みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

年末大放出

2007-12-31 | ななみみず


                     ななみみずどころか、みみずだらけです


                     2008年が良い年になりますように


禅の意義について

2007-12-29 | かりねこ

           私は、手にしていた「禅の意義について」を下におろし、猫の方へ目をやった。

           猫は、丁寧に毛づくろいをしながら、柔らかな毛皮の中から微笑んだ。

           「猫よ、この本を貸してやろうか?勉強になるよ。

           あ、でも、お前、この本は、もう読んだようだね。」

           猫は頭を上げ、私の方へ向き直って言った。

           「馬鹿を言うんじゃないよ。その本は、ワタシが書いたのさ。」


                               


12月29日は、チョビヒゲのチョビさんの一周忌です。「猫、物思う」のスターだったチョビさんは、糖尿病と闘って虹の橋を渡りました。この禅猫は、きっとチョビさんだと思います。それで「猫、物思う」から画像をお借りしました。ちゃーちゃんさん、チョビさん、それにココアちゃん、小梅ちゃん、フフフと笑って頂ければ幸いです。


                               


                    

上の禅猫小話は、この本から引用したものです。猫の白黒写真を集め、夫々に小話や詩がつけられています。しかし、この本も、禅猫小話を別の本から引用しています。いずれも、もう古い本ですが、ネットの古本屋さんには有りそうです。



それぞれの本のデータです。
上の画像の本
Helga und Victor von Brauchitsch: Auf leisen Pfoten, Herder Freiburg 1984
禅猫小話の出典
Dilys Laiing: The Literary Cat, Push Pin Press, New York, Berkley Windover Books 1977

よしの山

2007-12-27 | かーど&手描き


また粗製濫造のおんぼろカードです これは2006年用に2005年末に作りました。

2005年、辻邦生の「嵯峨野名月記」を繰り返し読んでいて、俵屋宗達が「金泥、銀泥のべた塗りが好きだった」というのを真似したくなり、ゴム版に適当にアクリル絵の具の金銀を塗り、銀の紙に押し付け山と雲のつもり

マーカーのピンクで吉野の桜のつもり・・・これを、つもり版画と言う

歌は西行の「よしの山こぞのしをりの道かへて まだ見ぬかたの花をたづねん」

内側には、この歌(の発音)をローマ字で書き、一応英訳を加えました。

On Mt. Yoshino, through a new route I shall visit other cherry blossoms which I have not yet seen.


                          
      

                 

本阿弥光悦、俵屋宗達、角倉素庵が夫々過去を回想するというスタイルで、戦国時代から江戸初期までが語られます。本能寺の変から関が原に至る過程も、京の町衆という距離を置いた立場から捉えられています。
三人の回想の中に嵯峨本(光悦本、角倉本)誕生の過程が浮き彫りにされる優雅な物語です。



Wikipedia嵯峨本


クリッペ

2007-12-24 | その他


クリッペKrippe(英語:クリッブcrib、またはクレーシュcreche)というのは、幼児用寝台や馬槽(うまぶね)ですが、同時に、キリスト誕生のシーンを表す一種のジオラマ(あるいは情景模型)をも意味しています。


                          


19世紀以降、クリスマスツリーが全世界へと広まる前、カトリック地域を中心とするヨーロッパでは、クリッペがクリスマス・デコレーションの主役でした。
今でも、クリスマス前のアドヴェント期間には各地で、教会、公共施設などにクリッペが展示されます。
クリスマスツリーが世界的に一般化した今も、毎年大量の木を切るクリスマスツリーより、長年繰り返し使えるクリッペの方が省エネ・環境保護のため良いという意見もあるようです。
他方、宗教色の濃いクリッペに対し、クリスマスツリーはニュートラルです。クリスマスが今日ほどポピュラーになった背景には、クリスマスツリーも一役買っているのかもしれません。


上の画像は、スイスの友達から送られてきたものです。


                          



Wikipediaキリストの降誕:クリッペに少し言及。他の言語をクリックすると、クリッペの画像があります。
Wikipedia:Weihnachtskrippe:ドイツ語のページで、クリッペの画像が豊富です。
Wikipediaクリスマスツリー


ミートピュア-

2007-12-23 | かりねこ
             

        夏のくらげ同様、市内で見かけた広告です。これは地下鉄の通路にありました。

                大きな文字は「キッキの本性:ミートピュアー」

        平たく言えば「キッキのお気に入り:お肉いっぱい」といったところでしょうか

              右下には「ウィスカス、ムシャムシャ」「大きな肉入り」

              左下には「猫ならウィスカスを買うでしょう」とあります。


                           


広告に登場するくらいですから、キッキというのは一般的な名前なのでしょう。日本にも猫のキッキちゃんはいるだろうと思います。昔ドイツの友達が飼っていた猫はゴンゾとジャンゴという名前でした。これは後にも先にも、他では聞いたことがありません


ななみみず七つの海へ

2007-12-21 | かーど&手描き


毎年カードを作っていますが、今年も毎年恒例の出遅れです

クリスマス・カードと年賀状を続けざまに出すのは面倒なので(お金もかかる)、合同カードにしています。

こうしておくと、1月になってしまっても「旧正月に合わせた」と言い訳できます

今を去る4年前、2004年向けのカードは特に大遅れで、急遽ななみみずの粗製濫造となりました。

雄々しく?七つの海を航海する帆船ななみみず号です・・・が、受取人の一人は幽霊船と思いました

この頃はA4紙を三つ折りにするカードを作っていました。広げると中に挨拶の文章があります。


                   



天が下のよろずのことには業有り。よろずの業には時あり。待つときもあり、出帆のときもある。

旧約聖書「コヘレトの言葉」(英語ではecclesiastes)の一部を、ちょっとアレンジしたものです。


今回はプリンター不調のため、更に出遅れ



Wikipediaコヘレトの言葉



シャルトルの怪物

2007-12-19 | おきにいり


怪物が好きです。と言っても可愛いのだけ(恐いのはお断り)

ヨーロッパ美術史上ロマネスク、ゴシック、ルネサンス、バロックと、怪物は常に脇役として活躍していますが、とりわけ愛らしいのは、ロマネスクからゴシック初期の皆さん 上の写真の方々はパリ南部、シャルトルの聖堂(ノートルダム・ド・シャルトル)にお住まいで、言わばトルチェルロ島の怪物の親戚筋です。

13世紀の作品ということで、ロマネスクからゴシックへの移行期、あるいは初期ゴシックの雰囲気。
建築はゴシックの傑作として知られ、ステンドグラスも見事です。どんな建物かというと・・・


                 


・・・つまり馬鹿チョンカメラではとらえきれない豪壮な建物・・・やっぱり、パンフで諦めましょう。


                 


教会の彫像やレリーフ、絵画は、殆どの住民が文盲だった時代には、文字の無い書物だったわけで、隅々まで「通読」しようとすれば、かなりの日数がかかります。テレビ・ラジオ・電話・インターネットなど無かった時代のマルチメディアです



Wikipediaシャルトル大聖堂
Wikpediaロマネスク建築
ロマネスク美術館
Wikpediaゴシック建築



猫だって・・・

2007-12-17 | ことば


                   A cat may look at a king.

              「不思議の国のアリス」にも出てくるイギリスの諺です。


「猫は王様を見て良い」とすると、人間は見てはいけないみたいですが、一応「猫だって王様を見ても良い」のです。

出典も意味も良く知られていると思いますが、The Annotated Aliceでは「目上の者の前で、目下の者がして良いこともある」と説明されています。

「アリス」の中では、チェシャ猫を見てハートの王様が恐がるところにでてきます。


     

大名行列で土下座すべきところ平気で見ていて咎められ、「猫だって王様を見ていいんですよ」と返事したら・・・
打ち首になるかな



Wiktionary:言葉の説明。ここではidiom(慣用句)となっています。
Wikipedia:The Annotated Alice。この本の中ではproverb(諺)となっています。



プリンス・グリレット

2007-12-15 | かりねこ


今日は「ごまぐりもなか」のぐりちゃんの一周忌にあたります。

白黒はちわれ立ち耳スコッティッシュフォールドのステキな猫さんでした。

ブリーダーさんのところで生まれ、ネットで一目惚れしたMichimichiさんに大切に育てられ、ごまさん、もなさん、うずらちゃん、シロップちゃんとともに本当に幸せに暮らしていたのに、突然の心筋症で2006年12月15日急逝。

まだ4才の元気盛りでした。

                                

ぐりちゃんの多彩なエピソードの数々は「ごまぐりもなか」に紹介されていますが、彼の白タイツ脚線美を見たときから私にとってぐりちゃんは猫版ハムレットの主人公。彼の思慮深い顔もハムレット役にぴったりだと思います。

「ごまぐりもなか」の画像をお借りして、黒いマントの「プリンス・グリレット」を作ってみました(上の画像)。

有名なセリフもグリレットに喋ってもらいました(下の画像:セリフを入れただけ)。


          


拙い画像ですが、Michimichiさん、ぐりちゃん、お許しのほどを



ぶたんこの思い出5 Xmas

2007-12-13 | ぶたんこ


ちょっと早めですが、猫野家ニャンズのクリスマスパーティー。ぶたんこもお邪魔しています

左から、ふうた君(猫版源氏の薫の君)、永遠の乙女まりんちゃん、猫離れした天才ぴよひこ君、
ぶたんこ、そして猫巫女ぺこ姉さん 
    

デリケートなふうた君は首輪嫌いだったそうですが、今回は特別ドレスアップ ぶたんこも、ふうた君とお揃いの首輪をしてもらって嬉しそう みんなでロマンチックなパーティーですね

これも猫野みみさんお得意のフォトショップ画像で、いつもハイセンス

猫野みみさん、いつも、ぶたんこを猫野家ニャンズの仲間に入れていただき有難うございます

猫野みみさん演出、海月家のオールスターパーティーはこちら


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