みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

水辺の市民

2016-07-27 | おきにいり

以前に人間以外の市民を紹介しました

今回のウィーン市民はヨーロッパビーバーです。市内にお住まいです。
でも彼らには水流のある水辺が「マイホーム」建設の必須条件。


これは19世紀末の治水工事以降にも保存されたドナウ旧流


水泳、ボート、ヨットなどが楽しめますが、ビーバーさんのダム建設には向きません。ビーバーさんのお住まいは、やっぱりドナウ水郷地帯

市民のひとり


写真はウィーン市HPからのものです。

ビーバーさんは川を堰きとめてバイオなダム湖を築き、他の動物たちにも生活環境を提供する働き者。でも以前に紹介した最小市民の場合とは違い「木を倒す、植物を食い散らす」と言って嫌う人々もあるようです。
これは人間の「開発(自然破壊も多い)」によって自然環境が狭められていることに原因があると思います。これからもビーバーさんが暮らしていける自然が保存されることは地球上の全生命にとっても大切なことです。

以前の記事
手で食べる
最小市民


ウィーンのドナウ水郷地帯でビーバーさんのダムやマイホーム外観が見られるYouTubeを探したのですが、ちょっと探したところでは見つからなかったので、チロルのビーバーさんのYouTubeをアップしました。
あまりダムや「マイホーム」がはっきり写っている映像は、ビーバーさんのプライバシー侵害に繋がる恐れがあるのでNGかも知れませんね。

チロルのビーバーさん、ひとりでお散歩(散泳?)ちょっと岸辺で軽食。




ドナウ水郷国立公園の英語HP


      

ゴタゴタ期は8月上旬まで続く予定です。まばら更新が続きますが、たまーに覗いてみてね でも乞無期待





応用美術館

2016-07-23 | 旧市街

オーストリア応用美術館という名前は、絵画・彫刻などの美術そのものでなく、日用品その他に利用された美術、つまり応用された美術という意味です。
ルネサンス頃から現代に至るまでの美術工芸品とデザインが紹介されています。

ゴタリングによる運動不足対策として行ってきました。カメラが壊れてしまい、ウィキ・フリー画像と絵葉書でご紹介


外観


ここには応用美術大学もあります。館内はルネサンスバロックロココアンピールユーゲントシュティル、絨毯、東洋その他色々な部門に分かれており、ユーゲントシュティルの椅子も沢山展示されています。日本の美術工芸品も見られます。

18世紀の着物


江戸時代19世紀初頭の蒔絵の箱


江戸時代19世紀の鞍



展示品も変化に富んでいて面白いのですが、私は入り口ホールも大好き。

ルネサンス時代の映画の撮影にも使えそう




ゴタリングはまだ続きます たまーにご覧くださいませ でも乞無期待






猫には衣装

2016-07-19 | かりねこ

馬子にも衣装」とは全く違って、猫さんはコスプレのスター





この写真は、やっぱりネットで発見したもので、ウクライナのお祭で民族衣装を着た猫さん。
可愛いドレスを着ているので、絶対、女の子に間違いなし

この頃世界のあちこちがワヤクチャで物騒なので、ウクライナ紛争は忘れ去られていますが、決して解決したわけではありません。



ゴタリング継続中で、まばら更新が続きますが、ときたまご覧くださいませ 
でも乞無期待







はったり?

2016-07-15 | その他

お久しぶりでございます まだゴタリング継続中です


オーストリア首相が執務室でサッカーボールを足に乗せています スポーティーですね。
各国の首相の写真でも珍しいかも・・・



(報道写真)

本当にサッカー好きのスポーツマンかも知れないけれど、ひょっとしてハッタリ?と疑えないこともない

昔、アラブの春の前に、知り合いのチュニジア人から聞いた話です。
アラブの春「勃発」とともに早々と亡命したベンアリ大統領が、まだ羽振りを利かせていた頃、颯爽と泳いでいる映像がニュースか何かで紹介されたそうですが、その人の話では、実は水中に潜って下から支えている「影武者」がいたのだそうです。

権力者・為政者というものは、良かれ悪しかれ「はったり」が必要なのでしょうね。「とても私には無理ですが、やらせていただきます」とか言いながら素晴らしい政治的業績を残したなんていう政治家は古今東西、存在しないのではないでしょうか?

日本人が聞くと誇張・大風呂敷に聞こえますが、「ハッタリ」という名前はあります。
以前のところに住んでいた頃、隣の留学生ムイナのところに、おじさん(伯父か叔父か不明)のハッタリさんから電話がかかってきて「ハッタリから電話だよ」と言いながら可笑しくて困りました。


 更に蛇足

日本では(ということは東アジアでは?)両親の兄弟姉妹については、両親より年上か年下かで字が違いますね。
私の乏しい知識の範囲では、ヨーロッパ言語に、こういう区別は無いようです。
ところがアラビア語では父の兄弟姉妹(アーム、アーマ)か母の兄弟姉妹(ハール、ハーラ)か、で言葉が違うのです。
こういう違いは、ひょっとして相続制度の細部の違いによるのかもしれません。


 更に更に蛇足

5月に決選投票のあったオーストリア大統領選挙。3万票ほどの僅差で落選した極右ポピュリズム党(自由党)の候補が、始めは「自分は良い落選者でありたい」とすぐに落選を認めたのですが、多分党内部で「騒ぎ立てたら勝てる」という意見が強くなったのでしょう。苦情申し立てがあり、憲法裁判所が調査したところ、一部の投票所では、規定の時刻より早く開票を始めていたことが分かりました(各党の立会人が到着する前に始める場合もあったのです)。しかし、どちらかの候補のため票数を操作するという本来の意味での不正行為は一切ありませんでした。「できるだけ早く開票結果を公表できるように」という「善意の不正」だったようです。しかも、この「善意の不正」は以前から行われていたのでしょう。しかし、落選候補の党は、これまで一度も苦情を申し立てていません。この党は、以前には大統領なんか廃止しようと言っていたこともあります。今回は郵便による不在者投票の大半が勝った大統領候補への投票だったので、落選候補の党は「郵送投票を廃止しよう」と主張しています。
一部学者などからは決選投票のやり直しは不要という声もありましたが、結局バカンス期を過ぎた10月2日に、やり直し決選投票が行われることになりました。やり直し決定後の街頭録音でも「金のムダ使いだ」「やり直し不要」という声が多かったように思います。
自由党は最近では「勝った候補は高齢だからよくない」と言い始めているようです。なんか滑稽な気がします。
やっぱり、以前にも紹介したように、シンプルなスイス式がいいなと思います。


今後もまだゴタリングによるまばら更新になりますが、たまーに覗いてみてね 
でも乞無期待





夏の庭園

2016-07-11 | そこらへん

相変わらずゴタリング(現在進行形)のため久々更新でございます

それで、もう20日ほど前のウィーンの世田谷公園ピンボケ写真をアップいたします
繰り返しアップしている日本庭園ですが、桜と紅葉の季節以外は長らく行っていませんでした。
緑でいっぱいです できるだけ、今までにないアングルのピンボケを選びました


1)さすがに竹も青々


2)石塔と橋


3)夏に欠かせない小川の流れ


4)水源の井筒も草に囲まれています


5)


6)これも夏に欠かせない滝


7)夏木立


8)睡蓮


9)カメさんがふたり「こんにちは」


10)このアングルは好きで、また載せます


11)夏木立の奥の夏空



世田谷公園以前の記事
満開の桜
咲き始め
庭園点景
ひとりもみじ
秋の脇役
秋の主役


      

この間、このボログの「その他」カテゴリーでも色々起きています。ブレクジット(英国の「家出」)、オーストリア大統領選挙決選投票のやり直し、その他色々ゴチャゴチャ・・・テロ事件も怖いです。
大統領選挙については、憲法裁判所が、一部の投票所で開票が規定時刻通りに始められなかったなどの問題はあるものの、票数操作は一切無かったとの結論を出しています。開票を早く始めたのは、予定終了時刻に間に合わせるためだったようです。それでも、決選投票で負けた党は不正があったと騒ぎ立てています。

こうしたテーマは、そのうちアップしたいとは思っていますが、実現するかどうかは・・・

でも、たまーに覗いてやってくださいませ 恒例、乞無期待






女房担ぎ

2016-07-05 | おきにいり

オーストリアの新聞HPで見つけた愉快な競走
フィンランドでの「女房担ぎ世界選手権」です。と言っても、YouTubeで検索すると他の国でも行われているようです。
参加資格は、両者が認めたカップルであれば良く、夫婦である必要はないそうです。


今年の大会のYouTubeのひとつ




最初のグループで、ちょん髷鬘の人が見えますが、これが日本のカップルで「最も面白いペア」賞を受賞したそうです。「最も良い衣装」賞はエストニアのカップル、「最も強い担ぎ手」賞はフィンランドのカップルが受賞。
今年の優勝はロシアのカップルでした。

とても面白かったので、ゴタゴタ中ですがアップしました


ゴタリングのため向こう暫く、まばら更新です

たまーにご覧くださいませ。でも恒例、乞無期待







女帝のお膝犬

2016-07-03 | かりいぬ

かなりゴタゴタ中で長らく御無沙汰いたしました

まだゴタゴタが続きますが、前回の猫さんたちがお住まいの自然史博物館にワンコさんもいらっしゃいます




マリア・テレジア女帝の愛犬。目の大きな美形ですね。うっかり脇の説明を読まなかったのですが女の子のように思えます。
次に行ったとき読んできます

カールVI世の唯一の息子が早世したため、娘のマリア・テレジアが後継者となりました。ロートリンゲン家のフランツ・シュテファンと、当時としては異例の恋愛結婚し、正式に皇帝に即位したのはフランツ・シュテファンなのですが、彼は控え目なのか趣味人だったためか(多分両方)政治には全く口出しせず、マリア・テレジアが一切の政務を行いましたので、彼女は女帝と呼ぶことにしています。

フランツ皇帝が可愛がっていたカナリアも、ナポレオンII世の可愛がっていたトサカヒバリも剥製となって、今も夫々宮廷家具博物館シェーンブルン宮殿のナポレオンの部屋にあります。
そのうち、写真を撮ってこようと思います。


まだゴタリング(現在進行形)ですので、まばら更新が続きますが、たまに覗いてやってくださいませ
でも恒例、乞無期待