九霞園さんより立派な本が送られてきた。
手紙が挟まれていたページには見覚えのあるセイコアシが見違えるように飾られて載っている。
一緒に写っているカマキリちゃんと呼びたい雰囲気の絵は中学生が描いたそうだ。
なんともまあ不思議な空間を感じるページだ。
セイコアシは東京で営んでいた花の店野草(イエツァオ)の裏の片隅で長年楽しんでいたものだが金生町生活を始めるにつき持ち帰れなく九霞園さんにもらっていただいたものだ。
表紙を見るとかわりばえのしない盆栽本のように思うがセリや野菜のツルムラサキがあけぼの園の鉢におさまり貫禄たっぷりに載っていたりやっぱし草ものがたのしい。
それに盆栽とあわされている絵や書も九霞園さんならではのもので従来の盆栽も新鮮に見える。
紙のまち資料館での”イエツァオ展”に向けて忙しく過ごしてきたが送っていただいた本を見ることでホッとした時間を持つことができた。
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