ずいぶん久々に、ペイントメニューで下手なマウスらくがきしてみました
牛と馬が合体したウシウマです
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日本でも少しは報道されたかと思いますが、数ヶ月前ヨーロッパでの馬肉騒動のとき、おかしくて笑ってしまい、こんな珍獣を思いついたのであります
(らくがきは、今マウスで描きました)
題して竜頭蛇尾でなく「牛頭馬体」または「牛頭馬肉」
今さらネットで古い新聞を探し出すのも面倒なので、大雑把な記憶で・・・
発端となった国はイギリス、フランスだったように思います。スーパーなどで売っている輸入品の
冷凍ラザーニャに「牛肉」と表示されているにもかかわらず、その一部、場合によっては100パーセントが馬肉だったのです。
輸出国はドイツだったか、ほかの国も含まれていたか思い出せませんが、冷凍ラザーニャを輸出した国の
メーカーでは「その牛肉はルーマニアから輸入したものである」(いかにもルーマニアの業者に騙されたと言いたそう)などと他所に責任を転嫁しました。しかし、この言い分はおかしいのであって、本当は、輸入する食品は当然検査されるはず。
色々な国で公・民の関係機関が「我が国では有り得ない」と豪語。オーストリアやスイスでも「我が国は一切関係ない、そんな製品も輸入されていない」と公言していましたが、そのうち、国内で牛肉と称する馬肉入り冷凍食品が見つかり、更に、冷凍庫に馬肉を保存していた、食肉卸業者も見つかりました。ドイツその他の国でも同様の経過だったと思います。
何が問題だったかと言うと・・・
馬肉そのものは無害で、ひょっとすると牛肉より健康的かも知れず、日本では専門の料理屋さんで「馬刺し」など馬肉料理を供しています。ヨーロッパでは馬肉食は一般的ではありませんが、決してタブーではないし、馬乳は、特定の店で売られています。
しかし馬肉は牛肉より安く、外見は赤身で似ているので、牛肉と称して、その値段で馬肉を売れば、儲けが多くなります。
つまり、
馬肉なのに牛肉と偽りの表示をしたことが最大の問題です。
加えてイギリスでは、馬がペットと同じに扱われています。
つまり「ウチのポチのお肉を食べちゃった」とか「ウチのタマのお肉を食べちゃった」という気分になるようです。だから、騒動が始まったときも、最も激しい反応を示したのがイギリスでした。
レオポンとかライガーとか猫科大型獣のミックスもありますし、ウマとロバのミックスによる
ラバもいますが、「うしうま」は無理です