歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

フラクタルと歴史経済波動学で予測
 未来の世界と経済と医療の行方
貴方はいくつの真実を見つけられるか!

この様な米の脅迫に負けたら駄目です。

2013年01月12日 22時57分46秒 | 政治経済
http://jp.reuters.com/article/jpeconomy/idJPTJE90A00Y20130111

他国の金融緩和に警告、多分日本の安倍政権にでしょう。対外向けて、
FRBの金融緩和にも反対するフィラデルフィア地区連銀総裁。一方で
ミネアポリス地区連銀総裁は、国内向けにFRBの緩和は不十分だと
アナウンス。このように二枚舌を使い分けて他国をけん制するのが
白人さんの国の特徴です。1971年ニクソン以来ドルを
垂れ流した米には言われたくないと言うのが日本人の
本音でしょう。

しかし中国の脅しの為に、米にすり寄らざるを得ない安倍政権の足元を
見透かしているのは、米国そのものです。彼らは日本が潰れても
中国と世界を2分して支配する事を望んでいるでしょうから、
この様な脅しには負けてはいけません。

ここに外交の狡猾さが要求されます。5兆ドルのドル買い介入をしつつ
アメリカとの同盟を強化する作戦です。

購入したドルで
1.アメリカの国債を大量に購入して、米を喜ばせる。同時にユーロ圏の
  債権をも購入してヨーロッパを喜ばせる。
2.米の最新鋭の武器を大量に購入しつつ、国防を強化。
3.同時に国防の名目で国産兵器開発を大々的にする。

これは今後の日本には実際メリットのある政策です。
1.ユーロの解決は近いこと、実際彼らもそうアナウンスしています。
  2016年に貴金属が大暴騰した時に、ヨーロッパの諸国は
  金を売り払い、十分な外貨を蓄えることは可能である事は分かっています。
  これでユーロの危機は終わります。そしてユーロ高になります。
2.次の危機は2020年から巨大な円安が始まる日本であることは、世界の
  金融関係の常識です。従って今大量の米国債とドルとユーロを貯め込むことは
  2020年以降の対外支払いの信用にお墨付きを与えることですから、
  良いことなのです。更にドル高と国債金利の上昇で、日本は儲けます。
3.暫くはドルが基軸通貨ですから、ドルのある日本は外貨の支払いに
  困りません。従って10兆ドルでも良いですから溜め込めば、
  ゴールドのない日本の円安並びに国債崩壊は軽くて済みます。

今が大切なのです、米の二枚舌にビクビクせずに、5でも10兆ドルでも
円売りドル買いをするのです。この場合円の不胎化をしては駄目です。
既に1971年から通貨戦争は始まり、1990年から苦しんでいる
日本はもう十分です。ENOUGHと米に言うべきです。
日本がプライドを取り返す絶好のチャンスです。

安倍さんに出来るかな?10兆円で緊急経済対策などと言っている間は
期待は出来ません。スイス式が良いのです。何故スイスに出来て
世界第二の国に出来ないのです。しっかりしろ!!!!!

これが出来るなら、日本バンザイです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今回の円安の予測

2013年01月12日 19時51分44秒 | 政治経済
http://jp.reuters.com/investing/currencies/quote?srcAmt=1.00&srcCurr=USD&destCurr=JPY&destAmt=&historicalDate=

2012年2月からの円安は2~3年続くことは前回予測しましたが、
更に細かく予測したいと思います。この円安の調整波ABCのAはほぼ1年間と
予測しましたが、多分今年1月末まで、遅くても2月末までは終わると思います。

サプライズがない限り、1ドル=90円前後が考えられます。緊急経済対策の10兆円
程度ではサプライズとは言えません。これはAのabcのc波が延長しての事です。

2月からABC調整の調整Bが始まるでしょう。Bはサイドウェイ=sideway=Horizontal
=abc 又はZIGZAG=abc が考えられます。BのTrianngleは絶対ないとは言いずらい
ですが、それはA波の見方によります。A波を3波と見ればsidewayですが、
5波形成と見ればZIGZAGと言えます。私は3波形成と見ていますので
AはSidewayと見ています。ここのところがエリオット波動の難しいところです。

いずれにしろ、SIDEWAYの次はSideway 又はZIGZAGで、円高の方向に向かいます。
sidewayの場合は一旦80円前後まで戻り、これに対して驚いた政府が為替介入すると
思いますから、再び90円の方向に戻って円安になり、更にBのabcのcは最後は再び80円
前後に戻ると思います。

Aのsidewayの次がZIGZAG=Bとしてもやはりabcとzigzagに80円前後に向かいますから、
驚いた政府がやはり為替介入すると予想されます。
どちらにしろBの最後は80円前後でしょう。

最後のC=abcは、80円前後から最後の円安の方向に向かいます。その円安の最後は
現在のところ90~95円前後を考えています。少しのサプライズが有れば100円まで
円安に戻る可能性は有りますが、これは80円から100円までの戻りになりますから、
大きなサプライズが必要です。私の言う数兆ドルの介入ですが、
度胸がなければ少し難しいでしょう。

100円の円安になるまで、スイスの様に、ドル買いをするとの断固たる声明と
実際の介入が必要です。安倍政権では、とりあえず90円前後のレベルで良い
ではないかと閣僚が言いましたが、このような遠慮では駄目です。
世界は弱肉強食なのです。もっと断固たる姿勢が大切です。

可能性としては80~90円の間を行ったり来たり又行ったりの可能性が有ります。
日本で云うボックス形成です。最後のABCのCはTriangle形成もあり得ますが、
Triangleでも結局80~90円の間を行ったり来たりしますからたいして
変わりません。現在の予想ではAは1年間、Bは少し短く6ケ月又は1年間、
CはAと同じ1年間と見ていますので、この一時的な円安は2014年の末
までには終わるでしょう。長くても2015年の2月までと予想します。

合計2年半から~3年ですが、これはFRBや日銀の金融緩和に依存しますので、
彼ら真の資本主義の支配者次第です。彼らが特別に緩和を延期すれば、
少し様相は異なりますが、どうなるでしょうか。

日銀はあまり緩和したがらず、FRBは緩和を延長したいが、共和党の抵抗で
難しくなっています。此処が日米の中央銀行の考えの異なるところです。

多分これは、スーパーサイクル第(Ⅳ)波の崩壊の日本(米の
1929年の崩壊と同じ)と、米のスパーサイクル第(Ⅴ)
波の更に小さいサイクル第Ⅳ波の崩壊の違いとも言えます。

言い換えれば資本主義が後100年以上も残っている日本は、少々の崩壊は無視
できるゆとりがあるが、やがて資本主義自体がが崩壊する、ゆとりのない
FRBの最後の打ち上げ花火=ドルの刷りまくり作戦との違いかもしれません。

多分そうでしょう。エリオット波動はそう語っています。=これが神のシナリオです。

いずれにしろ、円は行ったり来たりしますから、右往左往する政府の様子が
想像出来ます。多分韓国・中国との関係も右往左往するでしょう。
経済も政治も右往左往。2013年の標語にしたいですな。

100円まで戻せば、その後に来る最後の超円高の苦痛は半減すると思いますが、
まだ来ぬ未来を私の様に弄るのは、多分政治家には出来ません。
ましてや日銀には出来ません。これで決まりかな。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする