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大逆転のコレステロール悪玉説//現西洋医学の大崩壊の第二弾

2017年09月30日 20時59分33秒 | 健康・医療
薬のチェック。Page12   No69 Vol.17 Jan.2017 

5か月連続で最も読まれた論文


高齢者ではLDL-コレステロールと死亡率は無関係か逆相関:システマチックレビュー

Lack of an association or an inverse association between low-dennsity-lipoprotein cholesterol
and mortality in the elderly: a systematic review:Ravnskov U,Hamazaki T,Ogushi Y,Okuyama H,Hama R et al.
BMJ Open 2016;6:e010401

この論文は2016年6月~10月の5か月間連続で雑誌BMJ Open で最もよく読まれた論文であった。

要旨 

目的:年齢の上昇とともに、総コレステロールの総死亡や心血管死亡に対する危険因子としての
   程度が少なくなるか、あるいはまったくなくなることはよく知られている
。しかし
低比重リポ蛋白コレステロール(LDLーC )は総コレステロールの一構成要素だが、高齢者において
死亡率と関係しているかどうかに関しては、あまり知られていないので、この問題を検討した。

調査対象とアウトカム:60歳以上の高齢人口について、総死亡るいは心血管死亡の危険因子として
LDL-コレステロール値が検討されていたコホート研究を、PubMedを用いて検索した。

結果:合計68094人の高齢者を扱った30コホートを含む19件のコホート研究が検出された。
   28コホートで総死亡率が報告され、9コホートで心血管死亡率が報告されていた。総死亡率を
扱ったコホート全体の92%の人口に相当する16コホートで、総死亡率はLDL-コレステロール
値との間に逆相関が認められ、うち14コホートでは統計学的に有意であった。
他のコホートでは関連は認められなかった。心血管死亡については、2コホートにおいて、
LDL-コレステロール値が最低4分位に属する人の心血管死亡率が最も高く、統計学的に有意であった。
(つまり逆相関)。7コホートでは関連は認められなかった。

結論60歳以上の人では、LDL-コレステロール値は死亡率と逆相関している、
   この知見はコレステロール仮説と矛盾している。仮説とはコレステロール、特に
LDL-コレステロールが動脈のアテローム硬化の本質的な原因であるという説。
LDL-コレステロールが高い高齢者は、低い人よりも長生きである。

この分析結果は、コレステロール仮説に疑問を投げかけるものである。さらにこの研究は
心疾患予防の戦略の重要な要素とされている高齢者への薬剤によるLDL-コレステロール低下を
推奨する治療ガイドラインを再検討する必要性の根拠となる


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● 医師の言うままに、コレステロール低下剤を飲んでいる貴方、自殺行為ですぞ。
  たぶんあなたも、病院通いしてコレステロール低下剤を飲み始めてから、体調が
  悪化したのに気付いているはずです。正直に自分の体に聞きましょう

● 私の感では、最近はやりのロコモティブシンドロームもサルコペニア等の横文字の
  病気の原因は、これらコレステロール低下剤が主な原因ではと思っています。

● 個人的な経験でも、74歳の老人㊚で、高血糖(DM)と変形性膝関節症と慢性の肩こりや
  首の痛みがあり、コレステロール低下剤と鎮痛剤と血糖降下剤とインシュリンの注射を
  受けている人がいます。

  栄養指導と、電磁波指導とを行い、直ちに鎮痛剤とコレステロール低下剤の服用をやめさせて
  更にタウリンとビタミンDの服用を勧めたところ、わずか2週間で首の痛みはほぼ消失、
  鎮痛剤をやめたのに、両膝の痛みも半分以上消失してからは、本当に元気になり、

  自分の畑に通うことが出来るようになりました。仕事は出来ませんが、
  片道を車で4時間かけてゆく畑です。勿論血糖も以前よりは下がっています。

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悪夢から寝覚めるとき//{コレステロール=悪魔}仮説の悪夢から

2017年09月30日 07時49分46秒 | 健康・医療
薬のチェック。The Informed Pressciber. Editorial.   No69 Vol.17 Jan.2017 から

そもそも、薬物治療をはじめ医療による介入は、病気の危険因子(例えば著しい高血圧や
高血糖)があり、薬剤でその危険因子を軽減し寿命が延長する事が確認されてはじめて
有用である。

しかし世の中は、それとはまったく異なる方向に突き進んでいるようだ。その顕著な例が、
「コレステロール仮説」に則った心血管疾患の予防の試み。「コレステロール仮説」と
いうより、
「コレステロール魔物」仮説の方が適切であろう。体に必須のコレステロール
を、魔物のごとく扱い徹底的に取り除こうとする。コレステロールは魔物どころか、
身体にとって必須の物質である


総コレステロールが高い人の方が長生きであることは、かなり知られるようになり、最近では、
LDL-コレステロールいわゆる「悪玉」も高い人の方がむしろ長生きである事が、多くの疫学調査で
報告されてきた。特に60歳以上ではほぼ例外なくいえる事が、2016年6月に発表された
システマチックレビュー論文で報告された
。発表月から5か月間連続してBMJOpen誌最もよく
読まれた論文である。この問題に対する関心の高さを物語っている。要約を本誌(12頁)で紹介している。

他方、「コレステロール=魔物」仮説を主張する学者からは、この論文への猛反撃が多数なされている。
その最たるものが、欧州心臓学会と欧州動脈硬化学会(ESC/EAS)のガイドラインだ。心疾患が
高リスクの場合には、LDL-コレステロール」を70㎎未満に、または、もともとが80㎎~135㎎/dL
の人は、半分以下に下げるべし、とした。

今号で扱った、PCSK9阻害剤(8頁、エボロクマブ、アリロクマブ)やCETP阻害剤(12頁、)なお、全くの新規の作用機序をもつ
コレステロール低下剤の開発に合わせるように「コレステロール=魔物説」扱いは激しさを
増している。エボロクマブ等の臨床試験で、LDL-コレステロール」が元の値の30~40%に低下に
低下し、25㎎/dL以下になる例が多数あった。一般臨床医は、いくら下げてもよい、と考えて
しまうだろう。

家族性高コレステロール血症(FH)の人が心筋梗塞になりやすいのは、コレステロールが高いため
ではなく、TNF-αなどの炎症性サイトカインを高誘導し炎症をおこしやすい遺伝素因を有する為だ
と判明している。この素因は、FHの人が感染症にかかり難い要因でもある


害のほうが大きい物質(エボロクマブなど)に1回2.3~7万円、年間30~180万円を使う価値はあるのか?

「コレステロール=魔物」仮説の悪夢から目覚めないと、とんでもないことが起こるのではないかと危惧する。

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武人時代は原則として王室は要らない//女王死去で急展開

2017年09月30日 06時49分27秒 | 武人の時代
★ https://jp.sputniknews.com/europe/201708314035698/

英国反王室主義者ら エリザベス女王死去で君主制は終わる
© 写真: RHS / Andy Paradise
欧州
2017年08月31日 01:28(アップデート 2017年09月02日 03:19) 短縮 URL
32956242

英国で君主制に反対し、共和制を目指す団体の「リパブリック」のグラハム・スミス代表はスプートニクからのインタビューに答え、同国の君主制は現在のエリザベス女王の死去後、廃止される可能性があると語った。

スミス氏は「時に事は十分に迅速に動くことがある。人々が考えているよりも速く。現在、大部分の市民が君主制を支持しているが、これは女王に対する支持だ。女王も91歳。亡くなれば状況は十分スピーディーに変わる。君主制は次の国王の在位期間中、持たないかもしれない」と語っている

「リパブリック」の最終目的は君主制の廃止と英国に共和制を樹立することだが、近視眼的な目標は王室に対し、秘密のベールを剥ぐべく、古文書の公開を強要すること。

過去250年間、英国王室はヴィクトリア女王の日記など、古文書の一部しか公開に応じてこなかった。

「リパブリック」は英国王室のこうした秘密制度は諜報機関の機密公開の期限をかなり上回るものと皮肉っている。

これより前、英国のエリザベス2世女王に近しい人々は、女王が退位してチャールズ皇太子に王位を譲る計画はないと伝えられた。

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● 問題は完全に廃止するかどうかと云う事でしょう。ダイアナ妃と離婚してカミラ夫人と
  結婚したチャールズ皇太子は、勿論不人気ですから、彼が王位につけば
  王室廃止の論議は、勢いを増すでしょう
。こんな国王ならいらないと。

● それを避けるには、当然の事として、国民から好感を持たれている人を王にすれば
  良いのです。勿論ウイリアムズの事です。これで当分は時間を稼げるはずです

● 後は、財産の一部処分と王室の地位の相対的地位の低下で、乗り切ろうとするでしょう。
  しかし時代はエリザベス女王が死ねば、武人の時代へと急展開するのです。
  上記のスミス氏の言うように、時に事は十分に迅速に動くことがあるのです

● これが革命という事なのです。女王が死ねば、急激に王室論廃止の論議が高まるのです。
  それまでは共和制派は、じっくりと己の廃止理論を練り直して、戦いに備えるのです。

● どこかの国の共産主義者の様に、現状認識が出来ずに、今にも革命が必要で、今にも
  革命が来るかのような幻想を抱いて
いないことが分かります。急激に展開する
  革命時期の到来を待っている共和制派は、時代をよく見ているという事です。

● そろそろ共和制の時代(武人の時代)が来るぞ。準備は良いか!  と。
コメント (1)
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