みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

せかいいちとは

2016-01-25 | おきにいり

相変わらずゴタリング(ゴタゴタ現在進行形)であります


猫好きさんは御存知の、今更紹介するまでもない猫さん絵本を性懲りもなく御紹介



この画家さんのことは最近まで知らなかったのですが、これも猫好きさん御存知の「ミミオレ」で紹介されていたので初めて知ってびっくり
「せかいいちのねこ」はアマゾンで2冊買ったヒグチ本のうちの1冊です。もう1冊も素晴らしいのですが、時間がないので、この1冊だけ紹介。

ヒグチユウコさんの猫宇宙は、とても丁寧にリアルに描かれていながら、ちょっと幻想的でメルヘンタッチで愛らしいのです

このお話を読んで、子供の頃読んだ「ビロードうさぎ」を思い出しました。私が読んだのは岩波子供の本でしたが、今は新訳があるようです。

ビロードうさぎもニャンコも、本物になりたいと願います。そして、ふたりとも「本物」なのだと思います。

「せかいいちのねこ」の最後で、ニャンコは「これまで会った猫は皆『せかいいちのねこ』だ」という素晴らしい発見をします


      


ゴタリングはまだ続きます でも、たまーに覗いてみてね 但し乞無期待






雪猫と犬袴

2016-01-19 | かりねこ

年末からずっと細かい仕事が続いて、そろそろ落ち着くかと思ったのですが・・・
また急ぎの仕事です その前にちょこっと更新


その1)猫さんに雪は似合いません



犬さんの中には雪に大喜びする方々も多いようですが、猫さんの場合、雪遊びを楽しむ猫さんは例外のようですね。
ネットで見つけた上の猫さんも遊んでいるのではなく、遭難しそうに見えます。写真があるからには、そばに人がいたはずで、遭難はしなかったでしょう。
東日本もあちこち大雪のようですね。被害や事故などなく楽しい雪でありますように


その2)犬さんの肢用衣服に関する論争



これもネットで見つけた上のイラストのどちらが「正しい犬袴」でしょうか?前肢を手と考えれば当然、右の方が正しいと思うし、それに左のデザインでは色々不便そう・・・

日本伝統の脚用衣服は袴と呼ばれ、それから、フランス語由来らしいズボンなんて言葉があり、スラックスという呼称もあり、今はパンツが一般化しているでしょうか。
「長袴」とか「軍袴」なんて呼称もあったようですが、なんで「西洋袴」とかいう言葉が定着しなかったのか・・・
言語には「言いやすい言葉の方が生き残る」という一般的傾向があるように思います。「せいようばかま」よりは外来語の方が言い易かったからかな。


その3)和製スパゲッティ



これもネットで見つけた蕎麦の調理例です。スパゲッティとして使っていることが明白。試したことがないので美味しいかどうか不明


     


そんなわけで、まだ暫く「まばら更新」になりますが、たまーに覗いてやってくださいませ もちろん乞無期待









アレッポの光芒

2016-01-13 | おきにいり

数日前にラジオから耳慣れた音楽が流れてきました。それもそのはず、大好きなアルキンディの演奏でした。
アルキンディのコンサートは3回ほど行ったことがあり、その2回は旋舞もありました。CDも色々持っています。

アルキンディのリーダーはジュリアン・ジャラールディン・ヴァイスというフランス人です。本来クラシック・ギターの演奏家ですが、1976年にウード奏者ムニール・バシールと出会いアラブ音楽に傾倒、カーヌーン奏者となり、アンサンブル「アル・キンディ」を結成しました。

以前に「回転瞑想」というタイトルでアップしたことがあります。アップした3つのYouTubeのうち2つは消されてしまったようですが、イスタンブールの旋舞のYouTubeはまだ残っています。

改めてYouTubeで探したところ、ダマスカスのウマイヤ朝のモスクでのコンサートが見つかりました。ギリシャ正教のコーラスとスーフィー音楽による聖母マリア(イスラム教ではマリアム)のための音楽ということです。
ウマイヤ朝のモスクの位置には古代にジュピター神殿があり、その後教会があり、ウマイヤ王朝の初期には、建物の半分がキリスト教の教会、半分がイスラム教のモスクだったので、キリスト教、イスラム教合同のコンサートに相応しい場所だと思います。




ジャラールディン・ヴァイスは1983年アレッポで「アルキンディ」を結成、古典的なアラブ音楽の演奏形式によるコンサートを開催、ヨーロッパ各地、アメリカでもコンサートを行っています。ラジオの番組を紹介するHPで、2015年1月2日にパリで亡くなったことを知りました。
シリア内戦の勃発でパリに帰ったものと思われます。シリアの現状に胸を痛め、それも死を早めることになったのではないかと思います。

今アレッポに「アルキンディ」は存在しませんが、早く平和が訪れ、アルキンディが復活することを祈っています。


私の持っているCDのひとつです

カーヌーンの伴奏による伝統的な恋の歌


ジュリアン・ジャラールディン・ヴァイスについてはフランス語ウィキの記事があります。
アル・キンディは中世の哲学者です。








昨日からあん

2016-01-09 | おきにいり

オーストリアの新聞のHPに日本映画が紹介されました。それが「あん」です。
ドイツ語タイトルは「桜と小豆(Kirschblueten und rote Bohnen)」
(ドイツ語題名の「ウムラウト」を使うと文字化けするので「ue」と書き換えてあります)

この映画の存在は、このHPで初めて知りました 新聞HPの記事(ドイツ語) 

あれこれネット検索をしていて原作の本についても知りました。


吹き替えによる予告編もありますが、これは独仏字幕付きの予告編



ラジオのニュースでも「あん」が紹介されました。無視されがちなハンセン病の人々の苦悩がテーマとのこと。
オーストリアでは1月8日から上映開始。


まだゴタが少し残っていますが、近いうちに見に行こうと思っています

まだ見る前ですが、好きになるに決まっている映画なので、カテゴリーは「おきにいり」


えーと、そういうわけで次の更新は、また数日後になると思います でも乞無期待







MQの冬

2016-01-05 | 旧市街

前回の広場を突き抜けて通りを渡るとMQ(ミュージアム・クオーター)です。
宮廷の厩舎と関連施設だったエリアに現代建築が加えられ、幾つかの美術館と様々な文化施設、加えてカフェ、レストラン、店舗があります。
中央中庭は毎年、長期イベント「MQの夏」と「MQの冬」の会場です。

今回は歩くのが目的ですが、ピンボケ写真も撮りましたので並べます


1)通りを渡り、向こうの建物の中央入り口から入ります


2)その建物の中


3)出てきて振り返ったところ


4)ミュージアム・クオーターの見取り図


5)厩舎だったバロック建築、今は展覧会会場


6)元厩舎の左側にレオポルト美術館


花崗岩の白い建物で、世界最大のエゴン・シーレ・コレクションがあります。

7)近代美術館ルードヴィヒ・コレクション(mumok)


レオポルト美術館と対照的に玄武岩の黒い建物。1万点の近・現代美術作品を所蔵し、様々な現代作品の展覧会が開催されます。

8)「MQの冬」

ビニールハウス村みたい

9)店舗のひとつに入ります


10)店内に可愛いワンコさんが・・・


11)飼い主のファッションもステキ


12)レジにて


13)店を出て中央中庭を通り抜けます

後方にはレオポルト美術館

14)元厩舎とmumokの間


15)mumokの玄武岩の大壁面


16)MQ内の書店で見つけた本


ロンドンには日本語の本(日本の出版社の本)を売っている専門店がありますが、ウィーンの本屋で日本の出版社の本を見つけたのは初めてでした。
本文は日本語ですが(殆どは、動物をモチーフとする古い文様ばかりで文章は少し)、裏表紙のカバー折り返しに英語説明がありますので、友達へのプレゼント用に買いました。日本アマゾンでも扱っています。

17)ペンギンブックスの本(つまり英語)


「Writings from the Zen Masters」というタイトルで、中国、日本の禅僧の言葉や文章を集めたものです。これも友達用に買いました。



まだちょっとゴタっておりますので、次の更新も数日後になりますが、どうぞ、たまに覗いてやってくださいませ でも乞無期待