歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

フラクタルと歴史経済波動学で予測
 未来の世界と経済と医療の行方
貴方はいくつの真実を見つけられるか!

資本主義が崩壊するUSA・日本文化も見えず・最早中国の本質も見えず

2014年01月07日 18時16分51秒 | 戦争
http://www.foreignaffairsj.co.jp/

軋みだした中国の統治システム
―― 変化した社会に適応できる政治構造を
(2014年1月号)
デビッド・M・ランプトン
/ジョンズ・ホプキンス大学ポールニッツスクール教授(中国研究)

中国は力強い経済、パワフルな軍隊をもっているかもしれないが、その統治システムは非常に脆い。いまや中国を統治するのは、毛沢東や小平の時代と比べてはるかに難しくなっている。中国の指導者の権力は年を追うごとに弱くなり、中国社会は、経済や官僚組織同様に分裂し、多元化している。しかも、市民社会と民間が大きな力をもちつつある。問題は、政策決定に世論の立場を取り入れつつも、政治構造をそのままに放置していることだ。法の支配への強いコミットメントを示すだけでなく、社会紛争の解決に向けて、司法や立法などの政治制度への信頼性をもっと高める必要がある。優れた政府規制を整備し、より踏み込んだ情報公開を行い、もっと説明責任を果たす必要がある。そうしない限り、今後、中国は過去40数年に経験した以上の大きな政治的混乱に直面することになる。
 要旨を読む >>

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追い込まれた中国共産党
―― 民主改革か革命か
(2013年1月号)
ヤシェン・フアン/マサチューセッツ工科大学教授

これまでのところ、中国が民主体制へと近づいていくのを阻んできたのは、それを求める声(需要)が存在しなかったからではなく、政府がそれに応じなかった(供給しなかった)からだ。今後10年間で、この需給ギャップが埋められていく可能性は十分ある。一人あたりGDPが4000―6000ドルのレベルに達すると、多くの社会は必然的に民主化へと向かうとされるが、すでに中国はこのレベルを超えている。さらに、今後、中国経済がスローダウンしていくのは避けられず、社会紛争がますます多発するようになると考えられる。さらに、中国の政治・経済的未来へのコンフィデンスが低下していくのも避けられなくなり、資本逃避が加速することになる。この流れを食い止めなければ、相当規模の金融危機に行き着く危険もある。政治改革に今着手するか、壊滅的な危機に直面した後にそうするかが、今後、中国政治の非常に重要なポイントになるだろう。
 要旨を読む >>

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中国との出会いとその後
(2014年1月号)
ジョン・ポムフレット/ワシントン・ポスト紙記者

西洋人は中国を世界から切り離された存在としてロマンティックにとらえがちだ。新しい事実が出てきても、研究者たちは、自分の思い込みにしがみつこうとする。約4000万人が死亡したとされる大躍進、そして約100万人が死亡し、数百万人の人生を狂わせた文化大革命という現実を前にしても、立場を変えない人物もいる。なぜ多くの識者たちは、中国とその革命にかくも大きな期待を寄せたのか。なぜ今も同じように考えているのか。なぜ自分が間違っていたとわかっても、まったく信じられないといった怒りにも似た感情を示すのか。そして、いまやわれわれの目の前にあるのは「気まぐれな愛人」のように、外の世界がどう思おうと気にしないふりをする中国だ。「本当の中国」を探す旅はまだ終わりそうにない。・・・
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         靖国で大失態したUSAの識者、今度は中国分析で

① やはり寿命には勝てないのでしょう。先進資本主義国としての命は、まだ33年有りますが、
  先に社会のデータが悪化しています。これは仏のエマヌエル・トッドが唱えた説ですが、
  彼もUSAのデータの悪化から、彼らの崩壊をも予想しています。

① 黄色人種に対する、無理解は日本に対するだけでなく、対中国にも見られます。市場主義を
  取り入れたからと、無条件に中共が資本主義や民主主義になるとの、おめでたい発想は
  御笑い種です。そろそろ、世界支配層とやらとのレベルが見えてきました。

① これはソ連に勝った慢心のみでなく、やはり寿命が来たと見るのが良さそうです。

① 現実の中国は、武力で政権を執ったのであり、民主を叫ぶだけで、簡単に殺されたり、牢獄に
  入れたりするのが見えないようです。国民の性格もそれに合わせて、悪化している
  のが見えないようです。宗教の自由さえもないのです。これが見えないのが
  知恵者・宗教家の馬鹿さ加減です。

① 又他国を支配し、弾圧・虐殺しているのも見えないようです。最後の植民地主義者です。
  そもそも、国家の現状が見えていないようです。いくら経済的に良くなっても
  国家の現状は悪化しているのであり、国民もそれに合わせてきているのです。
  つまり、国民も民主主義を叫ばず、ただひたすら暴動をするのみです。

① これを武人主義と言うのです。共産主義と言うのです。もし国民の不満が酷くなれば、
  彼らの作戦や未来はこうなります。
 
 ●1、前回書いた今後の6つの戦争を次々とやり、国家をまとめる。これは兵法の極意です。
    国民の不満は対外的に、ガス抜きするのは共産国の常套手段です。
    又実際彼らは、新聞に書いてあるように、望んでいるのです。

 ●2、地域同士の対決は、実は人民解放軍の対立そのものが主体ですから国が分裂するのです。
    その場合、一つ一つの人民解放軍が、小中華となるのです。小と言って平均数億の
    国民ですから、馬鹿には出来ません。その方が中共が治めやすいと考えれば、
    そうなる可能性が、高いでしょう。

 ●3、そもそも、資本主義国で民衆が力をある程度持つのは、選挙が有るからです。
    共産国家は選挙が無いので、戦いは武力しか有りません。武力では庶民は勝てません。
    勝てても、庶民の代表は国家や政治を治める事が出来ませんから、その支配を
    委ねられる人は,結局武力のある武人ですから、元の木阿弥となります。

 ●4、日本の戦国時代で例えれば、主が信玄から謙信に代わるようなものです。本質的な
    変化は起こりません。違いは武力弾圧の多少のみです。庶民が権力を持ち続ける
    事は出来ません。精々一時的に小規模の地域を支配するのみです。

 ●5、武人のロシアも残虐なツアーリの支配を脱した革命は、もっと酷い共産党の大虐殺
    が待っていたのです。これが武人の戦国時代です。だから戦国であり、武人なのです。
    武人を怒らせると、もっと酷くなるのみです。

 ●6、国が混乱すれば、第二の毛沢東が出て、殺し合いが待っているのみです。これが武人です。

 ●7、何千万の虐殺は、かの国の前の指導者が言ったように、中国では普通なのです。
    勝ったものが天下を取るのが、戦国武人の時代です。USAの知恵者もそろそろ
    大崩壊が見えてきそうです。

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成果を上げる・断固たる凛とした態度・阿部総理とネットからの支援

2014年01月07日 17時12分10秒 | 戦争
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140107/frn1401071536004-n1.htm

朴政権“日本包囲網”は大失敗 靖国共闘に米政府「NO」 共同会見で質問拒否
                       (1/2ページ)2014.01.07

 米国から対日共闘を拒否され、さえない表情の朴大統領(共同)
 安倍晋三首相による靖国神社参拝をきっかけに日本包囲網の構築をもくろむ韓国の朴槿恵(パク・クネ)政権が、早くも壁にぶち当たった。7日に行われる米韓外相会談後の共同記者会見について、米政府が「質問を受け付けない」という異例の対応を取ったのだ。韓国側にとっては「靖国参拝反対」で米韓共闘をアピールする機会が奪われた形で、韓国国内では困惑が広がっている。

 「ケリー国務長官が、日本の安倍首相による靖国神社参拝に関して、公に追及を迫られるのを避けたため」

 米政府による「極めて異例な対応」を報じた韓国紙『朝鮮日報』は6日付朝刊で、質問拒否の理由をこう分析した

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● やっとUSAも自らの愚かさに気付いたのでしょう。糞まじめで、馬鹿正直で、我慢強く
  お人好しの日本人を敵に回すのは良くないのです。

● これからは、もっと真剣に日本人の言う事を聞き、日本文化を勉強してから、
  前もって日本人の識者に相談してから、云うべきでしょう。

● 素人大使では、荷が重すぎます。

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本人たちの言う事も御参考に・ついに出た中国の侵略プラン・覚悟せよ

2014年01月07日 16時21分35秒 | 戦争

http://japanese.ruvr.ru/2014_01_06/126925942/

中国の政府系新聞「文匯報(ウェンウェイポウ)」は、中国の政治経済発展のテンポがこのまま続けば、近隣諸国との戦争は必要不可欠なものになるだろうとの記事を掲載した。それによると、ロシアも潜在的攻撃対象に入っている。
新聞の主張では、今後50年の間に中国は、6度の戦争に勝利することになる。

● まず最初は2020年から25年にかけての「国民統一のための戦争」で、
        これはつまり台湾との戦いだ。

● これに続くのが、2028年から2030年までのベトナムとの戦争で、スプラトリー諸島に対する
       支配を取り戻す戦いである。 

● その後2035年から40年まで、中国は、南チベットを手に入れるため、
        インドと戦火を交える。そして

● 2040年から45年までは「中国固有の領土」である尖閣諸島や琉球を取り戻すため
        日本との戦争が想定されている。

● またモンゴルが中国との合併を平和裏に同意しなければ、事実上すぐさまモンゴルは
        中国の攻撃を受ける事になる。

● こうした一連の軍事行動は、ついにロシアとの大規模紛争勃発をもって終了する。
  その時期は、2055年から2060年とされている。まさにこの時、中国はロシアに、
  かつて中華帝国から奪った160万平方キロの土地に対する答えを迫るとの事だ。

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             秘密でもない、彼らの侵略性

● 中国に甘い幻想を持つ人たちに、彼らの本心を聞かしたいものである。私の予想とも
  重なる事が有るので、良い参考に成ると思われます。特に沖縄や尖閣に対する
  2040年~2045年は、先進資本主義国の資本主義が崩壊する時であり、
  沖縄の米軍基地が維持できなくなる時であり、可能性は高まります。

● 一言でいえば、周囲へ侵略し、領土を奪う計画ですが、これほどあからさまな表現も
  珍しいでしょう。しかしこれが共産主義=武人の時代の本性で有る事が解れば
  当然起こる未来と想像出来できます。

● 軍事力強化=善は急げ! このことが分からない人は、政治家に成るべきでは有りません。
  単なる馬鹿です。

● 共産主義は崩壊したのでは有りません。SUPERCYCLE第(Ⅰ)波が崩壊したのみです。
  いつも言うように、第(Ⅰ)波は殆ど元のレベルまで下がるので、もう終わったと
  誤解するのです。そこから猫かぶり作戦で見事に復帰して、自信を持った
  共産党は、最早その野心を隠そうとはしません。さて第(Ⅲ)波は怖いですよ。

● 早く強力なインテリジェンスの構築と、10倍の軍隊の構築が必要です。

● ロシアさん、早く日本に4島を返し、資源を売り、日本と仲良くなるべきですよ。
  何時までも中国の傍にいると、寝首をかかれますよ。

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考え方と立場の違いは大きいか・少しか?

2014年01月07日 08時55分25秒 | 戦争
              臥薪嘗胆 ー ネオ

何か興奮されているような書きぶりに驚きました。中国故事を不用意に引用したコメントで気分を害されたなら謝罪したいと思います。また、自分はこのブログに強く感銘を受けており、挙げられた相場観、歴史観の多くに共感していることを申し上げます。

その上で、言葉足らずのコメントを反省し、以下長文で補足することをお許しください。

ご存じのように臥薪嘗胆の嘗胆とは、敗北した越王が帰国して民衆と共に富国強兵に励み、その一方で苦い胆を嘗めることで屈辱を忘れないようにした、という故事です。確かに粘着気質の陰湿な復讐者のイメージですが、馬丁にされる屈辱に耐えて呉王の信頼を得、許されて帰国してからも自重して無用な挑発を避け、味方すら欺いて呉王を油断させ、●密かに富国強兵を成した強く賢明な生き様に感銘を受けました。赤穂浪士の大石内蔵助にも通じます。一方、自信過剰による漫心から越王の復讐を許した呉王には「奢れるもの久しからず」という●平家滅亡と同じ教訓を感じます。●破滅は絶頂の次の瞬間に訪れるという戒めです。

大きな相場観が正しくても、短期のポジショニングを間違えて失敗するトレーダーは沢山います。波動はジグザクです。自信過剰になって目先の頂点でポジションを傾ければ、反転したときに大けがをします。日本株が長期上昇相場に入ったことが間違いなくても、それが示唆するのは、この先のクラッシュでも日経8,000円は下回らないことだけです。12,000円や10,000円はありえます。表面的な不安材料が消え、ムードが強気一辺倒になったとき、危険なタイミングが訪れます。漫心による油断こそ、大けがの元です。●私が安倍首相のハシャギぶりに感じた危惧はそれです。

再び、故事を引くのをお許しください。越に勝った呉王夫差は奢り高ぶり、諫言する先代からの重臣伍子胥を誅殺し、甘言を囁く太鼓持ちばかりを重用します。やがて中原に進出し覇者と呼ばれて絶頂を迎えますが、漫心による油断を狙われ、越王勾践に空き巣の本国を衝かれ、あっという間に滅びます。

安倍さんは大丈夫ですか?周囲をイエスマンのシンパで固め、甘言で自信過剰になれば、不可能も可能にできる錯覚に陥るのが人間心理です。貶められていた日本経済がアベノミクスの1年で劇的に復活するわけがありません。今は未だエリオット波動のサイクル第一波にすぎず、年末の高値は復活の長い道程の一里塚です。去年は黒田バズーガの衝撃とアベノミクスへ期待で外人が日本株を買い上げましたが、軽率な言動が外人の疑心暗鬼を生んで期待が萎めば、突然相場の巻き戻しが来ても不思議はありません。
●何より獅子身中の虫である官僚層や現体制の最大の受益者である年金世代は、デフレで恩恵を受ける層であり、本音ではインフレ時代の到来を快く思っていません。増税のトレードオフのために面従腹背している連中が、あのハシャギぶりをどう受け止めるでしょうか。指導者なら敵の警戒を高めるような愚は自重し、国民の琴線に敏感であるべきと言いたかったのです。

●次に、外国との対話はディベートのようにルールの公平なスポーツと違うと考えいます。相反する立場と利害をトレードオフによって調整し、妥協点を見出す活動です。そこで大切なことは自らの立ち位置と●核心的利益への自覚であり、相手の立ち位置と核心的利益への理解です。それなくして、●強情に自説だけを主張すれば得られるものも得られません。

●尖閣紛争は領土問題で未来の問題ですから、安易に妥協できないことです。一方、●東京裁判、●慰安婦などの歴史認識問題は過去の敗戦で押しつけられた現実です。その現実を強弁で覆そうとするのは、ケンカに負けた子供が負けを認めずウジウジ言っているのと同じで、所詮は負け犬の遠吠えではないでしょうか。現実をひっくり返したければ、もう一度ケンカして勝つ以外ないでしょう。悔しくても受け入れない限り未来に向き会えません。メンツの問題ですか?勝者にメンツは重要でも敗者にメンツなど大した意味はありません。●むしろ勝者のメンツを立てて彼らの自尊心を慰撫し、引き換えに実利や別の名誉を得て、有利な取引を図るのが上策です。●ドイツがどこの国よりファシズムに峻烈な態度をとり、周辺国を安心させて欧州の盟主に収まっている現実は、日本の教訓にならないのでしょうか。

中国がどんなに危険な国でも、東アジアの隣国であり、●最大の利害関係国であるという現実は無視できません。安倍首相周辺は財閥に対し●中国市場からの撤退とアセアン市場への転身を薦めているそうですが、愚かな判断ではないでしょうか。首相自ら最大の利害関係国と刺し違えも辞さないと考えるなら、そんな危うい国を、世界中の誰が信用するでしょうか。社会経済活動で最も大切な信用を失えば、撤退による経済的損失以上の大きな損失になります。●中国はまだ崩壊していません。転進論(何やら先の大戦の失敗を思わせます)は●アセアンの政治経済を掌握する華僑が中国本土の軍閥と密につながっている現実を見ない机上の空論です。●インテリジェンスを軽視し、空虚な机上の作戦で敗北を繰り返した大本営の失敗を、東京政府はまた繰り返すのでしょうか。(私は長年アセアン諸国を転々とし、今は●ベトナムに居住しています。アジアの人々が日本人に感謝しているという手前味噌な思い込みはあまりに実情とかけ離れています。)

少し書きすぎたかもしれません。ただ、大きな相場観や歴史観に共感しても、最近のご高説には少なからず●違和感を覚えます。以前中国が本気で尖閣を盗りに来る時期まで予想され感銘を受けましたが、明日が日中開戦の日でしょうか?エリオットとサーカースが日本資本主義の黄金時代到来を予言するなら、その予言を語る者こそ、●一時のムードに流されず、未来を見据えて進むべき道程を説いて欲しいと願います。波動は紆余曲折を経て進みます。上昇相場にも調整があり、空売りポジションが必要な時も来ます。●中国が不倶戴天の敵でも、歴史の波の中で、友の顔で付き合うべき時もあります。内心に最大限の警戒を持って。                   ネオ
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  始めに、私のブログに感銘を受けているとの事には、うれしく思いますし、
   感謝したいと思います。書き手の冥利に尽きます。


◎ 歴史観や立場の大きな違いはあるか?

  ネオさんの言う事は、一つ一つ検討すれば、最もと頷けない事はないですが、しかしトータル
  としてみた場合、現状の認識や歴史観の違いが有るように感じられます。しかし上記の文は
  一般的な書き方であり、ネオさんのハッキリとした立場がまだ見えてきません。

  もし立場が同じとしても、その方法論に大きな違いが有るように思われます。もしかしたら
  表の庶民の立場と、インテリジェンスの世界の立場の違いかも知れません。又は目標が
  同じでもその方法論が異なるのか、が良く見えていません。

○ 今は戦国時代ではなく、民主主義の時代です。口論=外交が基本的には戦いです。
  デベートはスポーツですが、スポーツと言う剣道の訓練なしに、剣客にはなれません。
  いきなり、実践では戦えないでしょう。やはり、若い時から訓練をして初めて肉体や
  運動神経が鍛えられるのであり、スポーツが初めにありきです。

○ 超一流のテニス選手に剣を持たしても、剣道の1段の有段者にも勝てないでしょう。専門とは
  そういう事ですから、国家の外交を司る人達には、最低限としてディベートのスポーツの
  訓練が必要なのです。ましてや裏方のインテリゼンスの方々は、スポーツ等、
  大いに訓練に励んでから仕事をしないと、たちまち御用です。

○ 呉越の時代なら、己を隠しながら、いざ武力を行使してもやっていけた時代ですが、
  今は宣伝戦を勝つことなしには、武力の行使も難しいのです。

○ 私の立場は、裏でなく表の庶民の立場であり、ハッキリと自己主張をして、相手と口げんか
  をしながらその立場の違いと、妥協の糸口を見出すと言うのが基本です。従ってどの組織にも
  属せず言いたいことや問題点をはっきり言える立場にありますし、云おうと努力しています。

  又基本は、先祖を信じ、親を信じ、身内を信じ、郷土や国を愛すると言うのが基本です。

○ 所が、戦後の教育の下で、日本の“恥ずべき”戦争を憎み、先祖を・親を馬鹿にして来ました
  し、実際学生運動もやってきました。これは私の人生の“反抗期であった”と総括しています。
  正義感のみでとにかく反抗するのが若者の特権ですし、又周囲も甘く見てくれます。

○ しかし、反抗期の若者の利点は同時に欠点も持つのです。経験と情報の不足、何より家庭を
  持たない成熟していない立場です。これが、社会に出て家庭を持ち、反抗期が過ぎ、そして
  何よりも世界の変化と、知識の増大に伴い、我々も郷土や国益の危機、同時に我々の
  庶民の立場のリスクがますます増大していると感じられるようになったのです。

○ 青年期の立場が、180度転換した瞬間です。この青年期の不必要な、才能と時間の浪費は
  今の私を作ったとはいえ、大いなる反省となっています。国家の国益と日本人と
  いう素晴らしい人達、少し変わっていますが、この人たちの危機を見逃す事は
  最早出来ません。何よりも、日本を含め世界は“邪悪さ”が充満しています。

○ 日本人だけが純粋などとは言いませんが、やはり郷土を愛する以上、云うべきことは言わないと
  先の大戦の様な過ち、たとえ強くて正義感に燃えても世界は理解しないし、彼らも国益でしか
  動かない以上、ある程度その土俵で戦う必要が有ると言う事です。

○ インテリゼンスや軍事力を軽視しているのでは有りません。実際日本の軍事予算を10倍に
  高めるべきと書いています。又郷土を守るためには、斥侯を沢山放つべきと書きました。
  笑顔で握手し、最大限の警戒を持ってとはそういう事です。警戒は個人なら
  読んで字の如く心の問題ですが、国家ではやはり軍事力でしょう。
  これが長い目では、平和に貢献すると考えています。

○ これは本来は国家やその関係者が中心になるべきですが、我々から見れば未だ不十分です。
  一介の庶民として出来る事は、彼らが政治家や関係者が言いにくい事を我々が側面から
  応援する事のみです。同時に彼らの行き過ぎも管理する必要が有る事は当然ですが。

○ しかし現状は、日本人は臥薪嘗胆し過ぎで、ディベートも出来ずに、本来勝てる口論・外交
  でも負けて、大いに国益を損ない、日本人の誤解を招いていると言う事です。従って、
  云うべき事はハッキリ言いながら、相手に握手を求め、同時に備えを十分すると言う事です。

○ まだまだ日本人はその備えが十分できていないし、すべきと警鐘を鳴らしているのです。
  これが平和ボケとけなす理由です。私に言わせれば言うべきことの1割も云っていないと
  いう事です。本当は十分口げんかをして、相手を納得させてから靖国に個人の
  宗教の問題として参拝すべきと思いますが、それが出来ていないと思います。

○ 例えばあり得ない事ですが、私が安倍さんなら、まずオバマさんと怒鳴り合いながら、
  宗教の問題で喧嘩をし、相手に宗教で他人を非難する理不尽さを追求します。
  もし相手が日本の宗教を否定するなら、私は貴方の国のキリスト教を
  否定します”位の事を云って、オバマさんとけんかするのです。

○ これが最終的には、相手と分かり合える手段と考えています。中韓となら出来ない宗教論争は
  オバマさんとなら出来るのです。これが民主主義国家の特徴です。民主主義ではまず
  口論ありけりです。これが無くては何にも始まりません。

○ 例え安倍さんが慢心して、政権が崩壊しても、それはそれで良いのです。これが民主主義です。
  何処かの国の様に永久の政権は、そもそも民主主義には有りません。次の民主党政権が出来たと
  しても又よいのです。何れにしろ目覚めた庶民が選びます。谷あれば山ですから。

○ そもそも日本人は、にこにこするばかりで、何を考えているかわからないと言うのが世界評です。
  喜怒哀楽をはっきりと示すのが、相手にも良いのです。これが人間であり、動物なのです。
  私に言わせれば、喜怒哀楽は足りないと言えます。嬉しい時は素直に喜ぶのが大切です。

○ 何れにしろ、安倍さんは表の人間であり、裏のインテリジェンスの人間では有りません。
  首相は自らの仕事を自慢しても良いのです。いやなら選挙で落とされるでしょう。
  裏表・理性と感情を使いながら、硬軟織り交ぜてやっても良いのです。
  これが外交・政治のカードを沢山持つと言う事にもつながります。

◎ 日本人は余りにも不必要な空気を読みすぎます。今までが空気を読み過ぎ、不必要な妥協をし
  相手に誤解を長い事与えてきたのです。これが戦後左右の政治家が誤った事です。これで
  大陸は大いに誤解して傲慢になってきたのです。そのエリオット的調整が今なのです。

○ 調整は未だ始まったばかりです、まだまだこれからが口論と喧嘩と小競り合いが増えてくるのです。
  その為の警告なのです。戦前も大陸は半島は生命線なりと、軍部の満州の経済的利権を
  死守しようとした間違いが、大きな失敗を生んだのです。その利権の一部でも米に
  よこしたら、歴史にもしはないですが、米の態度も少しは変わったかも知れません。

○ 今回は、経済連の利益を守ろうとする余り、不倶戴天の策謀に組み込まれているのが
  見えないのが、軍部と同様な経済連なのです。甘い汁を吸うだけ吸って捨てるのが
  戦略であるのがまるで分っていないのです。コミンテルンと中国共産党が
  日本を大陸に引き込み、蒋介石と戦わせて、漁夫の利を得る戦略に
  はまった過ちを繰り返そうとしているのは、今までの日本でした。

○ その過ちを繰り返してはいけないと言うのが、大陸からの撤退作戦なのです。それが出来ずに
  戦前は泥沼の大陸戦になったのです。その見事な共産党の兵法にはまったのが、自民党の
  田中角栄以来の、敵を育てる政策なのです。

○ むしろ阿部さんの戦略は、長期の戦略であり、短期の利益を追求する欲呆け経済連≒満州軍部
  とは全く異なるものです。これは逆なのです。日本の生き残りと長期の利益の為の戦略
  なのです。企業は明日明後日の利益を求めますが、それはそれで資本主義ですから
  仕様がないですが、それを含めて、それを超えた国家戦略を立てるのが
  政治家の本来の責務なのです。これがネオさんと全く異なる見解でしょう。

○ そもそも直ぐに撤退できないのは、当然です。だから時間を掛けながら今から行うのです。
  株が上がっている体力のあるうちに行うのです。その為の円安株高なのです。
  投資をすれば分かるように、買い時売り時が大切なのです。

○ そのようなチャンスはまれでしょう。そのまれなチャンスを与え、経団連が早く気付く事
  を望んでいるのです。円安は今後も続くことが予想されますし、これが最も大切な
  経済的戦略なのです。円安で企業の国内回帰、体力をつけての東南アジアへの転進。

○ 一時の儲けの為でなく、国家の長期戦略がアベノミクスなのです。

◎ ドイツと日本が同じ犯罪を犯したと洗脳されているのが最も重大な過ちです。戦争は
  ナポレオンも欧州を侵略し、多大な損害を欧米人に与えたのです。その歴史的認識が
  有るので、もう戦争や復讐は止めようと言うのが今のユーロです。

○ 歴史的には何もドイツのみが悪いのではないのです。だからドイツは今のユーロの名主に
  収まれるのです。勿論経済がぴか一ですから、出来るのです。先の大戦が問題なのは
  戦争はどちらも繰り返したようにお互い様ですが、ユダヤの虐殺が問題なのです。

○ 従ってドイツのナチスは、人道上の罪で裁かれたのです。戦争の罪では有りません。それなら
  過去のナポレオンの罪も暴かなければなりませんから、出来ないのです。あくまでも
  ユダヤの虐殺なのです。

○ 日本はその欧州から逃げるユダヤを国家ぐるみで救ったのが真実です。当然ユダヤさんには
  感謝されてしかるべきですが、これはやがて来るでしょう。戦後の米軍が日本の犯罪探しを
  行いましたが、彼らは見つけることが出来ませんでした。アリもしない南京虐殺も裁くこと
  も出来なかったのです。仕様がないから平和への罪で裁くしかなかったのです。

◎ 東京裁判の良し悪しは措くとしても、尖閣の問題や慰安婦の問題や沖縄の帰属の問題などは
  全く東京裁判とは関係なく、日本からお金をせびる方便として、戦後に彼らが造った
  物語です。戦争とは全く関係ありません。そこを理解しないのが問題なのです。

○ 南沙諸島・西沙諸島等の問題と同じく、戦後のCHINAの侵略の問題なのです。

○ この新しい問題は、戦争とも関係が無いのに、相手の言い分を認めれば、いくらでもヤクザは
  新しい因縁をつけてくるのです。これが大陸国家の性格や時代を読めない左右の政治家の
  問題点です。つまり、アメリカに負けたショックが全ての洗脳を受け入れる素地に成ったのです。

◎ ベトナムは本来共産圏であり、大陸の仲間です。韓国も似ています。ベトナムに援助したのは
  大陸などであり、本来は兄弟です。今は領土問題でもめていますが、共産圏の援助なしに
  ベトナムは存在できなかったのであり、又日本は彼らを侵略する側でしたから、
  本来彼らが日本を好きにならなくても不思議でも何でも有りません。

○ 又彼らは自力で仏や米を破ったと言う自負がありますから、その自負に日本人は要りません。
  欲しいのは日本からの援助とお金です。小国ですから、又兄弟分の中共に脅かされていますから
  今は日本に助けを求めるのは、何も不思議では有りません。しかし本来は社会主義≒共産主義
  ですから、CHINAの様に発展すれば、必ずや日本の資本主義的法律と合わなくなります。

○ 私はベトナムに住んだことは有りませんし、又今の貴方の立場は分かりませんが、少なくとも
  社会主義的官僚制度に悩まされているのではないでしょうか。想像ですが。
  私も学生時代は背一杯ベトナムを応援していましたが、今は冷静になれます。

◎ 例え経済は華僑でも、国民は国民ですから、ハッキリと中国の理不尽さを拒否しています。
  貧しくとも弱くても、凛としています。これが本来の姿であり、経済的には大国でも
  全くだらしがないのが、今までの日本だったのです。東南アジアの人に説教されて
  いるのが現状でしょう。もっと凛としなさいと。

○ 東南アジアの中共嫌いは、インドネシアの政変でも発揮されています。共産党のクーデター
  は失敗しましたし、彼らは50万人?虐殺の目に遭っています。ベトナムは共産圏ですから
  異なりますが。経済は華僑でも、利益の一部は現地の住民に来るし、何よりも
  教育好きな日本人が彼らを教育しますから、やがて現地の人と華僑は
  逆転するでしょう。これが歴史の流れです。転進も歴史の流れです。

○ 又戦後やがて70年に成ろうとしています。戦後の日本感謝組は少ないでしょう。若者は
  洗脳達者に組み込まれます。だからこそ表の宣伝戦は今でも、今だからこそ必要なのです。
  USA・中国の洗脳は今でも続いているのです、だからこそ地元で洗脳を解くことが大切なのです。

◎ ELLIOTT 波動は、戦後の政治の異常な状況の揺り戻しを表しています。従って4~5年で済む
  問題ではないのです。安倍さんの戦略は100年単位のものです。勿論敵に潰されたり、
  政権を失ったりもするでしょうが、これはこれで歴史の流れですから、良いのです。

○ 何よりも若者が洗脳を受けず、その大陸の異常さに気付きつつあるのが、現状ですし救いです。
  私も熟年の部類に入るかも知れませんが、頭は未だ未だ若者に負けないくらい
  柔軟であるつもりです。基本は自らの親や故郷を信じる事です。




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