上のチャートを見て、敏感な人は分かっている筈です。
そうです、全く為替のチャートと同じです。時代のズレは少しありますが、円ドルの
為替のチャートにそっくりです。これはある意味当然でしょう。中国も極端な元安で
世界の市場に参入。戦前の日本の安かろう悪かろうと同じものが、発展途上国で
見られます。高級な日本製は、途上国や貧乏人の財布から駆逐されています。
第一波の調整に4年、第2波の調整に6年かかっています、その後少し元に戻していますが
調整の更に調整=水平型の調整後が2002~2009年にかけて見られます。これには
7年かかっています。これからの予想は、2009年からの最後の波は約8年
~12年(4x2=8、6x2=12年、6x1.618=9.7)程かかる
事を暗示させます。
2014年までは一時的な円安が来ると予想されますので、一時的な戻しは予想されますが、
最終的には2015~2019年の円高で、壊滅的なダメージを受けると予想されます。
最後の波でチャートの図は大きな調整波が完成することになります。競争力から見ても
2020年前後は日本の転換期です。
従って海外での投資は、2019年までを目標にし、2020年からは巨大な円安が予想されます
から、国内への回帰が求められす。余分なお金があれば、今は商品・貴金属に投資すれば、
4.5年で何倍ものリターンが望めます。ジム・ロジャースの本で勉強しましょう。
巨大な円安になれば、海外からの所得も膨大になります。輸出産業も助かります。
色々言われるが、国際競争力とは、論より証拠、結局為替の相場次第です。
此れが近隣窮乏化政策と言われ、アメリカとそのドルペッグ制をとる国が
強い理由です。香港やシンガポールがトップ等とはおかしいと思いませんか?
シンガポールはある程度分かりますが、有名な企業や産業も知られていないのに
トップとは、これはドルペッグ制、又はそれに準ずる制度のお蔭です。
今アメリカがドルを垂れ流し、ドル安と他国の為替高とバブルをもたらし
世界から非難を浴びる理由です。何度も云うように近隣窮乏化策です。
他国は生き延びるために、為替を安く誘導しますが教科書秀才の日銀は、逆の事を行い
日本の産業を普通の国並みにしようとしています。多分中庸と言う言葉が好き
で、その言葉の快楽に溺れているのでしょう。何しろ知恵者ですから。
上の16.5年等と言うサイクルは何の意味もありません、理屈の無いサイクルです。
幽霊の正体見たり、枯れ尾花かな。
追記
日本の技術者を6000万~1億円で、サムソンが引き抜いているとの事です。優秀な人には
社長よりも給料が高いと言う。これに嫉妬焼く人は、正に働く人の反対の思想です。
官僚が天下りで、原子力産業に天下り、仕事もろくにないのに8000万円を貰うと言う。
そして事故が起こると真っ先に逃げ、後で問うと原子力の元の字も知らない人で
全く事故に対処出来ない、天・下・り・人。責任とって辞める能無し
かと思えば、給料を6000万にへらし、頑張ると言う。
何を頑張るの、能無しさん???????
もう勝負は有りですな。自分の技術者に訴えられて、相当の貢献費をしぶしぶ与える企業は
正に、社長幹部そのものが、天下りの脳みそで、士農工商丸出しの江戸時代の
知恵者のレベルで、天才技術者が企業を支えると言う事が解らず、
恐竜の様に滅びる運命でしょう。
一人の人間がガレージ店から、世界的な企業に成長する時代は、日本人の脳内には無いようです。
一人の天才が、勝敗を決すると言う事が解らない、アホ社長とバカ家老と言う所でしょう。
これ等知恵者のボスを気取る輩が、官僚と共に滅びる時が、日本の夜明けです。
本当の明治維新かな??
幹部の給料を1/5にし、優秀な技術者の給料を大幅アップしないと、
日本の企業は潰されます。御用心。