Sars-CoV-2による
Covid-19パンデミックで世界中大騒ぎですね。長引いて誰もが疲れ気味
その「副作用」で世界的にブームになっているのが手作りマスク
日本の場合「なかなか手に入らないから作ろう」という人も多いのでしょうか。
オーストリアでは(多分他の国々でも)スーパーのレジや薬屋さんで使い捨てマスクを売っていて(知っている範囲では1枚1ユーロ)、品薄で大騒ぎということはないのですが、「オリジナルなマスクを作ろう」という人もあるようです。手作りの布製だと洗って繰り返し使えるという利点もありますね。
何よりも、こんな鬱陶しい時期にカラフルな手作りマスクは楽しいと思います
いつものHPに載っていたカラフルなマスク
日本語でもドイツ語でも「マスクを手作り」でネット検索すると、もう全部見きれないほど沢山の手作りマスクが出てきます。
横着者にも便利なのは、ハンカチを折りたたんで髪ゴムで耳にかけるインスタント・マスク
試しに手持ちのハンカチ・インスタント・マスクで買い物に行きました。使い捨てマスクは両頬のところに隙間ができますが、このハンカチ・インスタント・マスクだと、どこにも隙間ができません。付け心地も快適でした。
5月1日は
メーデーで祝日、毎年、市庁舎前広場で集会がありデモ行進が行われるのですが、今年はイベントは一切なし。
それでも5月1日からは外出自粛期間も終わっているので、何かの団体がデモ行進をしたようです。もちろんソーシャル・ディスタンスは守られています。
5月1日が祝日なので、5月2日から全ての店舗が平常営業となりました。
下のグラフはオーストリアにおけるCovid-19の
基本再生産数です。1人の感染者が次の1人に感染させると基本再生産数は1で、この数字が零コンマ以下で小さいほど、
疫学的には好ましいわけです。
3月11日から暫く数値の上昇が続いた後、次第に減少、4月4日頃からは「1人が1人」以下になり更に減少していましたが、5月1日から外出自粛期間は終わり、店舗も平常営業になると分かったころから、また「1人が1人」に近づいてきました。
油断すると、また感染拡大が始まる可能性もあります。
NATOは秋にCovid-19第2波があると想定して長期的作戦を検討しているそうです(いつものHPが
シュピーゲルの記事を引用)。
もういい加減飽きているSars-CoV-2とCovid-19ですが、まだまだ油断せず、適度にリラックスして過ごしましょう
追記:どこぞの国の大統領が「殺菌剤を注射すればいいのに」とか何とか言ったため、それまで誰もやったことのない殺菌剤服用という暴挙をした人たちがいて、病院に運び込まれたそうな
こういうときだからこそデマ・流言飛語(現代語では「フェイクニュース」)に惑わされず、信頼できる機関の正確な情報を得るようにしましょう