初秋の短期間、「嵐」の季節があります。但し飲み物の名前です
今回も独語ウィキの写真です。


その1例(ドイツの場合)


後にあるのが「嵐」(シュトゥルム)で、ドイツではフェーダーヴァイサーと呼ばれます。
手前は、ドイツで定番セットになるタマネギパイ(ツヴィーベルクーヘン)。

初秋は圧搾されたブドウ果汁が発酵し始める季節。
泡立っているので「嵐」と呼ばれるようです。密封したりすると爆発します
発酵中のため、瓶詰めなどで保存することはできず、季節感希薄な現代においては希少価値の「季節もの」。
グレープジュースを卒業し、まだワインになっていない「思春期」のブドウ果汁は、発酵中のため泡立ち、軽やかに甘く、とても飲み心地の良い液体です。
ところが、生まれたての若々しいアルコールが意外と強く、ジュースのようにガブガブ飲むと大抵飲みすぎて酔っ払います。
私も酔っ払ったので、もう長年飲んでいません。
しかし、本当の季節物なので、今の時期、あちこちで「シュトルムあります」の張り紙を見かけ、「ああ、今年も又この季節が来たな」と思います。
そしてウィーンの森も次第に秋の装いとなります。


ウィーンの森の丘陵地帯に広がるブドウ園



英語ウィキのウィーンの森
独語ウィキのウィーンの森記事には写真が沢山あります

ツヴィーベルクーヘンで検索すると沢山レシピが紹介されています







特報リス助け

2018-09-20 | おきにいり

いつものHP9月18日付に紹介されていた小さなビッグニュース、アメリカのお話です



一見、奇妙なショウガのように見えるのは5匹の仔リス


尻尾が絡まりあって夫々独立して動けず、すっかり衰弱していました。
ミルウォーキーの野生動物リハビリセンターに持ち込まれ「救助手術」
と言っても、麻酔をしてから慎重にハサミで切り離されたのです。オペ時間20分。


「独立」した兄弟姉妹



絡まりあっていたための尻尾の血行障害を除けば皆元気だそうです



母リスが巣材に使ったビニールや枯れ草などが尻尾と絡まりあったらしく、自然には解けない状態になっていました。
発見した人がリスたちを野生動物リハビリセンターに持ち込みました。
この救助アクションがなければ、仔リスたちは衰弱して死んでしまったに違いありません。
リハビリセンターでは、あと数週間、仔リスたちの体力がつくまで保護し、それから自然に返すそうです。


上の写真は野生動物リハビリセンターのフェイスブックに紹介されたもの(がHPに掲載されたもの)です










3×13

2018-09-17 | その他

これまでにも繰り返し紹介しているブルク劇場です(今回は独語ウィキからの写真)。

建物正面


左端に見えるのは後方の建物で、劇場自体は完全な左右対称のネオルネサンス様式です(「ルネサンスの真似」のごまかし表現)。


屋上からの眺め


下に市民庭園、後方に見えるドームは美術史博物館(左)と自然史博物館(右)です。
左端手前はテセウス神殿(贋のギリシャ神殿)と、その後方はブルク門


みみずボログの以前のブルク記事一例


但し今回は「13」のお話です


キリストさんと12使徒の最後の晩餐は13人、磔刑の日が金曜日ということで
「13日の金曜日」は不吉なことになっています。
日本の「4」と「9」に似ています。
いずれも科学的根拠はないので、今では気にする人も少ないと思いますが
やっぱり気にする人もいるかも・・・

それでブルク劇場では、13列目13番目の観客席は13ユーロというサービスをしています
13ユーロというのは大雑把に換算して1700円くらいですから、最高レベルの演劇の良い席としては非常に安いです。
他の劇場や他の国については知りません。
日本でも、4列目の4番目は4円、9列目の9番目は9円とか、どうでしょう


ウィキ13日の金曜日









世界博物館

2018-09-12 | 旧市街

久々に博物館へ行ってきました

世界博物館なんて変な名称のようにも思いますが、ドイツ語でヴェルトムゼウムWeltmuseum、英語に直訳すればワールドミュージアムWorld Museum
昔は民族学博物館という名前でしたが、ちょっと硬くて古めかしい、ということでしょうか・・・近年展示を刷新、名前も世界博物館に変わりました。
何年も前に1度だけ行ったことがあるのですが、確かに大きな倉庫のような印象でした

博物館はホーフブルクの新宮殿の一角、王朝時代は国賓のための宿泊施設でした。
この略図の15


内部が撮れない場合のため外壁の装飾を撮りました。盾と武器です。






実際は他の国立博物館・美術館同様、フラッシュなしで撮影可でした。

こういう建物は、入り口部分に列柱ホールがあります。





列柱ホールの他の例


展示品保護のためか、どの部屋も薄暗いのですが、日本の部屋で能の展示と江戸時代の大名屋敷のモデルを撮ってみました。






街路樹も秋の色になりつつあります。





博物館の常設展示については、英語版HPで御覧ください。
Visitをクリックし、次にPermanent Exhibitionをクリックすると、全展示室を一周できます。



ところで前回の「かりねこ」ひょっとして既にアップしたことがあるのでは・・・と思い始めましたが横着して探しません、ごめん







探求猫

2018-09-07 | かりねこ

またまた(恒例)1週間の御無沙汰。ちょっと仕事がありまして・・・と言い訳



産業革命とそれ以降の機関車建造の様子


まだロボットの姿なんて、どこにも見えません。人間が道具を使って建造していますね。

今でこそ殆ど室内にお住まいの猫さんも当時はまだ外出していました。
それに、現代の自動化された大工場などには猫さんを入れないようにしていると思いますが、当時はまだ厳密な規制もなかったのでしょう。
猫さんが一生懸命見上げているのは、飼い主の方かも知れませんが、機関車の研究をしているようにも見えます


この絵を制作した画家パウル・フリードリヒ・マイヤーハイムについては以下参照:

ドイツ語ウィキ
英語ウィキ
フランス語ウィキ
ウクライナ語ウィキ(文章殆ど無し)



それにしても・・・

この夏の日本は異常気象、台風などなど大変でしたね。しかも北海道の地震。これでピリオドになりますように
こちらでも全て報道されています。
しかし異常気象は今や世界的な現象となっています。北欧の異常高温、各国の山林火災その他いろいろ。オーストリアでも各地で豪雨の被害が出ています。


       


これからは食欲の秋、芸術の秋、スポーツの秋、ブログの秋(?)なので、更新回数も少しアップしたいと思いますがどうなるか不明

全く乞無期待





こねこのひたい

2018-09-01 | かりねこ

猫さんの自前毛皮ファッションは凄いですね
おでこの模様も千差万別でチャーミング







狭いことのたとえに「猫のひたい」という言葉がありますが
「仔猫のひたい」なら「とっても狭い」

「ネズミのひたい」「アリのひたい」なども、もっと狭いわけですが、やっぱり「猫のひたい」というのは、猫さんの可愛さによるのでしょう。
「犬のひたい」だと、人間のひたいと大差ない場合もありますね。
私の尊敬するミミズさんも超狭いですが、どこが「おでこ」か分かりません

猫好きにとって猫さんは、頭のてっぺんから尻尾の先(尻尾なしの場合はお尻)まで可愛らしいですね


上の写真はドイツの猫さん愛護団体のHPから拝借しました。


 今日の蛇足:夏休み終了

オーストリアの学校の夏休みはウィーン(特別州)、ニーダーエステライヒ州ブルゲンラント州が6月30日から9月2日まで。
その他の州(オーバーエステライヒザルツブルクシュタイヤマルクケルンテンチロルフォアアールベルク)が7月7日から9月9日まで。

ドイツは州ごとに夏休みが違います。スイスもかなり複雑です。
フランスは大体が7月8日から8月31日まで。

9月からは「新学期」で、日本の4月のように子供たちが初めて学校に通うようになり、生徒たちが上級校に進学します。

蛇足の蛇足でウィーン大学の場合、講義無し期間(夏休み)は7月1日から9月30日までで、10月1日から講義が始まります。

更に蛇足のおまけ:このボログでも何回か批判していますが、ヨーロッパでも遂にサマータイム見直しが始まりました。年に2回時計の針を進めたり戻したりする必要がなくなるかもしれません。