去年のことですが、何かを検索しているときに「
mankind's best friend」という表記を見つけ、それは誰かと見てみれば・・・
犬さんでした
人間とともに暮らしている動物は他にも色々存在し、とりわけ馬さんは人類社会発展に不可欠の存在だったわけで、歴史に名を遺す馬さんも沢山存在します。
ブケパロス、
マレンゴなど・・・
更に色々な歴史上の名馬についてはWikipediaの
名馬一覧をご覧ください。
しかし、様々な側面から総合的に評価した場合、群を抜いて最も身近な存在は犬さんと猫さんでしょう
上の写真は1919年にセント・バーナード峠の修道院で撮影されたもので、犬さんは、もちろん
セントバーナード犬で、当時現役の救助犬です。
英語ではセント・バーナード、フランス語ではサン・ベルナール、ドイツ語ではザンクト・ベルンハルト、イタリア語ではサン・ベルナルドというアルプス山中の
この修道院は中世から旅行者のための宿泊施設を設けており、17世紀からは独自の救助犬を飼育していました。
とりわけ著名なのは、生涯に40人以上の遭難者を救出したという
名犬バリー(上の写真)
救助犬は現代にいたるまで世界的に活躍しています。人命救助の話が残る猫さんは
ひこにゃんくらいでしょうか
しかし、犬さんと猫さんの存在価値は本質的に異なり、いずれも不可欠の貴重なものです。
近年、日本では猫ブームとかで、ペット総数でも猫さんが犬さんを上回っているとか。これは非常に残念なことです。
猫さんが愛されるのは喜ばしいことですが、犬さんも同様に大切にされ、活躍してほしいと思います。
猫さんはトイレと幾つかの躾をすれば、後は「猫可愛がり」しても問題はありません。
本来、集団の社会的関係の中で生きるオオカミを先祖とする犬さん(とりわけ中・大型犬)の場合は、猫さんよりは複雑な教育と訓練が必要です。
しかし、それによって築かれる絆は類ない貴重なものです。犬さんを飼う人が増えますように