みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

続鯱もどき

2011-01-30 | 旧市街


以前にアップした「もどき」は実は煙突でしたが
旧市街で本当の「シャチホコもどき」を発見しました


いつもながらのピンボケ2枚




日本のシャチホコさんと違い、互いにそっぽを向いています

魚はキリスト教のシンボルなので、そのための「シャチホコ」でしょうか
番地で検索してみましたが、まだ説明は見つかっていません



 今日の蛇足


金曜日の夕方、急に「出動要請」があり、病気で行けなくなった人の代役で
コンサートに行きました。この街では時々起こる出来事。私も人に回すことがあります
全然知らなかったのですが、今人気の高いピアニストだそうで
会場に行ったら「チケット売り切れ」となっていました。
会場も曲目も違いますが、その名演奏をどうぞ


ベートーヴェン:ロンド・ア・カプリッチョ

「失われた小銭への怒り」と呼ばれるあわただしい曲


リスト:ラ・カンパネラ

パガニーニの曲をリストがピアノ曲にしたもの


                           




すべり犬猫

2011-01-27 | かりいぬ


犬さん、猫さんが「滑り」ます。でも、状況は全く違います。


旧市街で見かけた犬さん、一目でわかるゴールデンレトリバー

今回のテーマとは無関係、しかもボケボケ



その1)犬さんの場合

ある人が、スキー場のリフトに乗っていて雪崩に遭遇、救助隊と救助犬の活躍を
目の当たりにしました。そして、救助された後、責務を果たした救助犬たちが、
すっかりリラックスし、雪上を滑って遊ぶのを見たのです。その人は、
下の動画を見て、当時の救助犬の様子を思い出し、また感動を新たにしたそうです。


すべり犬



雪崩と救助犬の活躍(それに滑り)を体験した人の投稿はこちら(英語)



その2)猫さんの場合


すべり猫

この猫さんたちは大急ぎのため床で滑っています



     


夫々、犬さん猫さんらしく、夫々チャーミングだと思います




読めない図書館

2011-01-25 | 旧市街

旧市街の一角にユダヤ広場Judenplatzがあります。

Wikipedia:Judenplatz(英語)



これは旧市街で最も古い家のひとつ


但し、外壁中央に見られるレリーフは「ユダヤ人を沢山殺して清々した」という恐ろしい「記念碑」で、当時の人たちが取り付けたもの。この大量虐殺(ポグロム)が起こったのは1420~1421年です。歴史の一こまとして保存されているわけです。

その家の前に立つレッシング記念碑


レッシングは啓蒙主義時代を代表する作家で、三大一神教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)相互の寛容精神を説いた「賢者ナータン」が特に有名です。

反対側、広場の中央に立つ大きなホロコースト記念碑


全ての本の背表紙が内側を向いていて読めない図書館という設定


四方全て読めない本


花輪の置かれた正面


「1938年から1945年までに殺された6万5000人以上のユダヤ系市民の犠牲者の冥福を祈って」とあります。この人たちの人生は、突然断ち切られ、言わば逆向きに並べられた本のように、内容が読めないのです。

その奥突き当たりには、ユダヤ博物館があります


窓に見えるダビデの星

博物館側から見た広場


この広場の下には、かつて中世ヨーロッパで最も大きなものに数えられるシナゴーグがあり、地下にある基部が、ユダヤ博物館の一角として公開されています。
この日は土曜日だったので、ユダヤの伝統(土曜が休日)のためか閉館。

ユダヤ博物館の英語のサイトはこちら




消える氷

2011-01-23 | その他

ロンドンの友達から来た恐ろしい絵葉書

熊さんが恐ろしいのではありません。
北極の氷が無くなったら、この方々は・・・





ノルウェーの写真家が撮影。既に有名な写真らしく、ネットであちこちに登場します。
写真家の名前Arne Naevraで検索できます。

この写真は、あるいは、小さな流氷で遊んでいるシロクマさんかも知れませんが、氷の下に大陸のある南極と違い、北極の氷が消えたら北極海が残るだけ。

シロクマさんが行きどころに困るようになるということは、気温の上昇、海水面の上昇によって、他の多くの動物たちのみならず、人類にとっても危険な事態です。



地球温暖化に加え、環境汚染によって、動物たちのその他の生存圏も危機にあります。

最も危険な状態にある生存圏は

中央アフリカのマウンテンゴリラの生息圏
グレートバリアリーフ
アデン湾
インドネシアの森林(オランウータンの生息圏)
マダガスカル島


詳しくはこちら(英語)
(サイトでは6とありますが、写真で紹介されているのは上記5つの地域です)


地球の全生物にとっては、地球だけが「住まい」。地球を壊さないようにしましょう





れとろ

2011-01-21 | 旧市街

旧市街の一角にある小さなボンボン屋さんのショーウィンドウ


とっても可愛い飾りつけ


で、とってもレトロ









小さくて見落とすお店なんですけどね
こういうお店は貴重な存在です
旧市街の名高い老舗などで買うより安いはず・・・
エリーザベト皇后が好きだったというスミレの砂糖漬けのほか
いろんな花の砂糖漬けがあります




教材

2011-01-19 | おきにいり

成田空港のスーヴェニールショップで偶然見つけたもの、それは・・・


 対訳いじわるばあさん 




この対訳シリーズはアマゾンにあります

「対訳サザエさん」もあったんですけど「いじわる」の方を選びました
もちろんプレゼント用です。3冊あったのを全部買って・・・

1冊は、以前紹介した和英辞典プロジェクトの先生に
もう1冊は、ドイツの友達に
残り1冊は、ルーマニアの友達に
送りました。

和英辞典のご夫妻からは電話があり、先生が面白がって読んでいるとのこと。

ドイツの友達は、面白かったので知り合いの英語教師に見せ、この先生は数ヵ所コピーして教材に使いたいとのこと。

「いじわるばあさん」の英訳がドイツで英語の教材に使われる・・・何だか愉快です

ルーマニアからの反応は届いたら又紹介します。
猫のヘルベルトとのツーショットはこちら

以前にルーマニアの友達から送られてきた愛らしいハリネズミはこちら


 おまけ 


上記の友達から来た絵葉書:ベルリンに近い保養地ブッコウ


下の真ん中に小さく載っているのがベルトルト・ブレヒトの別荘。今は記念館として一般公開され、色々なイベントもあるようです。
Wikipedia:Buckow(英語)
ドイツの友達から来た別の絵葉書は休日勘定の末尾にアップしました




たそがれ前

2011-01-17 | 旧市街

久しぶりに歩いた旧市街の点景を並べました


市電ターミナルの通路にある花屋のスタンド


市電ターミナルの出てくる以前の記事
立食寿司
夏至の街角

市電停留所


11とか16とかいう数字は、次の市電が来るまでの待ち時間。このときは土曜日の午後なので、間隔が長いのです。平日や時間帯によっては、間隔が短くなります。

停留所向こうに見える教会


教会の出てくる以前の記事
じろり

停留所の別の方向を見たところ


大学本校舎


大学の出てくる以前の記事
城壁の残り

ガラスへの写りこみ


市庁舎のシルエット


市庁舎の出てくる以前の記事
市庁舎のかけら
クリキンその1
国民庭園

早くも灯る外灯


そこから振り返った停留所方向


旧市街に多い宮殿のひとつ


窓から見えるシャンデリア



古い建物の窓からチラッと見えるシャンデリアは、なかなか情趣のあるものです。どこでも古い建物なら良いのですが、とりわけお勧めはヴェネチアのカナルグランデから見る宮殿のシャンデリア。夕暮れどきから夜まで、とてもロマンチックです

有明の月でなく「黄昏前の月」



      



欧風美女

2011-01-15 | かりねこ


友達のところの猫さん、Hime(姫)という名前の欧風美女です

何回か撮っているのですが、まともな写真になりませんでした。懲りずに又トライ


本物は、もっとずっと美女です


お背中の模様もステキ(豊満な熟女、オーストリア生まれ)


友達が撮ったアップ


michimichiさんのトートバッグとツーショット

頭の模様がちょっと似ているので、私から友達にプレゼント

このトートバッグや大型トートバッグはこちらで入手可能です


もう時期遅れですが、友達が撮ったクリスマスショット



真っ黒猫さんや真っ白猫さん同様、殆ど白い猫さんも撮るのが難しい




2名人

2011-01-13 | その他


NZZ(新チューリヒ新聞)に登場した2人の名人です。


おひとりはスイスの名人

タイトルは「創造的な剥製制作者」

この人の背景に見える数々の色鮮やかな魚は、水槽の中を泳いでいるのではありません。
全て、この人の制作した剥製なのです
昨年の記事で、写真に撮ったあと、肝心の新聞が行方不明
で、詳しいことは忘れましたが、魚拓などでは物足りず、生きたままの鮮やかな状態で剥製に出来ないだろうか、と苦心と工夫を重ね、見事な魚剥製が出来るようになりました。
膨大な時間と手間を要するため、値段も高いのですが、各国の博物館などから注文があるそうです。ときたま、個人からの注文もあるそうな。


もうひとりの方は日本の名人

タイトルは「日本一危険な味の名品」(これは昨年12月29日付け)

そうです、フグ料理と、その名匠のお話です
記事の要点は・・・
フグは日本一危険な味の名品である。フグには致死性の猛毒があるため、厳しい修業を納め資格を得た調理人だけが、毒を含まない安全なフグ料理を調理することができる。それにもかかわらず、不注意な調理が原因のフグ中毒で命を落とす人が跡を絶たないが、依然としてフグ料理は日本で高い人気を集めている。これまでに、フグ料理を禁止する試みが色々あったが、全て失敗に終わっている。禁止されると、余計に食べたくなる、という微妙な人間心理が働くから、と北濱喜一氏は分析している。
北濱喜一氏は、日本で最も高名なフグ調理専門家であり、「フグ博士」として、医者からも頼りにされている。83才になった今も、フグ料理の季節には毎日、調理にあたっている。また、自ら経営するフグ料理店に隣接して「フグ博物館」を開設している。



面白いことに、12月半ば、ドイツの新聞FAZ(フランクフルター・アルゲマイネ)にも、同じ記事が載りました。つまり、猛毒のあるフグを調理すること、その名人北濱喜一氏のことが、両新聞の編集部で、非常に興味深い内容と評価されたためでしょう。


フグ博物館についてはこちら

ついでに
このブログに良く登場するNZZについてはこちら
FAZについてはこちら(まだ詳しい記載なし)



鯱もどき

2011-01-10 | そこらへん


近所に、一見シャチホコを思わせるとんがり屋根があります


向こうの赤い屋根のてっぺん


お魚がガッと口を開けたような先端部分


先端部分は日によって(風向きによって?)向きが変わるようです。

見難いですが、以前に撮った写真では先端が左向き


多分、先端は煙突のようなもので、開口部が方向を変えるらしい


実は古いビール醸造所があるのです


向こうに見えるタンクには、多分、ビールがいっぱい
この辺りを歩くと、ときどき、ほんのり醸造酒の香りがします。
とんがり屋根の「シャチホコもどき」の役割は不明です

このビールメーカーの先々代あたりの経営者が、以前に紹介した天文台を作りました。


Wikipedia:Brauerei Ottakringer(英語:写真もあります)
Wikipedia:Beer in Japan(英語)
Wikipedia:ビール