ちょいゴタの予定が、引き続くゴタがあって長らくご無沙汰いたしました
前回も書き、もう日数が経ちましたが、オーストリアの新大統領。
この写真は、外出中、選挙サポーターから手渡された葉書版のチラシです。ファン・デア・ベレン大統領の略歴は
以前のボログ記事に書きました
日本語ウィキは大まかなので、英語ウィキ
Alexsander Van der Bellenをご覧ください。
選挙結果はオーストリアのメディアで詳しく分析されていますが、幾つかのポイントを挙げれば・・・
女性投票者の60%以上がファン・デア・ベレンに投票。男性投票者の場合はその逆。
教育水準が高いほどファン・デア・ベレン投票者が多くなっています。
以前にも書いたように、都市部はファン・デア・ベレン、農村部が右翼ポピュリスト候補、とりわけウィーンは圧倒的多数がファン・デア・ベレン投票者でした。今回の決選投票では、農村部でもファン・デア・ベレンの得票数が増加しました。
その結果、無効となった前回の決選投票における3万の票差が、今回は30万の票差となりました。
前回の票差では、対立候補の党はゴネれば勝てる、と思ったようですが、あまりプラス効果はなかったようです。
11月の終盤戦では、いかにも排外主義の党らしいデマ宣伝もありました。
その1)ファン・デア・ベレンの先祖はオランダの貴族だったから彼はオーストリア人ではない。
でも、当時のオランダは
ハプスブルク皇帝を頂点とする
神聖ローマ帝国の領内でした。ヨーロッパ人は概ね「ヨーロッパ人」なのです。
その2)ファン・デア・ベレンはスパイとして働いていた。
これは、国際的な学術交流のことをスパイと騒いだだけで、あまりにもお粗末なデマ宣伝でした。
その1)に関して追加すれば、ヨーロッパには純粋なXX人というのは、むしろ稀なのです。
以前に知り合いの
ブラチスラヴァ大学(
スロヴァキア)の先生から聞いた話:その先生が授業で「純粋なスロヴァキア人なんていない」と話したところ、ある学生が「ボクは純粋なスロヴァキア人です」と発言したので、先生が「君の姓は?」と訪ねたところ、マイヤーだか何だか典型的なドイツ人の姓を名乗ったので、教室中大笑いになったということです。
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大統領
はったり?
昨年末もドタバタして、カードの手作りにも手が回りませんでした。今年こそと思っていたのですが、急遽、日本へ行くことになりました。
ウィーンへ戻る日は未定です。それで、早くも届いたスイスの友達の手作りカードをアップします
両親と娘2人の合作
盲導犬候補の仔犬や引退犬の世話をしている一家:猫さんも家族の一員
以前にアップしたカードで少年だった息子さんが、もう立派な青年です
上のカードに便乗して、皆様、どうぞ良い年末年始をお過ごしください。
来年が良い年になりますように
そういうわけで、また暫く御無沙汰いたします。
再開後はたまーに覗いてやってくださいませ
但し恒例、乞無期待