お久しぶりでございます
まだゴタリング継続中です
オーストリア首相が執務室でサッカーボールを足に乗せています
スポーティーですね。
各国の首相の写真でも珍しいかも・・・
(報道写真)
本当にサッカー好きのスポーツマンかも知れないけれど、ひょっとしてハッタリ?と疑えないこともない
昔、
アラブの春の前に、知り合いのチュニジア人から聞いた話です。
アラブの春「勃発」とともに早々と亡命した
ベンアリ大統領が、まだ羽振りを利かせていた頃、颯爽と泳いでいる映像がニュースか何かで紹介されたそうですが、その人の話では、実は水中に潜って下から支えている「影武者」がいたのだそうです。
権力者・為政者というものは、良かれ悪しかれ「はったり」が必要なのでしょうね。「とても私には無理ですが、やらせていただきます」とか言いながら素晴らしい政治的業績を残したなんていう政治家は古今東西、存在しないのではないでしょうか?
日本人が聞くと誇張・大風呂敷に聞こえますが、「ハッタリ」という名前はあります。
以前のところに住んでいた頃、隣の留学生ムイナのところに、おじさん(伯父か叔父か不明)のハッタリさんから電話がかかってきて「ハッタリから電話だよ」と言いながら可笑しくて困りました。
更に蛇足
日本では(ということは東アジアでは?)両親の兄弟姉妹については、両親より年上か年下かで字が違いますね。
私の乏しい知識の範囲では、ヨーロッパ言語に、こういう区別は無いようです。
ところがアラビア語では父の兄弟姉妹(アーム、アーマ)か母の兄弟姉妹(ハール、ハーラ)か、で言葉が違うのです。
こういう違いは、ひょっとして相続制度の細部の違いによるのかもしれません。
更に更に蛇足
5月に決選投票のあったオーストリア大統領選挙。3万票ほどの僅差で落選した
極右ポピュリズム党(自由党)の候補が、始めは「自分は良い落選者でありたい」とすぐに落選を認めたのですが、多分党内部で「騒ぎ立てたら勝てる」という意見が強くなったのでしょう。苦情申し立てがあり、
憲法裁判所が調査したところ、一部の投票所では、規定の時刻より早く開票を始めていたことが分かりました(各党の立会人が到着する前に始める場合もあったのです)。しかし、どちらかの候補のため票数を操作するという本来の意味での不正行為は一切ありませんでした。「できるだけ早く開票結果を公表できるように」という「善意の不正」だったようです。しかも、この「善意の不正」は以前から行われていたのでしょう。しかし、落選候補の党は、これまで一度も苦情を申し立てていません。この党は、以前には大統領なんか廃止しようと言っていたこともあります。今回は郵便による不在者投票の大半が
勝った大統領候補への投票だったので、落選候補の党は「郵送投票を廃止しよう」と主張しています。
一部学者などからは決選投票のやり直しは不要という声もありましたが、結局バカンス期を過ぎた10月2日に、やり直し決選投票が行われることになりました。やり直し決定後の街頭録音でも「金のムダ使いだ」「やり直し不要」という声が多かったように思います。
自由党は最近では「勝った候補は高齢だからよくない」と言い始めているようです。なんか滑稽な気がします。
やっぱり、
以前にも紹介したように、シンプルなスイス式がいいなと思います。
今後もまだゴタリングによるまばら更新になりますが、たまーに覗いてみてね
でも乞無期待