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2024年02月03日 09時01分16秒 | USA/大西洋資本主義の大崩壊


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こんにちは、
ダイレクト出版・政経部門の佐藤です。

突然ですが、みなさんは
有人レジとセルフレジ、
どちらを利用しますか?

ちなみに私は、
自分で打つのが楽しいので
いつもセルフレジです。

最近、スーパーやコンビニなど
いろいろなお店で、セルフレジが
増えているような気がします。

実はこの「セルフレジ」、
日本が抱える“ある問題”を
解決しているというのです…

本日は、
国際関係アナリストの北野幸伯先生に、
「セルフレジ・ロボットウェイターの普及が
日本に与える影響」
についてお話しいただきました。

=====

★セルフレジ、ロボットウェイターの普及はよいことか?


From:北野幸伯

ダイレクト出版
ルネサンスメルマガ読者の皆さま、こんにちは!
北野幸伯です。


今日は、
セルフレジ、ロボットウェイターの普及はよいことか?
についてです。

オランダ在住読者
Kさまからのご質問にお答えします。

【オランダ在住Kさまからのメールここから▼】


〈北野さま、

オランダ在住のKです。

北野さまの、いつもポジティブな姿勢に
励まされております。

日本社会は少しずつ良くなっている、
といつもおっしゃっていますよね。

本当に、素晴らしい日本国が
このまま存在しますように、
と祈っています。

今回のメールで、
セルフレジ、ロボット配膳係に触れていらしたので、
私の感想をお伝えしたくなりました。

北野さまが、これを良しとするのは、
どういう理由によるのでしょうか? 

人の代わりに機械が働くことで、
人の自由時間が増える、
ということですか?

でも、実際には機械の進出によって、
人の生活は忙しさを
増しているだけでは無いですか?

それに、人と人の関わりが減ることで、
お店の雰囲気も殺伐としたものに
なっている気がします。

レジの人とのちょっとした会話も無くなり、
人はどんどん自分の殻の中に閉じこもり、
社会は社会として
機能しなくなっている気がします。

私は日本のスーパーやコンビニで
買い物をして、店員さんが一生懸命レジを打ちながら
商品を袋に詰めてくれているのに、

客はスマホから目を離さず、
金額と精算機のナンバーを聞いて
無言で移動して精算を済ませ、
レジ係を一度も見ない様子を見て
ゾッとしました。

自動化で本当に良かった、
と思うのは、駅の改札です。

昔駅員さんがやっていた時に、
無言で、ものすごい人数の
人の流れに対応している駅員さんに対して、
これは人のすべき仕事じゃ無い、と思いました。

彼の虚ろな目が忘れられません。

また次回の記事を楽しみにしています。〉
ーー

【オランダ在住Kさまからのメールここまで▲】


Kさまのご質問、最重要部分は、ここでしょう。


〈今回のメールで、セルフレジ、
ロボット配膳係に触れていらしたので、
私の感想をお伝えしたくなりました。

北野さまが、これを良しとするのは、
どういう理由によるのでしょうか?〉
ーーー


私は、セルフレジが急速に普及したこと、

ファミレスに「ウェイターロボット」が
登場したことについて、

「日本がよくなっている例」として挙げました。

なぜでしょうか?

なぜ、セルフレジ、
ウェイターロボットは、
急速に普及したのでしょうか?

私は、「新型コロナパンデミック」が

関係していると見ています。

なぜ?

新型コロナパンデミックで、
外国人労働者の入国が非常に
困難になりました。

それで、企業は、
「必要に迫られて」セルフレジ、
ロボットウェイターの導入を進めたのでしょう。

「感染しないように、
人と人との接触を減らす」という
意味もあったかもしれません。

私は、なぜセルフレジ、
ロボットウェイターを
肯定するのでしょうか?

もし新型コロナパンデミックが
なかったらどうでしょうか?

経営者は、

「う~む人手が足りないぞ。
どうしよう。
そうだ、貧しい国の外国人を
最低賃金で雇おう!」

となるでしょう。

実際、コロナ前は、そうしていたのです。

ところがコロナで、
外国人労働者を大量に呼んで、
最低賃金で使うことが難しくなった。

そこで、経営者は、

「仕方ないから、セルフレジを導入しよう。
ウェイターロボットを導入しよう」

となったのでしょう。

前々から言っていますが、私は、

「日本人がやりたがらない仕事は、
貧しい外国人にやらせればいい」

という「差別的移民」に反対しています。

理由もあります。

モスクワの冬、
雪かきしているロシア人はいませんでした。

雪かきしているのは、
みんな中央アジアから来た移民だったのです。

建設現場で働いているのもそうです。

そして、差別され、
安い賃金でこき使われている
中央アジアの移民は、
しばしばロシア人を憎んでいました。

一部の人は、マフィア化していました。

これに対してロシア人も、
「中央アジアの移民が職を奪っている」などと主張し、
スキンヘッドの民族主義者が
跋扈するようになっていました。

ロシア人のサッカーファンがテレビで、

「好きなチームが負けたときは、
キルギス人の清掃係をぶん殴って憂さ晴らしをする」

と言って笑っているのを見て、
ゾッとしました。

こんな経緯があったので私は、

「日本をこんな風にしてはいけない!」

と確信したのです。

私は、「日本人が嫌がる仕事を、
貧しい外国人にさせよう」

という「差別的移民」に反対しています。

そういうと、
「少子化で労働力が不足するでしょう?」と
反論されます。

それなら、機械化、自動化、
ロボット化すればいいのです。

セルフレジ、ロボットウェイターは、

「貧しい外国人労働者を最低賃金でこきつかう」

よりも、ずっと人道的です。

日本人ができることは日本人が。

足りないところは、ロボットが。

これが私の考える理想の形です。

ちなみに私は、
「差別的移民」には反対していますが、

日本の歴史、文化を尊重し、
法律を守り、税金をきちんと
納めてくれる移民には特に反対していません。

結局ポイントは、

「日本人がやらない仕事は、
貧しい外国人を雇って最低賃金でつかおう」

という「差別的移民」かどうかです。

別に、外国人の「大学教授」
「ITエンジニア」「ビジネスパーソン」
「芸能人」「投資家」「起業家」

などが日本に住んでいても、誰も困りません。

シリコンバレーを発展させたのが、
インドやロシアのITスペシャリストだったように、

優秀な人材の流入は
日本国を豊かにしてくれることでしょう。


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ご意見・ご感想・リクエストがあれば
ぜひこちらより教えてください。

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<メルマガ著者紹介>

国際関係アナリスト
北野 幸伯

 
「卒業生の半分は外交官、半分はKGBに」
と言われたエリート大学:
ロシア外務省付属モスクワ国際関係大学を
日本人として初めて卒業。

その後、カルムイキヤ共和国の
大統領顧問に就任。

大国を動かす支配者層の目線から
世界の大局を読むことで、数々の予測を的中。

自身のメルマガは、ロシアに進出する
ほとんどの日系大手企業、金融機関、政府機関の
エリート層から支持されている。


北野 幸伯先生について、もっと知りたい方は、
こちらの紹介ビデオをご覧ください。

パワーゲーム・活動のビジョン
https://youtu.be/Us60-HunT9c


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