みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

赤い鳥

2021-02-28 | おきにいり

博物館・美術館が再オープンしているので自然史博物館へ行きました

剥製ですが、見事に赤い鳥がいてビックラ







ネット検索したら日本語ではベニタイランチョウという鳥さんでした

ドイツ語ではRubintyrann(ルービンティラン)で英語のタイラント(暴君)に当たります。とても攻撃的な鳥で、テリトリーに入ってきた場合、自分より大きい鳥や猛禽でも攻撃するため、この名前が付けられたそうです。

青い鳥と言えば、すぐメーテルリンクの童話を思い出しますが、「赤い鳥」という児童雑誌もあったんですね。


自然史博物館の以前の記事
にぽにあ・にっぽん
会いたい会いたくない
その他略





黄砂欧州版

2021-02-25 | その他

先週末から「砂嵐」が続いているようです。
サハラ砂漠から大量の砂ぼこりが地中海とアルプスを越えて、アルプス以北に到達することがあるのです。
一番被害が大きいのはスペイン、フランス南部、イタリアです(アフリカに近くアルプス越え以前)。
今回オーストリアへの影響は少ないようですが、ラジオのニュースで「所により空気が黄色くなる」とのこと。
日本にも大陸から「黄砂」がやって来ますね。


シュトゥットガルトの様子





私もダマスカス滞在中一度だけ、こんな風景を体験しました。
ある朝、目を覚ますと世の中がバカに黄色いのです。
窓の外を見たら、上の写真同様の黄色い世界が広がっていました
この日の砂嵐で、カイロでは死者が出たとのことでした。

シリアの砂嵐は大体サハラ砂漠起源で、大分「薄まった状態」で「到来」するのですが、もっと強く数日続くこともあると聞きました。

直接砂漠で大規模な砂嵐に遭遇したら大変。命の危険もあるでしょう


 蛇足ながら・・・2009年オーストラリアの砂嵐

 更に蛇足ながら・・・美容院へ行くため薬局で「コロナ・テスト」をしてもらい「無コロナ証明書」をもらいました。
ロックダウン後の再オープンから、密着接触のあるお店に行くためには、この証明書が必要となりました。

マスクもFFP2よりもカラフルな布製の方がファッショナブルで好きなのですが、今はみんなFFP2です





猫と人生

2021-02-22 | かりねこ

ニャンニャンニャンの日
このところ「2日おき更新」が定着していますが
年に一度の(日本の)猫の日ですから特別です

猫の日色々






猫さんの魅力は多彩ですが、そのひとつは「視覚化された安らぎ」だと思います。



下の画像は、以前にネット検索中、偶然見つけたものです。




「猫のいない人生は可能だ・・・だが無意味だ!」



前回登場した文鳥のチポラについて詳しくはこちらをご覧ください






チポラ

2021-02-20 | おきにいり

ミミズとぶたんこが久々に登場となれば、チポラも登場しないといけませんね。
(自分の基準)







何か検索中に偶然見つけた写真です。どこだったか探したのですが、いまのところ再発見できていません。

白文鳥で、しかも野生状態らしい

小鳥のしぐさの中でも特に愛らしいのが羽繕い チポラは可愛かったなあ


飼い鳥としての文鳥は別として、野生状態のブンチョウは絶滅危惧種なんですよね

ブンチョウも地球の大切な住民ですから、これからも元気に生きていてほしいと思います






就任10周年

2021-02-17 | かりねこ

ダウニング街10番地、英国首相官邸に「勤務」する「主席ネズミ駆除官」のラリーが就任10周年を迎えました。






セレブ猫さんなので、ダウニング街で最も多く撮影されている被写体だそうです







      


下のグラフは全世界におけるCovid-19新規感染数の推移を示すものです。




今年1月7日に最大値を記録した後、現在までに最大値の約三分の一程度、新規感染数が減少しています。
1月7日に85万3000人だった新規感染数は2月14日には27万6000人に減っています。死亡数も減少しています。

しかし、この傾向の原因については、まだ不明瞭です。ワクチン接種の効果が表れるのは、まだ先のことだそうです。
新規感染数の多い南米が現在夏であり、強い紫外線がウイルスキラーとしてプラスに作用していることが考えられます。

集団免疫が確立しつつあるとする学者もあるようですが、そう判断するには、まだ早過ぎるということです。

グラフの出典記事


慎重に行動し、気長に待つより仕方ありませんね

某猫学文献著者も

「ひとりひとり出来ることをして乗り越えていこう」と仰せですはぴはぴくるねこ第8巻



 もうひとつの蛇足


2月17日は灰の水曜日です。
つまり1月6日の東方三博士の日から灰の水曜日の前日まではカーニバル期間で、例年なら数多くの舞踏会が催され、オペラ座舞踏会がフィナーレを飾るのですが、今年は全く何もありませんでした。

来年は正常化していますように





市内料金

2021-02-10 | おきにいり

またラフィク・シャミの本を読んでいます

邦訳もあり日本語タイトルは「愛の裏側は闇」
良い訳だと思います。ドイツ語の原題は「Die dunkle Seite der Liebe」で、これは迫力のあるタイトルです。
単純に日本語訳すれば「愛の暗い側面」ですが、どうも深みに欠けます
「裏側」によってタイトルに奥行きが加わっていますね



ドイツ語版の表紙(私はキンドル版で読んでいる最中)




ストーリーとは無関係の笑い話が愉快だったので御紹介
キンドルは遡ったりするのが面倒なので、記憶で書きます(本当は遡ったりアンダーラインを付けたり色々なテクニックがあるのですが、いまだに勉強していません)。

以下が笑い話。

アメリカ人、フランス人、シリア人が地獄に落ち1年たって、悪魔が何かしたいことはないか?と尋ねました。
皆、家族に電話したいと希望し、電話料金を払うという条件で許可されました。
まずアメリカ人が5分電話すると、悪魔が電話料金1000ドルを要求しました。
次にフランス人が、やはり5分電話して、料金は同様に1000ドルでした。
最後にシリア人が2時間電話した後、悪魔は料金として20セントを請求。
アメリカ人とフランス人は金額が違い過ぎると抗議しました。
すると悪魔は「あれは市内通話料金だ」


シリアは地獄の一部だというわけですね
クーデターの連続だった時代のシリアは確かに地獄に近かったかも知れません。

その後アサド政権が続き、独裁体制とはいえ社会状態が安定し、次第に対外的開放の方向に進みつつあったところで、シリア内戦が始まり、既に10年目に入っています。最近はニュースにもならず、どうなっているのか不明です。

しかし現状がどうあろうとシリアは魅力あふれる国です。
ラフィク・シャミもシリアダマスカスを深く愛しているのがわかります。
私もシリアが大好きで、シャミの本によってシリアと再会しています


以前に紹介したシャミの本
亭主を蚤の市で売った女
枢機卿の秘密のミッション(アラビア語コース終了の記事の末尾で紹介)



      


日本に郵便物が送れない現状なので、どうかな?と思いつつ日本アマゾンに本を注文したところ、3日で届きました。
もちろん、某猫学文献新刊2冊も含まれています





砂漠のおしゃれさん

2021-02-07 | おきにいり

大分前に、いつものHPで発見した砂漠のおしゃれさん

ドイツ語では「ナミブ・ゲッコー」、日本語では「ナミブ砂ヤモリ」です。

英語Wikiの記事


大きな目でニッコリ笑っているような愛らしい姿
マブタはありませんが、時々舐めて目の表面をきれいにするそうです。




半ば透明な細身のスッキリした姿は、一見したところ普通のヤモリのようですが・・・

この方々は夜になると蛍光色素で発光するのです。仲間同士、お互いの存在を確認しやすくするためと考えられています。










この楚々としたヤモリさんの蛍光色素については最近発見されたようで、Wiki記事には、まだ紹介されていません。

いつものHPの当該記事(ドイツ語)

上の記事で紹介された論文(英語)


こういう小さな宝石のような方々も、これからも地球で元気に暮らしていけますように


ネット検索中見つけた秀逸なHPのナミブ砂ヤモリの項
このHPにはアフリカ各地の様々な住民(人間以外)が紹介されています





もっと怖いのは

2021-02-04 | その他

イギリスでは、Covid-19ワクチン注射のため教会を利用することになりました。

写真はソールズベリー大聖堂





デンマークではSars-Cov-2イギリス変異株B117が、どのくらい広がっているかを示すグラフを公表しています。
赤色部分が毎日の新規感染数に占めるB117の割合を示しています。





      


パンデミックは怖いですが、もっと怖い現象が進行しています






過去50年の間に、全世界の海洋に生息するサメ類の総数が70%減少したそうです。
人の死亡事故などもあり悪者として憎まれるサメですが、海洋における食物連鎖の頂点に立つ彼らは、海洋生態系の均衡を保つ重要な役割をもっています。
しかし、他の絶滅危惧種に比べて保護対策が極めて遅れている現状です。サメ類の将来が心配です
上のイラストのシュモクザメは、進化の過程で驚異の頭部デザインを獲得しました。
末永く地球の海洋に暮らしていてほしいです

逆に、以前どこかで「捕鯨をしないとクジラが多くなりすぎるから捕鯨を続けるべきだ」という意見を読んだか聞いたことがあります。
もし、これが本当なら、人類が捕鯨を始める前に、世界の海洋はクジラでいっぱいになっていたはずです。
電気が登場する以前、ランプ用の鯨油をとるため、多くの国々が大々的に捕鯨を行い、鯨油だけ採って巨大なクジラの遺体は海に捨てていました。
日本では鯨油が照明に使われることはありませんでしたが、鯨肉は古来「味の良い蛋白源」として珍重されてきました。「学術調査のため」などと誤魔化さず堂々と「美味しいから捕鯨をするのだ」と言って、限られた量を捕獲するのがよいと思います。もちろん、生態系の頂点に立つクジラはサメと同じように大切ですから、クジラを絶滅に追い込むような捕鯨は自然破壊そのものです。(ちょっと脱線)


サメ減少の記事






私たちが日常目にする小鳥たちの数も、既に長年減少し続けています。
上の写真はアオガラ
スズメを敵視して撲滅運動をしたため飢饉を招いた歴史的教訓もあります
小鳥たちが更に減少し続ければ、やはり重大な事態を招くことになるでしょう。


小鳥の持続的減少の記事




ホームヨガ猫版

2021-02-01 | かりねこ

以前にワンコと一緒にホームヨガを紹介しました

今回はニャンコ版です。猫さんらしく傍観





年末からのロックダウン、2月7日までの予定でしたが、毎日の新規感染数が千台のままなので、期間延長も検討されています。
マスクも不織布や布製のものが認められていたのに、FFP2マスク着用が義務付けられました。


髭はどうするの?という画像も登場





ホームオフィス=テレワークのストレスも大分溜まってきたようです





そのせいか、31日に反ロックダウンのデモが企画され、警察が全て却下=禁止しましたが「散歩」「巡礼」と称するデモがありました。


オペラ座前の「散歩&巡礼」集団






イタリア大統領官邸クイリナーレ宮殿の衛兵もマスク姿だと、もうひとつサマになりませんね





早く脱マスクの日が訪れますように・・・と思いますが、まだ暫く続きますね