12月8日は
マリアさまの受胎日ということで祝日です
(祝日なのはオーストリアのほかスイス、スペイン、イタリア)
正式には
無原罪の御宿りという名称。
ムリーリョの作品
各国Wikipediaを覗いても、スペイン画家の作品が多く紹介されています。
ダヴィンチの絵で名高い
受胎告知の日は3月25日(または4月7日)で、その後約8ヵ月目に受胎したことになるのかな?
そしてキリストさんのお誕生日が12月25日というのは、受胎してから生まれるまで17日間という超スピード?それとも翌年の12月25日?
教会の祝日は、何世紀も経て順次制定されていったので、まとめて見渡すと、ちょっと混乱するところもあります。それに
東方教会、
西方教会、カトリックとプロテスタント、その他の諸教会でも色々違います。
1477年にローマで、この記念日(無原罪の御宿り)が制定されて以来、オーストリアでは12月8日となっています。その後、
三十年戦争でウィーンが被害を受けなかったことに感謝して、
皇帝フェルディナント3世が、マリアさまをオーストリアの守護聖人とし、12月8日が祝日となりました。
12月8日にオーストリアの店舗が閉まっていた頃、とりわけ
1989年の東欧開放以来、国境に近くに住むオーストリア人が大挙して隣接諸国に買い物に出掛けるため、国境近くのオーストリアの店舗から「売り上げが減る」という苦情があり、1995年に法規が改定されて、祝日の12月8日にも、オーストリアの店舗が営業してよいことになりました。
もう2週間かそれ以上、曇天(実は高所霧が晴れない)が続き、霧雨が降ったりやんだり。アルプス以北のヨーロッパで典型的な晩秋から冬への空模様。
外出にも、外で写真を撮るのにも全然向かない天候です。
でも、また頑張ってピンボケ写真をアップいたします・・・のつもりです