前々々回は「片目青目」でしたが「両目青目」だとどうなるのでしょう
あいつは目が青いというのは「未熟」「経験が足りない」「信じやすい」といった意味で
「青二才」や「クチバシが黄色い」と似ています。「青二才」の青は、ひょっとして青竹とか、若草とかいった意味でしょうか。
前々々回の「片目青目」は青アザのことですが、今回のように「両目青目」だと、アザ×アザでない場合、茶目圏諸国の人々が、青目圏諸国あるいは国内外の青目層を馬鹿にしているのか?と思いましたが、これは「幼い頃の青目」という意味です。
猫さんのキトンブルーが典型的な例
生後1ヵ月の仔猫ちゃん
青目猫さんの代表
シャムネコ家系の猫さん
いずれもウィキ・フリー画像です
ひょっとして親子かな。この家系の方々は成猫になっても青目ですね。猫さんの場合は少数派でシャム以外の青目成猫さんも存在しますね。
慣用句「青目」に関するドイツ語ウィキでは「子供の頃は目が青いから」と説明があります。大人になると黒目(厳密にはダークブラウン)の人々も幼児時代は青目なのか?どうも、そういう記憶はありません。とすると、茶目圏人類の赤ちゃんは青目なのかな
慣用句の「青目」はドイツ語(ブラウオイギック)では「単純」「無知」「信じやすい」とやや皮肉な含みがありますが、英語(ブルーアイド)だと「純真」とか「無邪気」とか、ニュートラルな感じです。
他の言語まで調べるのは時間の都合で省略
今日の蛇足:スイスの国民投票
スイスは国民投票の多い国で、国政の重要問題を筆頭に随分多くのことが国民投票で決められます。まあ、日常生活の一部となっています。
2月28日の国民投票では「殺人・強姦などの重罪だけでなく軽犯罪の場合にも外国人の国外追放を実施しよう」という
国民党のイニシャチブが、投票総数の約60%の反対によって否決されました。
うっかり交通違反をしただけで国外追放では、外国人が安心してスイスに住めませんから、この「却下」はスイスにとっても良いことだと思います。
スイス国民の良識をも立証しているように思います。
以前にこのブログでも紹介したのは、以前の国民投票で原発賛成が多かったスイス国民が、福島原発事故で考えを変え、大規模な原発反対運動が起こって、スイス政府も脱原発を決定したことです。
脱原発トリオ
スイスで国民投票が多いのは、昔の
直接民主制の伝統もあるでしょうが、政府の国民に対する信頼と国民の自覚が支えとなっていると思います
反面、直接民主制時代のスイスは女性参政権がありませんでした
(スイスの女性参政権は1971年から、最後の1州でも実施されたのは1990年から)