みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

むさにゃ

2010-05-28 | マウスらくがき


 珍獣むささびニャンコです 

なんてえのは、全くのデタラメで、実は数ヵ月前のマウス描き練習

メチャメチャですけどハートがあります


上のラクガキの「裏返し」



マウス描きだから下手なんですよ 
(ご存知の通り、手描きでも下手です)


ちょっと取り込み中でして、おんぼろピンボケ写真に代わり、
おんぼろラクガキで場所ふさぎ
と言いながら、数日中には又ピンボケ写真などアップするかも知れません。

こんな、おんぼろブログですが、これからも、どうぞ宜しく




ネコとゾウ

2010-05-26 | おきにいり


前回ご紹介しましたニャンコDVD、YouTubeにありましたのでアップ

イル・ミオ・アミーコ・ガット
Documentario gatti - Il Mio Amico Gatto - parte 1/6


出だしの9分間。イタリア語ですが、内容は明瞭。
ネコは4000年前から人間と深い絆で結び付いている。ネコは知能が高く単独生活ができ、独立独歩である。従って、イヌのように「仕事」を「委嘱」することはできない。家畜化された主な動物の中で、ネコは唯一「仕事」をしない動物である。ネコの身体には優れた特質があり・・・
といったお話です。ネコを紹介するドキュメンタリーは各国に色々あると思いますが、要するに、いくら見ても可愛い


  

24日は「精霊降臨節の月曜」というカトリックの祝日でお休み。友達に勧められたドキュメンタリー映画を見てきました。ロシア文学をドイツ語に翻訳する翻訳者として現代ドイツの第一人者であるスヴェトラーナ・ガイヤー(85才)を紹介するドキュメンタリー。

5頭のゾウを連れた女性

映画館で買ったプログラム(上の写真が18才のガイヤー)


5頭のゾウというのは、彼女が訳したドストエフスキーの5大作で、映画の一部を紹介するYouTubeで、彼女が本を手にとっては「1頭目のゾウ」「2頭目のゾウ」・・・と数えるシーンがあります。
スヴェトラーナ・ガイヤーはウクライナの生まれで、お父さんはスターリンの粛清の犠牲となり、ナチス・ドイツ軍のソ連占領中、ドイツ語ができるため18才で通訳として働き始め、戦争末期に撤収するドイツ軍とともにドイツへ来て、更にドイツ語を研鑽。その彼女が、ウクライナの招待で、約65年ぶりに故国を訪れます。スヴェトラーナ・ガイヤーは優れた翻訳家であると同時に、20世紀ヨーロッパ史の生き証人です。

これもYouTubeに紹介がありましたのでアップします


5頭のゾウを連れた女性
Hot docs 2010 Trailers: THE WOMAN WITH THE 5 ELEPHANTS

ドイツ語とロシア語で英語字幕付き

追記:若い頃のスヴェトラーナ・ガイヤーがチャーミングなので、勘ぐる向きもあるかと思いますが、映画の中で彼女自身「ベットに呼び込もうとか、そういう下心は全く無しに、多くのドイツ人が私を助けてくれました。私の翻訳は、彼らに対する感謝の気持ちです」と述べています。彼女の知的な美しさは85才の今、ますます輝いているように思えます


どうも、日本では紹介されていないようです。ロシア語からドイツ語への翻訳者というのでは、あまり関係ないせいかもしれません



がっと

2010-05-24 | おきにいり


さつきねこ」のついでに、手持ちのニャンコDVDをアップしました
と言っても、たったの2ケです いずれも、トリエステで買いました。


アリストガッティ(原題「アリストキャッツ」、日本題「おしゃれキャット」)


ガッティはガット(猫)の複数形(雌猫はガッタ)。原題もイタリア語も直訳すれば「貴族猫」。古いディズニー・アニメですが、ニャンコがみんな可愛いです
ダッチェスと3匹の子供たち、大抵の言語では原語版を用いているようですが、イタリア語版では、ドゥケッサ(母:ダッチェスのイタリア語)、ミノー(おしゃまな女の子)、ビゼー(ピアノを弾く男の子)、マティス(絵を描く男の子)
ダッチェスと子供たちを助けるオス猫トーマスも、イタリア語版ではロミオ
トーマス=ロミオの仲間たちが演奏するジャズがステキですね 1910年のパリが舞台のはずだけど、ジャズのところは、やっぱりアメリカっぽい
アマゾンでスペシャル・エディションが購入可能


イル・ミオ・アミーコ・ガット(猫は友達)


ディスカバリーチャンネルのドキュメンタリー映画をDVDにしたもの。


そう言えば、黒澤明の「まあだだよ」もDVDを持ってます。可愛がっていたノラが失踪し、百先生と弟子たちが必死に捜索するところでホロリ
ついでに文庫本「ノラや」も読みましたが、ノラさんは帰ってこないし、クルさんは亡くなるし、読むのがつらくて、読み終わるまで随分日数がかかりました



さつきねこ

2010-05-22 | かーど&手描き


5月はゴマグリモナカ王国のバースデー・ラッシュ。
しかも、うずらロメオちゃんの「選定」誕生日は4月29日・・・
「ロメオ」を付けて呼ぶほどの自称うずらファンの私、29日に間に合わず、その後も立ち遅れ

今日は皐月の猫の日(ニャンニャン)
とこじつけまして、ゴマグリモナカ王国の「さつきねこ」カルテットをご紹介


皆さん、お誕生日おめでとうございます




左からモナ氏(以前は6月15日誕生日となっていましたが、最新の記載では5月生まれ10才)、シロップ姐さん(隊長:選定誕生日5月10日、5才)、うずらロミオちゃん(5才)、PC仔狸美少年アール王子(昨年5月生まれで芳紀1才、猫白血病でインターフェロン治療中ですが元気いっぱい)

皆さん共通の後ろ向き輪郭だけ手描きしてスキャン、短冊状にして、ペイント・メニューでマウス着色したものです。ペイント・メニューの塗りつぶし機能では、どうしても輪郭の周辺に空白が残ります。マウス着色なので手が思うように動かず、シロップちゃんを除き、皆さんの模様も霧吹き機能で描いているので不細工ですが、Michimichiさん、カルテットの皆さん、お許しください
実は、手で着色しても同様に下手です


以前のモナうずシロお誕生日記事
ごぐもポスト
魅惑のトリオ



 おまけ 読書猫 



「本を開くと、必ず何か勉強してしまうもんだよ。」(ことわざ)

直訳すると「何かを学ぶこと無しに本を開くことはできない。」
猫さんには本が良く似合います 動物保護団体の栞です



三段抜け後編

2010-05-20 | そこらへん


前回「三段抜け」の続きです


聖人像のある2つ目の階段トンネルを通過すると2つ目の中庭


左側の壁に旗のようなものが見えるのは自転車屋さん入り口


振り返って上を見上げたところ:壁を修理した方が良さそう


3つ目の階段トンネルにはカフェ「カンディンスキー


ロミー・シュナイダーゲバラが入り口でお出迎え


カフェ入り口右上の壁にある模様(ここは3つ目の中庭)

以前の修道院が所属していたオロモウツ大司教座に関係あるかも?

3つ目中庭にはレストランがあります


中庭の左手に咲く鉢植え


平らな最後のトンネルを通って振り返ったところ


外へ出ると出入り口上には表示が・・・「自主的通り抜け」


出入り口全景(Wikipediaフリー画像)



出てきた通りは「ひばり野通り」(Lerchenfelderstrasse)



三段抜け

2010-05-18 | そこらへん


以前にアップした旧市街の「通り抜け」から久々にまた「通り抜け」です

以前の記事
通り抜け1
通り抜け2

今度の「通り抜け」は旧市街に隣接する7区(旧市街の西側)にあります。
市内での位置はこちら(濃いグレーが7区、その右が旧市街)


ただの住宅入り口に見えますが・・・


なにやら奥深い西洋版「ウナギの寝床(←ウナギのつもり)


ここは、かつて修道院で、現在の建物は1847年に建てられ、3つの小さな中庭を階段で結び、
並行に旧市街へ向かう2つの道路を結んでいます。
つまり三段式になっているので「三段抜け」
いつ修道院が廃止され、現在の集合住宅になったか、まだ不明です。
もし判明したら「今日の蛇足」としてご報告

ボケボケですが門を入ると最初の階段トンネル

南側の通りから北側の通りへ向かいます。

最初の中庭:右側


最初の中庭:左側

上の階は住まいですが、中庭に面した左右は、催し物会場とかお店など

右側の一角には、こんな「飾りつけ」が・・・


左側には、雨風で大分くたびれた立て札:「私も生きさせてください」

ワンコのお散歩中、急場しのぎに鉢植えをトイレ代わりにする不届きな飼い主がいるらしい

2つ目の階段トンネルに入りました


ここには、こんな聖人像があり、修道院時代の名残りかな



後半も画像が多いので・・・続く  恒例 乞無期待 



犬村氏

2010-05-16 | おきにいり


ワンコついでに、私のお気に入りワンコもアップ
稀代の迷犬?スヌーピーと肩を並べる稀代の名犬グルミット

怠惰&いい加減の天才(天災?)スヌーピーがアメリカ在住で、まるで猫村さんのように家事をこなし、電子機器も扱えるグルミットがイギリス在住なのは、単なる偶然で、決して国民性(国犬性)によるものではないと思います

猫村さんのように良く働くグルミットは・・・つまり犬村氏


今さら紹介するまでもない「ウォレスとグルミット」DVD3枚

オスカーなど数々の賞を得た3作品のDVD


大きなお出掛け」は日本題「チーズ・ホリデー」、ドイツ語では「全てはチーズ」
   「月は全てチーズでできている」という素晴らしい仮説が映像化されています
間違ったズボン」は日本題「ペンギンに気をつけろ!」、ドイツ語「テクノ・ズボン」
   グルミットが涙ながらに家出しかけますが、結局ピンチのウォレスを救出
ぎりぎり刈り」は日本題「危機一髪」、ドイツ語「羊の群れにまじって」
   グルミットが無実の罪で監獄へ 子羊ショーンが活躍。
   ショーンはその後、独自シリーズの主人公として活躍中


映画館用長編「兎男の呪い」(兎男は狼男のもじり)

日本題「野菜畑で大ピンチ」、ドイツ語「大ウサギを追って」

W&Gシリーズ最高の傑作で、登場する沢山のウサギたちが、とってもチャーミングです。エンディングの最後まで、可愛いウサギたちが「活躍」
それに「キングコング」やレッドバロンなど様々なパロディがちりばめられています


パンか死か


原題の「ローフ・アンド・デス」は「ライフ・アンド・デス(生と死)」のもじり、ドイツ語「レーベン・ウント・ブロート」も「レーベン・ウント・トート(生と死)」のもじりですが、日本題は「ベーカリー街の悪夢」


他にも短編を集めたDVDがあるようです。このブログの常として、いずれも古い情報でスミマセン
いずれもアマゾンで入手可能です

スヌーピー公式サイト
ウォレスとグルミット公式サイト

みみずブログのスヌーピー関連記事:そっぴーす



しょっぷどっぐ

2010-05-14 | かりいぬ


久々に、ちょこっとワンコ

旧市街のお気に入り小路で見かけたお店の「看板ワンコ」

今まで気が付かなかったけど・・・器量良し(美女か美男か不明)


宝石店なので、もちろん敬遠



トレーニング・センター近くの、これはショップ・ドッグでなくドッグ・ショップ

お店の名前はブンター・フント(英語ならカラフル・ドッグ、つまり彩犬?)

休日で閉まっていますが、食品からアクセサリーまでワンコ・グッズ専門店


家の近くのペットサロン

おもちゃ屋さんか託児所みたい



くっこりさん

2010-05-12 | そこらへん


月光&七星に続き、おもしろい地名第2弾。今回は、ちょっと画像が多いです

「コックリさん」の書き間違えではありません。くっこり山」なのです



市街地南部にあるモンテクッコリ広場


モンテクッコリというのはイタリアの貴族の名前で、直訳すれば「クッコリ山
その「くっこりやま」さんが、司令官となってトルコ軍を打ち破ったのを記念した地名

広場の表示をちょこっとアップ


広場の一角にあるガーデン・カフェ


その向かい側の建物、ホテルらしい


広場の前から続く道


角のお花屋さん


道を隔てて広場の向かい側、長い塀で囲まれた緑地帯は墓地です


墓地の入り口


入り口から中を見たところ


ここにはグスタフ・クリムトなど芸術家の墓碑があります。
クーデンホーフ光子さんのお墓もこの墓地にあります。

もう一度広場右手のホテルと通り


帝国軍司令官だったモンテクッコリさん

Wikipediaフリー画像


 おまけ くっこり山の近く 


クッコリさんから北へバス停3つ目、この見栄えしない川がウィーン川

ウィーン(川)は女性名詞で、ウィーン(都市)は中性名詞
向こうに見えるパビリオンは、オットー・ワーグナーの歴史的建築です

ここにも長~~い塀に囲まれた緑地:クリの花満開


このクリは「ウマグリ」と呼ばれ、やや有毒のため食べられません。名前にもかかわらず、馬の飼料としても良くないそうです。鹿は毒素を消化できるため、このクリが食べられるということです。
詳しくはこちら(英語)

これは皇帝家の夏の離宮だったシェーンブルンの敷地

向こうに宮殿の一部が見えます:つまりクッコリさんの広場は宮殿の南方にあります





宮殿の見学コースは入場券を買うのにも行列のことがありますが、広大な庭園はいつでも入場無料。今住んでいるところから何と市電1本で直通と分かったので、ときたまピンボケ写真を撮りに行こうかと思います

今回はクッコリさんが目的だったので、脇を素通りしました



京狸汁の一大事

2010-05-10 | おきにいり


シュバルツママさんからいただいた「タヌキ本」楽しく読みました




チラッと見ただけでも沢山ネット記載があり、今さら紹介するまでもない本のようですが・・・
京都に棲む由緒ある狸一族に天狗も入り乱れての愉快な冒険物語です
変幻自在の化け力がありながら、何故か狸汁に調理されてしまう愛すべき狸さん。でも、タイトルが示すとおり、最後には一家有頂天の幕切れとなりますので、これから読もうかな、という方もご安心ください

表紙のイラストからは、京町家の情趣が立ちのぼるようです。現代の京都が舞台で、言わば「役に立たない現代京都ガイド」にもなっています。「役に立たない」というのは、出てくる店など、多分、架空のものもあるからです。

こういう狸さんたちに戦国京都で活躍してもらったら面白かろうな~と思います。例えば、本能寺で自害した信長さんは、実は狸さんが木の葉で創った替え玉で、本物は、大陸に渡ってヌルハチさんになったとか・・・(義経さんがジンギスカンさんになった伝説もありますから
それより、もっとリアリティ?があるのは、小栗栖で落命したと言われる光秀さんが、実は狸さんの用意した木の葉の替え玉で、本人は天海さんになって活躍

Amazon.jp:有頂天家族

この記事のタイトル(きょうだぬき、しるのいちだいじ)は、全く何の関係もありませんが「京鹿子娘道成寺」のマネです

以前チラッとアップしましたが、戦国時代から江戸初期の京都を舞台に、嵯峨本を本当の主人公とする「嵯峨野明月記」。町衆の立場から距離を置いて語られる本能寺前後の様子が圧巻で、ひところ繰り返して読みました。



以前の記事:よしの山



 ふろく:近所のお花 








 今日の蛇足
アイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル火山がまた火山灰をまき散らして、ヨーロッパの空路が、
トコロマダラに乱れています