「えらいこっちゃ」です。遂に11月21日から全面ロックダウンが始まりました
連日、新規感染数が1万を超えているので、やむを得ない措置だと思います。
一応、向こう20日間の予定ですが、まず10日後に検討するそうです。10日間で新規感染数が劇的に減少すると良いのですが・・・
スーパーや食料品店、薬局、病院、郵便局などを除く不要不急の店舗は臨時休業
クリスマス前の書き入れ時のロックダウンなので、店舗への打撃は大きいと思います
で、タイトルは
注射器の書き間違いではありません。
本当に
注射機なのです
右の人は誰だかわかりませんが、左の人は
防衛大臣です。
先週末この軍用輸送機がザルツブルク空港でワクチン接種会場に使われました。
C130の内部が見てみたいという人もワクチン接種に来たことでしょう。反響が良ければ、またワクチン接種会場に使われるかも知れません。
何しろワクチン接種終了率を上げようと政府も自治体も必死なのです。
そうした中で20日の土曜日、ウィーンでコロナ対策反対デモがありました。
1万人以上の参加者があったようです。ちらほらマスクの人も見られますが、大半はマスク無し。無責任ですね。
不思議なことに(不思議でないかもしれないけど)コロナ対策に反対する人々の中核部分は
極右・
ネオナチなのです。
このデモと並行して、ソーシャルメディアで2つのデマが流されました。
ひとつは、デモ参加者を対象に飛行機からワクチンが噴霧されるから傘で防衛しろ、というもの。
もうひとつは、マンホールに隠れた市職員が穴から参加者の足にワクチンを注射するから、マンホールに注意しろ、というもの。
こんな馬鹿げたデマでも信用する人がいるのかどうか
コロナ対策は独裁政治だと非難しつつ、首相と内務大臣を監獄に入れろと言う人たちもいるようです。自己矛盾のようですね
ウィーンだけでなくヨーロッパの他の大都市でもコロナ対策反対デモがありましたね。
Covid-19パンデミックが長引いてフラストレーションが高じているのでしょうが、だからこそ落ち着いて気長に対応すべきでしょう
Covid-19で犠牲になっているのは人間だけではありません。
ネブラスカの動物園では11月に入ってから3頭の貴重なユキヒョウがCovid-19で亡くなったそうです
元々野生動物から人間界に紛れ込んだらしいSars-CoV-2が、家畜やペット・野生動物の間で、どれほど広がっているのか、発病するのかどうかなど、まだまだ研究は始まったばかりのようです。
世界動物保健機関の調べでは10月末までに30ヵ国14種の動物で598のCovid-19感染例が確認されているということです。
既に動物用のワクチンも、ファイザーから分離した企業で開発されているそうです。パンデミックの初期に百万単位で予防殺処分されたミンクですが、今は大半がワクチン接種されているそうです。
問題なのは540種に上る哺乳類がSars-CoV-2の中間宿主となりうることです。中間宿主の中で危険な変異株が生まれる可能性もあります。
要するに特効薬(救世主)が登場すればいいのです
早く登場してください
元の記事の最後に最新の研究報告(英語)へのリンクがあります