みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

天地ぐじょぐじょ

2013-02-27 | そこらへん

この1、2月、暗い曇天続きで、よく雪も降り、「そこらへん」のピンボケ写真を撮る機会が無かったのですが、久々に、雪でぐじょぐじょの「そこらへん」風景を撮ってきました。


1)よく登場する国鉄の高架線横


2)近所の教会前広場への道


3)これは「上で工事中」のしるしですが・・・

・・・「屋根雪崩」の危険があるときにも、こんな標識が出されます

「屋根雪崩Dachlawine」というのは、ビルの屋根に積もった雪が、まとまった量でドッと落ちてくることで、量が多いと、ちょっと危険です。

4)小さな除雪車が雪かきしていました


5)よく登場する広場:太陽光電池は多分、街灯用・・・

・・・でも、この冬は日照時間が極めて少ない

6)「10番地のマリー」の雪景色


7)いつもの教会


8)教会の外壁にある戦没者記念銘板(この上にレリーフ)


9)教会前広場と市電線路


この部分、両方向の市電線路を敷くと場所ふさぎなので、反対方向への電車は、並行した次の通りを走っています。ほかの一般道路では両方向とも同じ道路上にあります。

10)その通りへ向かう道


11)もうひとつの広場


12)ぐじょぐじょの道

冬の道路で一番気分の悪い状態


      

ここらへんは、今冬、日照時間が極めて少なく、雪も繰り返し降ります。
近代的な気象観測始まって以来過去130年で最も日照時間の少ない冬のひとつで、この時期の長期平均日照時間より37%少ないそうな。
今冬より日照時間が少なかったのは1903年から1904年の冬だけ(このときは長期平均より48%少なかった)


春(晴れ)よ来い、早く来い




いちぶんのいち

2013-02-25 | おきにいり

ご存知の方は既に良くご存知(当たり前!)の「百姓貴族」

まあ、正確には「イモ作り酪農貴族」

第1巻は「日本の食料自給率わずか40%」という恐るべき事実から出発

「いや工業国なんて、そんなもんだろう」と思っていた私は、ネット検索の結果、工業国の中で食料自給率の一番低い国が日本と知ってビックラしました

図録日本および各国の食料自給率の推移


で、第2巻


この中には「日本分割統治計画」が出てきます
第二次大戦の戦後処理計画の中に、この案があったのです。
もし、この計画が実施されて北海道がソ連領だった場合「百姓貴族」はどうなるか、というお話

私は、この本を読むより前、4ヵ国分割統治をテーマとした冒険小説を読んだのです。

それが井上ひさしの「一分の一」



物語は、戦勝4ヵ国による分割統治がほぼ固定化された日本で繰り広げられます。
東京は、戦後のベルリンやウィーンと同様4ヵ国共同管理(この場合は米・英・仏・ソ)で、しかも六本木交差点のとこで、アメリカ管理区、ソ連管理区、中国管理区、イギリス管理区が衝突
しかも更にその一角には、名目上の連合国側45ヵ国の占領管理地区もあり、冷戦時代のこともあって、様々な国籍のスパイが暗躍
ソ連領内で生まれ、ロシア式正式名サブロー・ニザエモーノヴィッチ・エンドー(日本語名、遠藤三郎)という主人公が、数少ない同志とともに、命がけの日本再統一運動を開始、奇想天外と言うより荒唐無稽な、それでも手に汗を握る冒険物語
残念ながら未完のままですが、それでも2冊十分楽しめ(大笑いでき)ます

アマゾンで販売しています
上巻
下巻

「一分の一」については続きを予定していますが・・・ 恒例、乞無期待





黄色いワンコ

2013-02-23 | かりいぬ

犬さんが黄色いのではありません。黄色いリボンをリードにつけた犬さんたち





既にご存知の方も多いと思いますが、ハンディキャップや問題をかかえた犬さんには黄色いリボンをつけて、周囲の人たちが配慮できるようにしましょうというプロジェクトです

上のイラストが出てくる英語HP
同じ内容日本語版


      

 黄色いワンコの蛇足

タイトルを「黄色いリボン」にしなかったのは、古い映画の日本語題名と同じだからです。英語の原題を直訳すると「彼女は黄色いリボンをつけていた」
ついでに他の言語のタイトルを覗いてみました
ドイツ語:悪魔の大尉(それほど毅然としているという意味らしい)
フランス語:英雄的任務
イタリア語:北西の騎兵隊
スペイン語:無敵部隊
国によって色々です。日本語タイトルは原題に近いしニュートラルに印象的でいいみたい

Wikipedia:黄色いリボン(映画)





無墜落

2013-02-21 | ことば

久々「ことば」のコトです


1月7日のNZZ(新チューリヒ新聞)に奇妙な見出しがありました。

「フランスでは飛行機が墜落しなかった」

原文は"Kein Flugzeug in Frankreich abgestuerzt"

なんて奇妙な記事 
普通堕ちると記事になる飛行機が堕ちなかったとは、どういう記事だー

と思ったら読み違えでした
正しくは「小型機がフランスで墜落」

正しい原文は"Kleinflugzeug in Frankreich abgestuerzt"


2月5日のNZZ(新チューリヒ新聞)にも奇怪な見出し・・・

「ローマ空港の本屋」

原文は"Buchhandlung auf Flughafen in Rom"

空港に本屋があるのは普通だけど、何か特別な話なのか

と思ったら、また読み違えでした
正しくは「ローマ空港で着陸失敗」

正しい原文は"Bruchlandung auf Flughafen in Rom"


    

私がおっちょこちょいで早とちりのせいか、目が悪いのか、時々こういう読み間違いをして、自分でゲラゲラ笑ってしまいます。
このみみずボログを始める以前、そういう読み違いばかり集めてブログにしようとドイツの無料ブログ・サービスを利用して幾つかアップしたのですが、そのまま放置していたので、消滅して(除去されて)しまいました。

これから又「読み間違い」をアップしようかと思いますが・・・ 乞無期待






西洋無常観

2013-02-18 | おきにいり

ちょこっと大分ご無沙汰しました

「コタコタ(ゴタゴタほどではない)」仕事しているとき
BGM代わりのラジオから聞こえてきた印象的なメロディー
直ちにYouTubeを見たところ沢山ありました

「人生は影のように過ぎて行く」という歌です。イタリアの古い歌で、歌詞の作者は不明のようですが、作曲家はステファノ・ランディとなっています。

「年月は限りなく続くように思えるが、すぐに終わる。人生は夢のようなもの、喜びは短い。薬も役に立たない。歌いながら、踊りながら、人はいつか死んでいく」という内容は、閑吟集の「一期は夢よ、ただ狂え」に通じるもの。
「bisogna morire(ビソーニャ・モリーレ=誰もが必ず死ぬ)」が執拗に繰り返されます。


バージョン1)オランダのアマチュアコーラスのコンサートらしい



この歌がイタリアだけでなく広く知られ愛されているということでしょう。


バージョン2)ヴェネチアの風景が楽しめます



いつか必ず水没すると言われているヴェネチアは、この歌の「無常観」にぴったり。


バージョン3)踊り付き



イタリアのどこかでの振付コンクールの模様らしい。


Wikipedia:Stefano Landi(英語)

「Passacaglia della vita」あるいは「Homo fugit velut umbra」で検索するとYouTubeに沢山あります


これから又セッセとぼつぼつボログっていく予定でございますので・・・ 乞無期待





緑の袖

2013-02-08 | おきにいり

グリーンスリーブスは、世界的に良く知られ親しまれている旋律です。

緑の袖の女性に、ソデにされた失恋の歌       

ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティによる「緑の袖」

Wikiフリー画像です


緑の袖のレディはアン・ブーリンだという伝説もあります。


雪の中、チェロだけによる演奏



背景の古都はチェスキー・クルムロフです。

Wikipedia:チェスキー・クルムロフ(美しい写真をご覧ください)



      

ちょっとコタコタ(ゴタゴタほどではない)しておりまして数日更新無し

来週には又更新いたします(予定です)ので・・・ 乞無期待 





バロック・オペラ

2013-02-06 | おきにいり

川べり劇場で1月29日に観た(聴いた)オペラ。

ヘンデルのオペラ「ラダミスト」で、これも12月にアップした「画家マティス」同様、めったに上演されない作品です。特徴は、カストラートが主役を歌うこと。現代ではカウンターテノールが歌います。

以前にみみずボログでアップした別のオペラ:西洋怪談


「ラダミスト」のあらすじは英語ウィキでどうぞ(短い説明です)

川べり劇場のプログラム表紙


主役はデイヴィッド・ダニエルズが歌っています。英語ウィキ

別のオペラですが・・・
ヘンデルの「クセルクセス(セルセ)」の「オンブラ・マイ・フ


ダニエルズが歌っています


      

北半球、雪勝ちの天候なので花畑の画像もご覧ください(春は、もうすぐ)
ユーゴーの詩にグノーが作曲した「セレナーデ」ダニエルズの歌








白に黒

2013-02-04 | かりいぬ

忙しいシュバルツママさんから「雪の中のシュバルツくん」が送られて来ました

甲斐犬シュバルツくんは黒いので、この名前(Schwarz=ドイツ語で「黒」)

シュバルツくんも、多くの犬さん同様、雪が大好き


雪を吟味?するシュバルツくん


喜んではしゃいでいる感じ


ニータちゃんを可愛がっていた知り合いにも、この写真を送りました。
「幸せな様子が良く分かりますね」というコメントが来ました

シュバルツくんの以前の記事
名犬と美女
名犬年賀

      

前回の追記

ロンドンの友達から寄せられた「対訳サザエさん」の感想

受け取ったとき
I am thrilled about the copy of The Wonderful World of Sazae=San. I really think I'll enjoy reading it. I like the drawings, they look very intriguing.

読んだ感想
...my extra 'thank you' for sending me, as a present, the wonderful book.
I found it very witty, very entertaining and it was a pleasure to read it...






無境界

2013-02-02 | おきにいり

誰でも見て楽しめる本やDVDは貴重です。
大抵の国の人が言葉の違いを心配せずに楽しめるので「無境界」


海月さんのブログに紹介されていた写真集


この写真には言葉が不要です。巻末に英語による説明もあります
アマゾン「みさおとふくまる」


数年前、成田空港の本屋で見つけた対訳サザエさん

今は2巻が1冊残っているだけ

その後、日本アマゾンでも買い、オーストリア、ドイツ、イギリスの友達に贈っています。とりわけ、例の和英辞典編纂の先生はすっかりお気に入り。これまで5巻までプレゼントしました。大学へも持参、バスの中で読んだりしているそうです
アマゾン「対訳サザエさん」(文庫版と新書版あり)

「対訳いじわるばあさん」もあります(これも前述の先生のお気に入り、既に3冊贈呈)


忠実な名犬?グルミットの制作チームによる子羊ショーン・シリーズ


このシリーズは、セリフ無しでストーリーが分かるようになっています。だから、吹き替えも不要。ショーンのいたずらがすごい
アマゾン「ひつじのショーン」シリーズ(左下のゼロは「零才からOK」という意味)