歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

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 未来の世界と経済と医療の行方
貴方はいくつの真実を見つけられるか!

来る世界大戦は統一に欠けた軍隊は機能せず//これで良いのです。

2017年09月03日 20時54分44秒 | 第三次大戦
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)9月4日(月曜日)
       通巻第5417号  <前日発行>
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 房峰輝、馬暁天、呉勝利、張陽と軍上層部が次々と失脚し、習礼賛派に交替
  スターリンの恐怖政治に似てきたが、これでは軍が機能しないだろう
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 中国軍の内部で何が起きているのか?
 房峰輝(前統合参謀部参謀長)、馬暁天(空軍司令官)、呉勝利(海軍司令官)、そして張楊(政治工作部主任)と軍人上層部が次々と失脚、あるいは拘束され、習礼賛派と交替している。軍が習のプライベートアーミー化している

 とくに衝撃をともなったのは房、馬、呉の三人は現職の中央軍事委員会委員であり、呉の場合、父親は浙江省副省長をつとめた太子党(房峰輝、張陽も太子党)であり、手を出せないとされてきた。
 呉は海軍の密輸事件に絡んだと噂され、2014年頃から黒い醜聞がひろがってはいたものの、同時に「海軍の父」をいわれた劉華清の軍拡、海軍重視路線を守り、海軍を掌握してきた。

 参謀部長に李作成、海軍司令員(司令官)は沈金龍。次期副主任は四人に増員される雲行きとなった。
 空軍司令官は丁来杭(北部戦区空軍司令官)、陸軍司令官には韓衛国(中部戦区司令官)が抜擢された。韓は61歳、丁は中将のままで昇格した。いずれも習近平の嘗ての赴任地で意思疎通のある人脈から選ばれている。
恰かも、人民解放軍は共産党従属という軍隊から習近平直属の軍隊へと変貌を遂げるかのようである
 
どうも、この状況は習近平が軍事委員会から胡錦涛人脈をすべて追い出し、自分に忠誠を誓う軍人であれば、その能力を度外視しての抜擢人事であり、スターリンの恐怖政治に似てきた。これでは軍が機能しないことになるだろう

 ソ連軍は讒言や密告によってトップが連続して粛清され、スターリンに忠誠を誓う軍人が要職を占めた。したがって実戦経験に不足し、対独戦では一部が壊滅状態に陥ったほど、士気は麻のように乱れ、軍の組織に総合性を失い、軍隊そのものが烏合の衆と化した

 建設現場にたとえると或いは理解しやすいかも知れない。
 五本の主柱、工事現場で各班は指揮系統が明確化されていたので、各々の任務を円滑にこなした。
ある日、突然、五本の柱を取りやめ、設計変更。十五の小骨に改編され、持ち場も外壁担当がインテリアへ廻され、電気系統担当が水道管など水回りに部署が交替となり、ボイラー担当がエレベータ部門に廻され、「さぁ、頑張ろう!」といわれても、全体を統括できず、各現場責任者は請け負った現場において適切な判断ができない。

組織に柔軟性が欠け、整合性を失い、全体の指揮系統が乱れる。となれば軍そのものの全体が機能せず、工事は遅れに遅れる。


 ▲機上の空論に近いのかも知れない軍の再編

 これを現在の組織再編中の中国人民解放軍に当てはめてみると、五つの縦割り組織の元締め(総政治部、総参謀部、総装備部、総後勤部と戦略ロケット軍)が、統合参謀部、政治工作部など十五に別れ、誰が何をどうするのか、具体的な分担範囲が不明となった。

 七つの軍管区が五つの戦区に改編され、自分の部隊がどちらの所属なのか不明となった。
とくに北部戦区と中央戦区の山東省と河北省の地域分担が末端では不明確のまま、海軍でも北海艦隊、東海艦隊、南海艦隊と海兵隊が色分け不明瞭のまま、海軍司令員には南海艦隊から人が来た。
 海兵隊は各艦隊から切り離されて独立した組織となった。

 それでなくても軍の内部は不穏だった。
軍の国軍化を唱えた谷俊山が汚職容疑で失脚し、それから三年を経ずして、中央軍事委員会副主任だった除才厚と郭拍雄のふたりが失脚となり、旧瀋陽軍管区の不満は爆発寸前となった。
北京のど真ん中で軍人が抗議集会を開催するなど、習近平の軍組織再編は軍隊内部からは不評さくさくとなっていたのだ。

いや、この事態で軍を機能的に再編するというパターンであれば、毛沢東が朝鮮戦争で敵対した軍閥を前線に駆り出したように、トウ小平がベトナムに戦争を仕掛けたように、習近平に残された選択肢は、やっぱり戦争ということになる

    □◇□み△□◇や□▽◎ざ□◇□き◎□◇ 

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● このように、武人時代は国家の機能や軍隊の機能の効率化よりも、忠誠心が重要と
  なりますから、これがかの国の欠点となるのです。特に個々の戦端で
  十分な戦火が得られないなら、軍の不満は高まるのです。

● これを内戦に転化させればよいのです。これが内戦型世界大戦の意味なのです。
  勿論USA/大西洋先輩先進資本主義は大崩壊で内戦は必発ですし、中東は
  既に内戦で混乱の極みですから、残るは中共の内戦です。

● 従って習近平さんのやり方は正解なのです。私の予想する内戦型世界大戦に沿って、
  中共が混乱し、世界が混乱に陥るという意味
で、正解なのです。
  習近平さん、独裁をとことんまで追求しましょう。

● 忠誠心のないものは、武人戦国時代では生きてはいけない=これは法則と云えましょう。 
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右派の反撃・序章第二弾//時代は段々と混迷へ//資本主義の投資の天才は潰されるか

2017年09月03日 07時42分26秒 | USA/大西洋資本主義の大崩壊
★ https://jp.mg5.mail.yahoo.co.jp/neo/launch?.rand=66r1pe5r3esr2#tb=6ew0s2u4

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)9月3日(日曜日)
       通巻第5416号  
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 「ジョージ・ソロスはテロリストだ」。署名嘆願に11万人がサイン
   制度上、司法省が介入すればソロスの資産は凍結される
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 世界一の投機家として著名なジョージ・ソロスには、もう一つの顔がある。
 「民主化」運動を支援し、東欧諸国には大学を寄付し、反政府運動の影の指導者として暗躍した。
 ウクライナの反ロシア暴動でも、資金を提供したといわれ、プーチンのロシアからの敵視されてきた


 2016年の大統領選挙中は、トランプを「詐欺の天才。インチキの独裁者」と批判し、ヒラリー・クリントンを熱心に応援し、全米のリベラル、左翼、人権活動家からは人気を集めた

 ソロスはテロリストだ、というのは彼のリベラルな政治運動への資金提供などによる支援が、まわりまわって世界のテロリストを助長し、結局はアメリカ社会の安定をそこなったとするもので、ホワイトハウスのネットにある署名欄で、「ジョージ・ソロスはテロリストだ」とする嘆願要求キャンペーンは8月20日に開始された。

9月1日までにその署名が11万人を超えた(ワシントンタイムズ、9月2日)。英語版プラウドでも「7万人を超えた」(同紙、9月1日)としている。

 制度上、署名が1ヶ月以内に三万人を超えるとハワイとハウスは調査にはいる建言があり、司法省がこの嘆願を認めるとなると、ソロスならびに彼の設立した政治寄金、諸団体の資金が凍結される。
 はたして、そのような状態にまでなるか、どうか。
     □◇□み△□◇や□▽◎ざ□◇□き◎□◇ 

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● つまり武人時代は、反対派には皆殺しの論理が適用されるのが、原則と書きました。
  左翼が南軍の将軍の銅像を引き倒すなら、右派はジョージソロスを引き倒そうと
  いうのです
。相いれない世界は段々と広がり、内戦へとひたすら向かうのです。

● 日本に例えれば、南軍の銅像を引き倒す行為は、鹿児島で西郷隆盛の像を引き倒すようなものです。
  これがいかに過激かは、誰でも理解できるでしょう。すべては相手の存在を認めないことから
  起こるのです。それは最後は実力行使≒武力しか残っていません。
 
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気を付けよう//武人戦国時代は皆殺しが基本

2017年09月03日 07時21分20秒 | 武人の時代
★ https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170902-00000061-asahi-int

ロヒンギャの家二千戸超焼失 掃討作戦のミャンマー西部
9/2(土) 20:44配信

 ミャンマー政府は1日、同国治安部隊が掃討作戦を続ける西部ラカイン州で、イスラム教徒ロヒンギャの住居など2700軒以上が燃やされたと発表した。国連人権高等弁務官事務所によると、同国から隣国バングラデシュに逃れたロヒンギャ難民は2日現在、5万8600人に上るという。

 掃討作戦は先月25日未明、ロヒンギャとみられる武装集団が同州マウンドーの警察施設などを襲撃したことを受けて始まった。ミャンマー政府は燃やされた家については「マウンドー付近の35村のイスラム教徒やヒンドゥー教徒の家」とし、ミャンマー国軍は「掃討作戦に紛れてテロリストが家に火をつけている」と説明している。

 これに対し、AP通信などは「治安部隊が(私たちの)家を焼いた」とするロヒンギャの話を報じている。また国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」(HRW)は、衛星画像の分析から、ロヒンギャの村の一つで、ほぼ全域の約700軒が燃やされたと発表。隣接する仏教徒ラカインの村では被害を確認できないため、家を焼かれたのはほとんどロヒンギャの村だとみている。(ヤンゴン=染田屋竜太)

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● 少数派には危険なのが、武人戦国時代と思われます。反対派や忠誠心のない者や当局から
  不良分子
と名指しされると、彼らのDNAは危機に瀕するのです。これはいくら平和賞を
  もらった女性が政権についても同じことなのです。軍隊が真の支配者なのです。

● タイは何度の軍隊がクーデターを起こすことで、真の支配者が誰なのかが分かりやすいし、
  ミャンマーは、国民の圧倒的な支持で選ばれた、スーチー女史の存在が見えない
  事でもわかります。本当の支配には武力がないと出来ないのが武人時代なのです。

● 北はすぐ殺されることで、最も分かりやすい武人時代と云えましょう。従ってそのような国で
  少数派が武力を前面に出すのは、危険な行為と云えます。本人のみならず、家族や
  親族や一族にも危険が及ぶのが、武人時代です
。所謂皆殺しの論理です。

● そのような時代が刻々と近づいているのが、USA/大西洋先輩先進資本主義諸国なのです。

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ドミノ倒し?・北制裁の前に韓国経済制裁

2017年09月03日 06時44分56秒 | 経済戦争
★ https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170902-00000122-mai-bus_all

<FTA>米、韓国に交渉圧力か 破棄通告書起草
9/2(土) 23:06配信


トランプ米大統領=AP
 【ワシントン清水憲司】米メディアは1日、トランプ米政権が米韓自由貿易協定(FTA)の破棄を検討していると報じた。早ければ週明けにも手続きを始めるという。「破棄カード」を突き付けることで、早期の再交渉入りを迫る思惑もありそうだ。

 米通商専門紙ワールド・トレード・オンラインが関係者の話として伝えた。トランプ政権は米韓FTA破棄を「真剣に検討」しており、破棄通告書の起草も済ませたという。ただ、米議会や産業界の反対が見込まれるほか、破棄検討の主要な目的は「韓国を交渉のテーブルにつかせること」との見方も報じた。

 貿易赤字拡大に不満を持つトランプ氏は、6月の米韓首脳会談で米韓FTAの再交渉に強い意欲を表明。両政府は8月、特別合同委員会をソウルで開いたが、韓国は再交渉に応じない姿勢を鮮明にした。

 トランプ政権は再交渉入りが難しいとの判断から破棄を検討しているとみられる。ただ、破棄に踏み切れば、両国の経済関係だけでなく、対北朝鮮をめぐる連携にも悪影響が及ぶ恐れがある。

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● トランプ大統領の当面の目標は、USAの経済再生と思われます。やはりまずは手ごろな咬ませ犬は、
  韓国と云えます。政権も国民も反米反日ですし、経済制裁には手ごろな大きさですし
  又韓国製品を排除して、USA製の復活を狙っていると思われます。

● また北がなかなかしぶといのは、やはり韓国が北の兵站基地として機能しているからと思われます。
  その韓国の経済を崩壊させれば、北も悲鳴をあげるし、USA製品の復活にも良いのです。
  ウクライナからICBMを買うお金を枯渇させればよいのです。

● 世界の株価市場の崩壊は近づいていますし、その時は韓国の通貨危機も連動して起こる
  でしょうから、今は韓国虐めの良い機会と云えます。韓国崩壊が自動的に
  将来の、北朝鮮のクーデターを誘発する可能が高いと言えます。

 
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