いまわたくし三毛ネコが使っているカメラは、つぎの4機種。
NIKON D7000
〃 D80
LUMIX LX5
RICOH CX4
このほかにも何機種があるけれど、他は古いせいというのかなんというのか、ほとんどお蔵入り。数年前から従来型の一眼レフとコンデジ(オールインワンタイプのコンパクトデジタル)のすきまをうめるミラーレス一眼が誕生し、多くのユーザーから支持をうけて、順調に売り上げをのばしている。
カメラ雑誌を読んだり、ネットでリサーチしたり、友人に聞いたり、カメラ店で実物にさわったりしてきたけれど、中途半端に思えて、いま一つ購入には踏み切れなかった。
ただ、なんとなく、魅力いっぱいのセクシーな機種がつぎつぎ登場するので、つぎはミラーレス一眼を使ってみたいな・・・とは思うようになっていた。
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昨日は管理物件の草刈りやら、クモの巣払いやらで6時間あまりをついやした。
9月の三分の二が終わろうというのに、連日33~4℃。この残暑がいつまでつづくのだろう(^^;)
作業が終わるころには、いくらか目眩が・・・。
帰りがけ、木陰に止めたクルマの中で、エアコンをかけて一休み。ふう~。スポーツドリンク1本を、あっというまに飲み干した。
街撮りを再開しようともくろんでいるのだけれど、この猛暑ではとても、とてもそんな気が起こらない。
気象情報によると、20日(火)ごろから、気温がさがって平年並みにもどるらしいが・・・。
さて、今日は平成における私小説の新星、西村賢太さんについて少々書いておこう。
ここ数日、BOOK OFFで見かけた西村さんの小説を3冊買ってきてある。
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折り返し点がどこであったのかわからぬが
ぼくはすでに復路にいる。
四十になったあたりから
方向転換を図ろうとしてはいたのだけれど。
生地という湿気が肌をうるおす。
ここでやがてぼくは土にかえる。
復路もまた 隘路から隘路への連続だった。
歯がかけ 墨染めの衣を着た皺ふかい男が
トノサマガエルのようにのそのそやってきて
夕焼けに染まる西空を茫然と見あげている。
「お祖父さん!」
呼びかけてみるが返事がない。
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現在、「夜への階段」というタイトルで、mixiにシリーズ・アルバムを作成中。
すでにpart3となっているので、そろそろタイトルを変更しようかな・・・と考えている。
なぜ「夜への階段」としたかというと、ひとくちに夜といっても、いくつかの段階があるというのが、三毛ネコの感覚にしみついているので、そのあたりを表徴したかったのだ。
夕暮れどきから、深夜へ向かって、夜はいろいろな貌をもっている・・・というふうに。
その中でいちばん変化に富んでいるのは、マジック・アワーと呼ばれている夕暮れ時。
季節や天候によって、舞台照明のように千変万化し、わたしのような見物人を愉しませてくれるのだ。
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風変わりなタイトルにしてみたが、このタイトルは、撮影した写真を閲覧しながら思い浮かんだもの。2枚ずつピックアップする。
まずは、<空>。
クウではなく、ソラと読んで下さいね。
30℃を超える残暑日。
仕事で出かけた東京には変化に富んだ空がいくらでもある。
贅言は不用だろう。
「空をめざす鯛」は意外性があって笑えます、よね(~o~)
つぎは<モノ>。
これ、電話番号なんですね。
築地場外市場へお昼を食べにいったのです。
そこで発見した古いプレートと、小粋な自転車。
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騒音の中で寝返りをうつ。
ああ どこもかしこも薄汚れているね。
さっきもぼろぼろのジーンズをはいた世捨て人とすれ違った。
「おれはほんとうは世捨て人なのだ」
とは人はいわないものだが
ぼくには気配でそれがわかる。
金に執着のうすい人は 皆どこか世捨て人に似ている。
もう何年も 赤城山を裏から
つまり北側から見たことがない・・・
ということに突然気がついて不安になる。
それもまた数瞬のことで 暮らしに追われて
やくざな思念で頭をいっぱいにしながら
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通勤の途中によく写真を撮っている。
むろん2/3はクルマド写真。
信号待ちであったり、渋滞中であったり、徐行しながらであったりと、条件は少しずつ違うけれども、わたしの視界を横切っていく景物、人物の変化がおもしろい。
まあまあのものが撮れると、ほとんどは「夜への階段」「フラグメント」の新作としてアルバムにアップしている。
たまにはスーパーやコンビニ、本屋などに立ち寄る。すると「ついで写真」を撮る。
トップの一枚は、右折待ちでならんでいるとき見かけた、夕刻七時ころの光景。
右から横断歩道をわたろうと小走りにやってきた妙齢の女性を発見してすかさずパチリ(^_^)/~
RICOH CX4の「トイフォト」で撮影している。
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あれもこれも単なるおしゃべりにすぎないと気がついて
ぼくもきみも黙り込む。
CD音楽がとつぜんボリュームをあげたかのように
意味のない空間をうめて やがてやんで
本物の静寂がくるかと期待していると
戸外では木の葉が風のざわめきを奏でている。
詩の中に閉じこめたはずのことばが
そのあいまに突如露出し
ごつごつした山襞のように崩れかかる。
きみは立ち上がってキッチンへ入っていき
マグカップを二人分もってもどってくる。
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アルバムの容量が無制限になったのをいいことさいわい、わたしは現在mixiに178件ものアルバムが置いてある。
一カ所に集中させるのでなく、リスク軽減のため、お気に入りだけを100枚×10本程度にまとめて、別サイトに移行させようと考え、このあいだから見直しをやっている。
しかし、いざとなると億劫になって、いっこうに進展がないまま、ずるずる日数ばかりが重なっていく(^^;)
振り返ってみると、LX5がやってきて、街歩きをするようになり、写真の撮影枚数、アルバム数が、みるみるふえたのがよくわかる(^^;) それまでの5年間は、ほとんど昆虫写真にしか関心がなかった。
トップにあげた一枚は、伊勢崎市の工場地帯をぶらぶらしていて発見した光景。
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ごうごうとうなりをあげる瀑布の轟きが木々の葉をふるわせる。
林間をすかし見ても滝は見えないけれど
前方はるかな山あいに水量ゆたかな滝があるのだ。
都市が時間の重力によって 幾重にも折りたたまれ
ガクンとたわんでいる その向こう・・・。
須臾の間 ぼくはその瀑布の下を
カメラを手にして旧友と二人で歩き回ったことがあった。
用意した握り飯を二個づつ食べ
渓流の水でのどをうるおしさえした。
その直後 ぼくは彼を見失った。
ああ はやくも枯れ葉が舞っているね。
千変万化する気象の変化に気をとられながら
時間のドアのあちら側へ出ていったしまった男をときおり思い出す
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