みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

トトロ追加

2009-09-26 | おきにいり


   24日、「千と千尋の神隠し」「となりのトトロ」見てきました
   画像が美しく、楽しくて、スリルがあり、とても爽やかな「見心地」
   トトロの後では拍手が起こりました (ここらの人は普通、映画では拍手しません)

   「アリス」や「はてしない物語」を連想する要素もありますが
   もちろん、宮崎駿独自の世界

   長年気にしていながら、やっと見たのですが、予想通り「お気に入り」

   主人公の少女たち、トトロ・トリオも可愛いけど、
   千尋にもトトロにも出てくる黒くてちっこい妖怪?が愛らしいですね
   他の妖怪もみんな可愛いです。特にネコバスがチャーミング

   映画の帰り、地下鉄を待っていると、近くの女性が
   携帯でおしゃべりしているのが聞こえました。
   「日本の監督でね、とってもステキな物語なの」
   これは、トトロを見てきた人に違いない


   カメラも持っていかなかったので、上映時刻一覧とチケットをスキャン

   

   


   やっぱり、千尋とトトロが人気のようで、26日にトトロ、27日に千尋が
   追加上映されると時刻表の下に「追加お知らせ」
   チラシは日付が間違っていますが、HPを見ると確かに26、27日



   おまけ

   どこの映画館でも、沢山チラシが置いてあります。
   その中で見つけた面白いもの:「ミックス犬コンテストとかぼちゃ祭」
   12日なので、もうとっくに終わっていますが、
   ミックス犬というところがいいですね

   


   まだ暫くゴタゴタが続き、あまり更新できません

   こんなおんぼろブログですが、これからも宜しく


トトロ満員

2009-09-21 | おきにいり


   宮崎駿の名高いアニメの数々、実は全然見ていません

   そこへ、17日から24日までフィルムカジノという映画館で宮崎駿特集

   全部見たいところですが時間がないので、せめてトトロと千尋を見よう
   というわけで万障繰り合わせ?19日夜フィルムカジノへ

   254席の小規模映画館ですが、この頃、映画館が満員ということはないので
   タカをくくって予約無しに出かけたところ、入り口に人だかり
   2つあるチケット窓口には、それぞれ5~6人が順番待ち
   トトロのチケットを買おうとしたら「売り切れでキャンセル待ち」とのこと

   急遽、作戦変更して、24日の千尋とトトロをゲット

   イヤー、宮崎アニメは人気があるんですね~
   残念ながら「ポニョ」は何故か「取り止め」という張り紙がありました
   プログラムは売っていませんが、映画館のHPからダウンロードできます。
   そのURLをリンクしようとしたら、なぜか投稿できず、やむなく取り止め
   ポスターを売っていたので買いました


   


   ここの映画館は1上映ごとに入れ替えで、居座りはできませんが、チケットは比較的廉価。
   (知っている範囲ではフランス、ドイツも1回ごとの入れ替え方式)

   セッセと仕事して24日に備えています


   追伸:この映画館では宮崎駿特集期間中に
   トトロ縫いぐるみの当たる抽選もあります



美漣村美茄子

2009-09-18 | かーど&手描き


   ヴィレンドルフのヴィーナスは、良く教科書に出てきますね。

   ウィーンの自然史博物館に鎮座まします。ご本人さまの明るい画像はこちら

   何年も前、ただ何となく描いた落書きに、ちょっと色をつけてみました

   ドルフは村という意味なので、あとは当て字で「美漣(びれん)村の美茄子(びなす)」



   


   Wikipedia:Naturhistorisches Museum(自然史博物館:英語)



         


   押し売り付録:食欲&スポーツの秋のななみみず


   以前にもアップしていますが、当時は画像も小型で無色
   改めて、これも、ちょっと色をつけてみました


   食欲の秋
   


   スポーツの秋
   


   鍛えたななみみずは、フランスの外人部隊に入りました
   


   Wikipedia:外人部隊
 

         


   向こう暫くゴタゴタします。合間に更新できるかどうか
   こんなおんぼろブログですが、たまに覗いてみてやってください
   
   17日から24日まで、市内のある映画館で宮崎駿特集・・・見に行けるかな


すたっこ その2

2009-09-16 | そこらへん


     前回の続きです。ズラーッと並べました



     冠を支える2人の天使
     

     笑う人:パンのように見えます
     

     母と子:聖母子像のようです
     

     入り口周囲、窓の上や下にスタッコ(入り口部分だけ「お色直し」)
     

     入り口上の装飾(左右にお店)
     

     コーナー出窓下の装飾:「怪しい」人物はアルテミスでしょうか・・・
     

     標準的なスタッコ装飾
     

     これも入り口や大窓の装飾として良く見られるタイプ(モノグラム
     

     顔も良く見られます
     

     別の顔
     

     少し凝った出窓
     


     きりが無いので、このくらいで、ひとまず打ち止め

     パンさんのご親戚:ファウヌスさん、サテュロスさん


     
     ビラードシャームに、やっと又ダマスカス国立博物館アップしました

     ビラードシャームでリンクを入れようとしたのですが、うまくいきません。
     以前のリンクは大丈夫なのですが・・・     


すたっこ その1

2009-09-14 | そこらへん


     竜退治の家にあった漆喰装飾(スタッコ)は、至るところに見られます。

     現代建築にはあまり見られませんが、それ以前の建物では、外壁にも内装にも多用されています。



     その一例:建物は19世紀後半歴史主義(まねっこ)時代のものです。


     入り口のアーチ装飾に見られるコリント式柱頭
     


     柱下部の装飾
     
     扉のガラスに市庁舎が映っています


     少し離れて見たところ
     


     Wikipedia:Stucco(英語)


     その他色々バラエティは次回アップします。いつものように、乞無期待


百水家北

2009-09-12 | そこらへん


     前回の続き、市営住宅「百水家」の北側です。


     北側の通りは、観光客用広場
     


     北側通りの東端から見たところ
     


     ソーセージスタンドもあります
     
     ソーセージとビールジョッキ


     ガレージ入り口を飾るモザイクのひとつ
     


     市電通り側の壁面を飾る獅子頭(獅子さんは猫さんより団子鼻)
     
     以前の獅子頭はこちら


     北側通り(広場)中央にある泉水
     


     泉水上部の彫像
     


     その背後の壁面
     


     観光案内所上のランプ
     


     カフェテラスへ上がる階段(中身は普通の段々です)
     


     団体さんが到着
     





Wikipedia:Hundertwasserhaus(英語ですが、絵葉書みたいな色合いの画像が色々あります)
Wikipedia:Friedensreich Hundertwasser(これも英語ですが、ほかの百水家画像があります)



     蛇足
     前回、フンデルトヴァッサーという姓は直訳すれば百水と書きました。
     フリーデンは「平和」、ライヒは「豊か」なので
     こじつけて訳せば、名前の日本語バージョンは「豊平」さん
     つまり設計者の姓名・日本語版は百水豊平さん

     ついでに、ジークフリートはジーク(勝利)とフリート(これも平和)なので
     日本語訳すれば「勝平」さん

     アメリカの大統領には林さんもいましたね




百水家

2009-09-10 | そこらへん


竜退治の家は普通の集合住宅ですが、観光名所になっている市営住宅があります

画家フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサーが設計、1985年完成。
それで、フンデルトヴァッサーハウスと呼ばれます(直訳すると百水家)。

画家の本名はフリードリヒ・シュトーヴァッサーですが
リヒはライヒと同じで「豊か」という意味、シュトーはフンデルトと同じで100なので
リヒとシュトーをライヒとフンデルトに替えて改名したようです


設計者は現代建築の人工的な直線や平面を嫌い、曲線を多く用い植え込みを配し
床も凸凹だったり。扉や窓までは技術的な問題もあり不定形にはできなかったみたい

この市営住宅は西側と北側2つの通りの角にあり、北側の通りは観光客用広場になっています。


久々に行ってみると・・・おお、木々がすっかり大きくなっています



西側の市電通り



市電通りを隔ててみた北側の通り(張り出した部分はカフェテラス)

この部分も木々が育って、通りと言うより林みたい

市電通りから見上げます



アーチ窓



屋上にも木々が・・・



手前から3本目の柱を右へ曲がると北側の通り



カフェテラス下の通路(石畳の地面も「自然に」波打っています)



買い物帰りらしいご婦人の後姿



「百水家」専門の観光案内所



ギャラリー&スーヴェニールショップ



市営住宅完成後、観光客が押しかけて入居者の苦情が多く
その対策として案内所やショップが設けられました。


北側からの様子と細部は次回アップします・・・乞無期待




せんめりんく

2009-09-08 | かーど&手描き


   昔描いた下手なイラストです

   スキャンして、色を付けるのが面倒なので、赤枠だけでごまかしました



   


   どういう場所かはこちらをご覧ください

   ドイツ発音だとゼンメリンクですが、オーストリアではセンメリンク

   素晴らしい設計者については、まだドイツ語以外に数ヵ国語しかありません。英語はこちら

   大きな画像はこちら

   Wikipedia: Semmeringbahn(ドイツ語ですが、画像が沢山あります)


竜退治の家

2009-09-06 | そこらへん


     トレーニングセンターへ行く途中に「竜退治の家」があります(普通の住宅)



     


     建物外壁中央に、竜を退治するゲオルギウスさん
     


     両脇の窓飾りに見られる兜
     


     全体をもう一度
     
     空中を交錯しているのは市電と街灯のケーブルです



           


     明らかに19世紀後半か、あるいは20世紀になってからの建物ですが
     小さな地方都市や村にあれば名所になるかもしれません


     ゲオルギウス(ラテン語)さんは、ゲオルク(独)、ジョージ(英)、
     ジョルジュ(仏)、ジョルジョ(伊)、ホルヘ(西)などとも呼ばれ、
     竜退治の伝説で知られるキリスト教の聖人(殉教者)です
     キリスト教世界の至るところで守護聖人として人気があります。


     Wikipedia:ゲオルギウス

     色々なゲオルギウスさん(漫画ファンにも楽しい
     パオロ・ウチェッロの絵(15世紀)
     アルブレヒト・アルトドルファーの絵(1510年)
     ギュスターヴ・モローの絵(19世紀末)
     ノイシュヴァンシュタイン城(19世紀末)



     子ニャンコ情報


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平和の勃発

2009-09-04 | その他


     前回「あかかべ」の末尾にちょこっと「へびあし(蛇足だそくです)」した通り
     70年前の9月1日に、ドイツ軍がポーランドに侵攻、第二次大戦が勃発しました 



     では、平和はどのように勃発するのでしょうか?



     「ウィンク猫」で紹介したドイツの雑誌GEOの平和特集「なぜ戦争?」
     
     戦闘服の人物の手に平和の白鳩


     もう18年前、湾岸戦争直後の号ですが、特集が気に入ったので保存してありました。

     読み返していませんが、印象的だったのは、次のエピソード・・・

     子供たちが戦争ごっこしているのを見た大人が
     「そんな野蛮な遊びをしないで、もっと平和な遊びをしなさい」と諭したところ
     「平和ごっこって、どうやって遊べばいいの?」と聞き返されました。

     特集記事のテーマは
     戦争が勃発するのは知られているが、では平和はどのように勃発するのか?

     そして「戦争のない世界は不可能ではない」と締めくくられています

     念のため「平和の勃発」でネットを検索したところ、こちらのブログを発見



     で、平和の白鳩は平和的かと言うと・・・


     平和の象徴オリーブの枝をめぐって争う2羽の白鳩
     

     皮肉たっぷりのイラストは私の大好きなトミ・ウンゲラーの作品

     内容は、ジョージ・オーウェルの覚書を集めた「正義と自由について」(独訳)



     以下もう蛇足です

     オーウェルの本は他に数冊持っていて、皆ペンギンブックスの英語版
     でも、このときはウンゲラーのイラストに一目惚れ
     ウンゲラーの表紙に惚れて買った他の本は行方不明中です

     この本は表紙が白いので、どこまで本か分かるよう枠をつけようと思い
     タグとかいうのも試してみましたが、成功せず
     隙間をあけてスキャンし直し、陰の部分で枠代わりにしました


     いつもメチャメチャな「みみずブログ」今回は際立って竜頭蛇尾でありますが

     とにかく、どんどん平和が勃発しますように



     Wikipedia:Tomi Ungerer(英語)カタカナではアンゲラーという表記もあります

     ウンゲラーのイラストが出てくる以前の記事
     トビー少年の悩み
     ねずみ年の悲劇