みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

鳥もどき

2021-08-30 | おきにいり


ナマで出会ったわけではありませんが、ネット検索中に出会って一目惚れした可愛い地球の住民



日本語名はクロスキバホウジャク(多分「黒透羽蜂雀」でしょう)






鳥界の超小型さんは「虫もどき」でハチドリ(蜂鳥)と呼ばれていますね。
この方は逆に「鳥もどき」
英語では「ハチドリもどき」Hummingbird hawk-moth
ドイツ語では「鳩の尻尾」Taubenschwänzchen
他にはイタリア語とスペイン語Wikiでは学名をそのまま用いています。
フランス語Wikiでは「スフィンクスもどき」Moro-sphinx



Wiki記事で「こんな環境を好みます」と紹介されていたローマのベランダ











あれこれ工夫

2021-08-27 | かりねこ

(困ったことに)既に日常風景となったリモート会議
このボログの主観的分類では、猫さんがいれば「かりねこ」カテゴリーです






一昨年末(あるいは、もっと前)から既に足掛け3年続いているCovid-19パンデミック
科学者は、早ければ来年の春をパンデミック収束の時期としていますが、私は楽観していません。
でも早く終わりますように


昨年、最初のパンデミックが始まり、まだワクチンが無かった頃、オーストリアのスーパーマーケットは、感染の危険が高い高齢者のため午前8時から9時までを、高齢者専用買い物時間帯としていました。

バスとボートで紹介したように、ウィーンではワクチン・バスやワクチン・ボートが出動していますが、8月12日からは、シュテファン寺院の一角がワクチン・コーナーとなっています。このコーナーは10月3日までオープン。バス、ボート、シュテファン寺院のいずれも予約無しで接種が受けられます。但し、行列に並んで待つ必要はあるかも。
私は、3回目の接種が必要となった場合も、近所のホームドクターをアテにしています。



シュテファン寺院のワクチン・コーナー






数日前から大規模なスーパーマーケットでも、ワクチン・コーナーを開設しています。





私の友達や知り合いは既に2回のワクチン接種を済ませています。感染して発病した人もいません。
ただ、知り合いのアメリカ人のお母さんがCovid-19で亡くなりました。感染拡大防止のため、会うこともできなかったそうです。





唯一無二

2021-08-24 | かりねこ


猫好きさんは既に御存知でしょう。「くるねこ」7番目の「愚連隊」隊員だった胡てつ君が急性腎不全で急逝。とても悲しいです
「猫可愛がり」ではなく、本当の意味で大切にされていた胡てつ君。しかも、ご飯を残したその日に直ちに病院へ連れていかれ即入院。くるねこさんとの共著もあるベテランの猫医者さんが手を尽くしたのに・・・こういうこともあるんですね。


以前にも、このボログに書いたことがあると思いますが(不確か)人間も含めて高度に進化した動物は、それぞれの個体が唯一無二で、後にも先にも二度と同じ個体は現れません。それぞれの個体が独自のキャラクターを持つパーソナリティーであり、だからこそ貴重であり、それ故に決して埋め合わせはできません。

胡てつ君はブログと「くるねこ」本の中で、ずっと生きていますが、それでも彼が旅立った後の空白は埋まりません。
猫さんのパーソナリティーは凄いです。







忘れられない猫さんは沢山いますが、不幸にも早世、急逝した猫さんを、ここで再び偲びたいと思います。

門脈シャントという先天的疾患で早世した風太君
風色の君
薫の君ふたたび

肥大型心筋症で急逝したぐり君
ぐりもんデー
永遠のぐりちゃん
猫執事の花祭
招きぐり


もうひとり、忘れられないのは、どんな犬さんとも直ちに仲良くなったミラクルキャットの元太君
映画「ねことじいちゃん」で名演技を披露した役者猫ベーコン君も、きっと元太君的キャラクターなのでしょう


上のシャム猫さんは、オーストリアの画家で特に動物の絵や版画を多く制作したノーベルティーネ・ブレスレーン-ロートの作品です。





殆どシュール

2021-08-21 | その他


以前に観光なだれでハルシュタットを紹介しました。
その中でも書いたように、一度湖水の対岸からハルシュタットを見た私は、あまりの美しさに逆に行く気になれませんでした。

ネット検索中に見つけた下の写真は、あまりにも絵画的に美しく、実在の風景かどうか疑うほどです。








下の写真もハルシュタットですが、ずっと現実感があります。上の写真のずっと奥の村はずれ、舟屋の並ぶところだと思います。
伊根の舟屋に似ていますね。






毎日、住民人口の10倍以上の観光客に「襲撃」され悲鳴を上げていたハルシュタットですが、観光以外に殆ど収入源のない観光地は、長引くCovid-19パンデミックで観光客が激減し、困っているのではないかと思います。



      



前回の横の猫で変なことを書きました。
eブックが買える(受信できる)かどうか分からなければ、紙の本を買えばいいわけですよね
あのときは、eブックに頭が集中していたので、本谷亜有希子さんの本も紙で買えばよい、ということに全く思い至りませんでした。
アホですね

しかし、日本語eブックを買おうとした知り合いから、著作権だか版権だかの問題で、日本アマゾンからキンドル版を買うことはできないと聞きました。ITよりは、むしろ法律的問題のようです。
それなら、紙の本は何故日本アマゾンから買えるのか・・・やっぱりITの問題かな


世界各国でCovid-19の毎日の新規感染数が又急増中ですね
大抵の人は用心して、あまり遠出しない、人混みを避けるようにして過ごしているはずなのに。
でもトンネルには必ず出口があります。用心しながらマイペースで過ごしましょう





横の猫

2021-08-18 | かりねこ


相変わらず横着して全然キンドルの操作について勉強していないので、暫く買い控えていたeブックですが・・・
いつものHPの「晩夏の読書リスト」という記事にYukiko Motoya "die Einsame Bodybuilderin(孤独なボディビルダー)"というタイトルを見つけ、早速ググってみたところ、現在、活躍している劇作家で作家の本谷有希子を発見、面白そうなのでドイツ・アマゾンを物色。ドイツ語だけでなく英語や仏語版、西語版もあることが分かりました。

ところがドイツ・アマゾンの本谷作品一覧の横に、黒猫さんがシレーッと顔を出していました。可愛いのでクリックしてみたら、黒猫のウィンストン・チャーチルを主人公(主ニャン公)とするミステリー・シリーズと分かり、早速「購入」をクリック。
著者についてはドイツ語Wikiの記事があります。






ウィンストン・シリーズ第1巻は「雄猫ウィンストンの秘密のミッション」です。

もちろん「ボディビルダー」も買いました。
ドイツ語版の表紙にも3匹の猫さんがいます







映画に関して「子役は大人を喰い、動物は子役を喰う」とか言うジンクスがあると、どこかで読んだか聞いたかしましたが・・・
その通り?で、目下「ボディビルダー」は後回しにしてウィンストンを読んでいます。
ウィンストン・チャーチルはブリショの黒猫で物理学者と一緒に暮らしています。
シュレディンガーの猫へのアリュージョンでしょう

「ボディビルダー」は英語版を買いました。ドイツ語版より安かったからです。
オリジナル日本語版タイトルは「哀しみのウェイトトレーニー」ですね。

私は文学的作品はオリジナルで読むのが一番良いと思っているのですが、キンドルの勉強を全然していないので、縦書き、左から横書き(大半の言語)、右から横書き(アラビア語など)の、どの本も同じキンドルで読めるものかどうか知らないのです。
私のはペーパーホワイトですが、あるいは、もっと高いキンドルだと、縦横左右・自由自在なのか
さしあたり黒猫ウィンストン・チャーチルの冒険を読みふけります





バスとボート

2021-08-15 | その他


相変わらずSars-CoV-2によるCovid-19パンデミックが続いていますね。
オーストリアでは6月に100を下回った毎日の新規感染数が、7月以降うなぎ上りに増大、数日前1000を超えましたが、8月14日の新規感染数は951でした。
全く鬱陶しいことです
奴らは構造が簡単なので、どんどん変異しますが、人類の複雑高度な医学的・科学的プロセスは時間を要するので、今のところ対応や薬品・ワクチン開発が後手に回っている感じですが・・・いつかトンネルを抜け出す時が来るでしょう



ウィーンでは最近「ワクチン・バス」が出動しています(バス前面には「注射バス」と表示)。
予約不要なので「ちょうど通りかかったから接種を受けよう」という人にも便利です。








ドナウ川には「ワクチン・ボート」が出航。市内には数ヵ所、水泳場があるので「泳ぎに来たついてにワクチン」も可能です






私は近くのホームドクターのところで、アストラゼネカを2回接種してもらいました。3回目の必要性も指摘されていますが、この場合も近所で大丈夫だろうと思います。



Sars-CoV-2に対するワクチンだけでなく、重要な感染症やインフルエンザなどの予防接種を記録しておく国際予防接種パスがあります。
博物館などの入場にはマスクだけでいいのですが、多くの人が長時間同じ空間内で過ごすコンサートや演劇などでは、入り口で、このパスを提示する必要があります。
黄色い小さな手帳が国際予防接種パスです。











古代ローマの風

2021-08-12 | おきにいり


ウィーンは古代ローマ時代にはヴィンドボナと呼ばれ、ドナウ川添いのリメスを防衛する軍営地でした。
ウィーンから東へ電車で1時間行くと、もうひとつの軍営地カルヌントゥムがあります。


カルヌントゥムの軍営地遺跡は考古学公園となっていますが、中で最も威容を誇るのはハイデントーアと呼ばれるアーチの遺跡です。
最新の考古学的調査から、これはコンスタンティヌス1世が辺境のゲルマン軍との戦いに勝利した後、凱旋門として建造されたものと判明しています。







現存するアーチに本来の凱旋門の輪郭を重ねたもの






軍営地ですから土塁と防御柵がありました。考古学公園に再現されています。






古代ローマ人にとって不可欠なのは風呂とワインと円形劇場。カルヌントゥムにも円形劇場の遺跡があり、イベント会場となっています。






もう何年も前ですが、友達とカルヌントゥムへ行きました。
平日だったこともあり、誰もいませんでしたが、そこはかとなく古代ローマの息吹を感じました。
ハイデントーアのところで、ひとりのイタリア人に出会いました。何を尋ねられたか、もう忘れてしまいましたが、友達も私も一応イタリア語を話すので、何か教えてあげたのでした。その人は「Sarve」と挨拶して去っていきました。友達が「今のは古代ローマの挨拶だよ」。
今振り返ってみると、あれは、ひょっとして本当に古代ローマ人だったのではないか、などと思います。
いや、もちろん、現代のイタリア人だったに違いないのですが、何故、人っ子一人いないカルヌントゥムを歩いていたのか・・・
「サルヴェ」という挨拶は、あまり一般的ではありませんが、今でもイタリアで使われているようです。「健康を祈る」とか「無事を祈る」という意味です。


考古学博物館に展示されているライオン






アレッポの悩めるライオンを思い出しました


カルヌントゥムは今年、ユネスコ世界遺産に登録されました。最新の世界遺産なので日本語Wikiには、まだ記載されていませんが、ドイツ語英語には載っています。








広島の悲劇

2021-08-09 | その他


「水木さん」の「方丈記」を読んだ後、何年か前に読んだ「総員玉砕せよ!」を又読みました。何回読んでも鬼気迫る傑作だと思います。その中に次の個所があります。

生きとし生けるものが嬉々として生きるのは神の意志だろう。

これを読んで連想したのが下の写真です。





お花畑は地球の喜びの表現でしょう。この中に多くの哺乳類や昆虫などが嬉々として生きていると思います。

そして「今年も広島と長崎の日がやって来たなあ」とHiroshimaでネット検索していたら、ZDFのHPで「Hiroshima - Chronik einer Tragödie(広島-ある悲劇の記録)」という1時間の特別番組を見つけました。
今年の8月6日に放送されたもので、HPでも公開されているので、私も見ることができました。
当日被爆しながら生き延びた人たちの証言、当時のオリジナル映像、エノラ・ゲイ搭乗員の証言、劇映画の引用などを組み合わせて、広島の悲劇が詳しく語られています。もちろん長崎のことも語られています。



ZDFの特別番組(ドイツ語ですが、見ているだけでも分かります)
広島-ある悲劇の記録



以前の関連記事
75年前
20世紀の傷跡






地球のために

2021-08-06 | その他


ウィーンのライヒスブリュッケ(敢えて訳せば「王国橋」)の下を泳ぐ2人







この人たちは遊んでいるのではありません。
フルトヴァンゲン大学(ドイツ)とウィーン大学の化学教授です。
来春のドナウ川全流域「踏破」ならぬ「泳破」に向けてのリハーサルです。
フルトヴァンゲンの先生は既にライン川テネシー川を水質調査のため「泳破」しています。

これは環境保護団体と研究者の協同による「クリーンダニューブ」プロジェクトの一環で、水質汚染の調査、とりわけマイクロプラスチックや産業排水、生活排水、農薬による汚染の調査を目的とし、同時に環境保護を呼びかけるものです。
このため、50~100㎞ごとに同航する調査ボートで水質検査が行われます。泳者の足には魚の表皮を模したシートが装着され、魚類の体表汚染も調査されます。
泳げる最上限ウルムを起点にドナウ川が黒海へ注ぐドナウ・デルタまで、毎日8時間(4時間泳いだ後に昼食休憩)泳ぐのだそうです。
もちろん、ウィーンなど流域の大都市では休憩泊があり、同時にワークショップが開催されます。

ウィーン大学の研究者による2014年の調査では、毎日4.5トンの「プラスチックごみ」がドナウ川から黒海へ流されています。
2015年にウィーン農科大学が発表した調査によれば、年間約40トンの「プラスチックごみ」がドナウ川から黒海へ流出しています。
ドナウ流域の環境保護のため、更に詳細な最新のデータが必要とされています。

プラスチックごみ、マイクロプラスチックに加え、プラスチック加工の際に使用される軟化剤その他も海に流れ込み、魚類など海生生物に取り込まれて濃縮され、最終的には食事を通して人体に影響します。
合成樹脂が登場して以来、「これは便利だ」というわけで無造作に大量消費してきた結果、地球上の海洋には膨大な量の「プラスチックごみ」が浮遊あるいは沈殿しています。海生生物の死亡事故も膨大な数になっていると思われますが、その本格的で大規模な調査などは殆ど行われていません。
合成樹脂の環境への影響

ドイツとオーストリアの化学者と環境保護団体のドナウ全流域調査は、地球を守ろうとする人たちの多くの努力の一環として大変重要なものです。

元の記事(ドイツ語)
「プラスチックごみ」は特に若いウミガメにとって危険であるという記事(ドイツ語)






ただ可愛い

2021-08-03 | おきにいり


前々回に可愛い両生類をご紹介したばかりですが、この哺乳類さんも、あまりに可愛いので、登場していただきます

ドイツ語から直訳すると「木ヤマネ」ですが、日本語ではモリヤマネで英語Wikiの記事があります

日本語Wikiではヤマネがあります









丸まって冬眠する姿は最上級の可愛らしさですね






トビガエルさん同様、モリヤマネさんも、地球上で
これからも元気で暮らしていけますように