みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

はてなの茶碗

2018-02-25 | おきにいり

仕事の来るのがちょっと遅れているので隙間更新です

ワタクシ古典落語が大好きなのです
CDを聴くことはありませんでしたが、最近買うようになりました。
ここで売っているわけではありませんが、南米の川の名前の通販で買えるのです。

古典落語はクラシック音楽と同じで何回聴いても飽きないものですが、珍しく知らないタイトルのCDを買ってみました。





「はてなの茶碗」は、いわば上品な大人用のメルヘンです。登場する茶金さん(茶屋金兵衛)は落語版の本阿弥光悦のような人。
他の2つも愉快です。
江戸弁と京言葉の掛け合いが楽しくも懐かしい・・・
志ん生さんの京都言葉はブロークンだそうですが、京都でとうとう京都弁をマスターできなかった私にとっては十分
いずれの噺も「落ち」が見事に落ちてます

そう言えば「猫の皿」も落ちが効いてますね


古典落語には色々なバージョンがありますが以下はウィキ・バージョン
はてなの茶碗
祇園祭
探偵うどん

五代目古今亭志ん生のは、ウィキとは違うバージョンですが面白いです


私は落語あらすじ事典・千字寄席を参照しています。



そういうわけで、向こう数日以上更新無しでございます どっちみち乞無期待







白バラの日

2018-02-23 | その他

2月22日はニャンニャンニャンの日とばかり思っていましたら
いつものHPに別の222がありました。





有名な白バラの中心人物3人が処刑されてから75周年になるのですね。
上の写真は中心人物のひとりゾフィー・ショルの記念切手です。
発行の日付は1964年7月20日ですからドイツ軍将校による反ナチのワルキューレ作戦の実行日から20周年に発行されたものと思われます。


ハンス・ショル(ゾフィーの兄。妹とともにギロチンで処刑されました。)
クリストフ・プロープスト(2人の友人で2人と同様ギロチンで処刑されました。)



みみずボログの関連記事
70年前(ワルキューレの中心人物のひとりシュタウフェンベルクについて詳しく紹介)



向こう数日ミニゴタで、次の更新はちょっと遅れます どっちみち乞無期待







ハートの仔猫

2018-02-21 | かりねこ

今年も愈々やって来ます。
日本人にしか通じないけど、そんなこと猫好きさんには全く問題ない猫の日です





これは去年ネット検索中に見つけた見事なハート形猫団子の仔猫ちゃん

うっかりして出典を控えておかなかったので仔猫ちゃんの「出身地」がわかりません。
改めて検索したのですが、見つかりませんでした。
その代わり、ハート形猫団子の猫さん写真が他にも色々ありました。
でも、この子達みたいに見事なハートはほかに見つかりませんでした。

猫さんには「やらせ」なんて不可能なので、自然にこうして寝ちゃったんでしょうね

幸せそうだなー






盲学者の「速度」

2018-02-18 | その他

アラビア語コースでヘレン・ケラーに関するテキストを読みました。



ヘレンとサリヴァン先生

1才の時の熱病で視力・聴力を失い、従って言葉を聞くことも周囲を見ることも不可能となり、自ら喋ることもできなくなった三重苦の少女が、自らも視力を失った経験のあるサリヴァン先生と家族のバックアップで、読み書き会話をマスターし、後に障害者教育に尽力する教育者・文筆家になったという話は、子供の頃から知っていました。教科書や授業などで必ず読んだり聞いたりする話だからだと思います。

しかし、アラビア語のテキストで、ヘレン・ケラーが水泳や2頭立て馬車を御することまでできたと知りました
馬車の場合には、隣にサリヴァン先生か誰かが座り、進行方向を指示していたのではないかと思います。

ついでにウィキってみましたら、思いがけないことを発見しました。
ヘレンが子供の頃から、彼女の母親は「塙保己一のような立派な先人がいるのだから頑張りなさい」と言っていたということです。

群書類従の編纂者、塙保己一(ウィキ・フリー画像)


塙保己一も学校で必ず教わる立派な先人のひとりですね。
講義中にロウソクの火が消え、弟子たちが困ったのに対し「目あきとは不便なものだ」と笑ったという逸話も有名ですね。

塙保己一は完全に失明したのが7才のときで耳は聞こえたのですから、それに比べてヘレン・ケラーの三重苦克服は本当に凄いと思います。

英語ウィキHanawa Hokiichiにもヘレン・ケラーが訪日の際に塙保己一記念館を訪れ「彼の名前は流れる水のように世代から世代へと受け継がれるだろう」と語ったことが記されています。


ヘレン・ケラーが生まれたのが1880年で、10才頃から母親に塙保己一のことを言われていたとして、既に19世紀末には、塙保己一の名前がアメリカでも知られていたことになります。
もちろん、ヘレンの両親が教養人だったことは確かですが、それにしても、名前の伝わるのが早いなぁと思います。(明治維新1868年)





灰と薔薇の共演

2018-02-15 | その他

またまた間があきましてすみません

このボログ恒例の遅報です

昨日は灰の水曜日バレンタインデーでした。

ラジオで放送していた灰の水曜日の晩祷で、灰の水曜日とバレンタインデーが重なることは、めったに無いと話されていたので、初めて「稀な日」なのだと気づきました。


灰の水曜日には、教会のミサに参加した信者の額に、不要となった木の十字架を焼いた灰で十字が描かれます。教会によっては灰を振りかけたりします。



ウィキ・フリー画像


さて昨日はバレンタインデーでもありました。私がウィーンに住み始めた頃にはバレンタインデーは殆ど無視されていまいたが、近年は多少「有名」になってきました。それでも、昔ながらの「花を贈る日」というイメージは変わることがありません。贈る相手も家族、友人などでしたが、この頃は「恋人たちの日」というイメージも普及しつつあります。

そのせいでしょうか。いつもの新聞HPにパブリック・ドメインのバラの絵が沢山紹介されました。下は、その1枚です。




その他のバラの絵はこのサイトで御覧ください

画家はピエール=ジョゼフ・ルドゥーテです。


灰の水曜日の詳しい説明は英語ウィキでどうぞ


カーニバル期間は終わり灰の水曜日からイースターまでが四旬節です。

カーニバル期間中に遊びすぎ食べすぎたので節制しましょう、ということでしょうか






雪みみず

2018-02-08 | そこらへん

ちょっと時間がありまして、珍しい「雪みみず」を見まして・・・




もともと雪の少ないウィーンに、また少し降りまして、ベランダの手すりに一直線に積もっていたのですが、途中から雨になったせいか気温が上がったのか、クネクネ蛇行。蛇というほど太くないので「雪みみず」です


このところ日本は豪雪で大変ですね
パリと北フランスでも珍しい大雪。エッフェル塔は目下用心のため閉鎖されています。
モンマルトルの丘(海抜130m)ではスキーをしている人たちがいるようです。
警官は「本来68ユーロの罰金です」と警告するだけで、差し当たりは大目に見られているようです。

ドイツでは漸くグロコ(Grosse Koalitionの略=大政党の連立政権)が成立・・・しそうです。
ドイツとフランスが安定していることがヨーロッパの安定にとっても重要です。






銃眼

2018-02-05 | ぴんぼけシリア

シリアは考古学的・歴史的文化遺産の宝庫です。
その恐らく大半が内戦で破壊されています。
これは全人類にとっての大きな損失です。
トルコも地上軍を送り込み、事態はますます混乱しつつあります。


シリアの歴史的文化遺産のひとつがクラック・デ・シュヴァリエです。


前世紀末に私が訪れたときのピンボケ写真

明瞭な写真はウィキで御覧ください

クラックの銃眼のひとつ



2013年の写真(ウィキ・フリー画像)


防御用の城砦として優れているので、色々な武装グループが入れ替わり立ち替わり拠点としていると思われます。この写真では、まだ内戦以前の外観を保っていますが、その後更に破壊されていることでしょう。


Wiki記事「シリア騒乱」は持続的に長くなっています。



急ぎの仕事で数日間があくと思います 今後も宜しく・・・でも乞無期待





リスの思い出

2018-02-03 | おきにいり

以前のところに住んでいた当時、近くのフーゴー・ヴォルフ公園を良く散歩していました
この公園では良くリスさんを見かけました

ある夏の日、散歩をしているとリスさんが「鬼ごっこ+かくれんぼ」をしていました。
追いかけたり隠れたり、木を登ったり降りたり、飽きずに走り回っています。
私もベンチに座って飽きずに眺めていました。30分以上経ったでしょうか。
まだ見ていたかったのですが帰りました。カメラも持っていなかったので画像もありません。
それが、ウィキ画像で、あの時そっくりの場面を見つけました。リスさんの毛色も写真のように2色でした。




この辺のリスさんたちはキタリスさんのようです。


おまけ

リスさんがお食事した後のトウヒの松ぼっくり(の残り)


これは勿論、写真を撮るため人が並べたのだと思います。


以前のフーゴー・ヴォルフ公園記事
斜面わんこ
続斜面わんこ
その他色々





ぬるぬるじーべん

2018-02-01 | ことば

ヌルヌルでジーベンと日本人が聞けば、何だか汚らしい感じですね

でも、これは以前に長年一世を風靡していたスパイ・シリーズ「007」のドイツ語です
ヌルが0でジーベンが7。




ロゴとも言うべき「007」にはコピーライト付き画像が多いのですが、上のイベント・ポスターはコピーライト無しなのです。
ドイツ・コブレンツのイベント・ポスターで「007には出会えませんが、ビッグ・ビーツが聞けます」とあります。


英語圏では「ダブル・オー・セブン」だそうですが、それ以外では「ゼロ・ゼロ・セブン」が多いように思います。
イタリア人は「ゼロ・ゼロ・セッテ」と言っていました。
日本語で、わざわざ「零零七」と書くこともありませんね。
しかし、ドイツ語圏で「ヌル・ヌル・ジーベン」を聞いたことはありません。
ドイツ語圏の人々は「ぬるぬる」とか「べたべた」とか言う単語は知らないので、汚い印象は全く無いはずですが・・・


ミュージカル「キャッツ」の場合は「人間が猫を演じても猫に比べてみっともないだけだ」という理由から見に行かなかった私ですが、「007」の場合は「スパイ・シリーズなんて悪役がいて『正しいスパイ』が勝つだけの紋切り型だ」という独断と偏見から1作も見ていないし読んでもいません