おいしい野菜をつくろう

採れたて野菜は おいしい!

そら豆を嫌っていうほど食べました

2021-05-28 | 豆類
自家焙煎コーヒー豆を買いに行ったついでに 散歩を兼ねて 野菜の無人販売所に行ってみました
どれも1袋100円です

そら豆3袋 インゲン2袋を買って リュックに詰めていたら その野菜を作っている方が 出ていらっしゃいました
いろいろお話を伺いました

今年は そら豆も早くから採れたので もう終わりそうだそうです
間に合って 良かったです
帰ってきて量ったら 3袋で約1kgでした


もう サヤが汚れっぽいのがありますが 終わりに近いそうですから 仕方ないですね
サヤを剥いて 茹でたら 400gほどになりました


多いと思ったけれど 2人で全部食べちゃいました
そら豆だけで お腹がいっぱいでした

スーパーで買ったら 高いので 少ししか食べられません
そら豆でお腹がいっぱい・・・なんて 最高の贅沢です(笑)

茹でるときに お歯黒の部分に 傷をつけるように 義母に教わりました


こうすると 皮をむきやすいし 中身まで塩味がしみると 義母が言ってました

茹で上がると こんな感じ



友達が そら豆のお歯黒は なぜ黒いのかという話を 教えてくれました

むかしむかし、あるおばあさんが、そら豆を煮(に)ようと思いました。
 そら豆をなべに入れようとすると、一粒のそら豆がなべからこぼれ落ちて、コロコロコロと庭のすみへ転がって行きました。
 それに気づかないおばあさんは、今度は火を付けようとワラを持って来たのですが、そこへ風がサーッと吹いてきて、一本のワラを庭のすみへ飛ばしました。
 それからおばあさんが火をたきつけて仕事をしていると、まっ赤になった炭が一つ、ポロリと下へ落ちて、これも庭のすみっこへ転がっていきました。
 こうして庭のすみっこで、そら豆とワラと炭が出会ったのです。
 そら豆が、言いました。
「ワラさん、炭さん、わたしたちがここで出会ったのも、何かのご縁です。どうです、これから一緒に、お伊勢参り(いせまいり)に行きませんか?」
「そりゃ、いいね」
「よし、さっそく出かけよう」
 こうして、そら豆とワラと炭は、そろって出かけました。

 さて、みんなは川の所まで来ましたが、この川には橋がありません。
 橋がなければ、川を渡れません。
 すると、ワラが言いました。
「わたしは背が高いから、橋になってあげるよ。そら豆さん、炭さん、どうぞ渡りなさいな」
「それは、ありがたい」
 そら豆が先に渡ろうとすると、炭が怒って言いました。
「わたしが先に渡るんだ。そら豆さんは次にしろ!」
 するとそら豆は、ムッとして言い返しました。
「いや、わたしが先だ!」
「いいや、わたしが先だ!」
 炭は、そら豆をポンと突き飛ばして、先にワラの橋を渡り始めました。
 ところが半分まで渡った時、川の流れを見た炭は怖くなって足がすくんでしまいました。
「どうした、炭さん。先に渡るのなら、早く渡れよ」
 そら豆がせきたてても、炭は怖くて動けません。
 そのうちに炭の熱でワラが燃え出して、炭とワラはボチャンと川に落ちてしまいました。
 それを見て、そら豆は大笑いです。
「アハハハハハッ、わたしを突き飛ばして、先に渡ろうとするからだよ。アハハハハハッ、アハハハハハッ・・・」
 そら豆は、あんまり笑いすぎたので、お腹がパチンとはじけてしまいました。
「あっ! ・・・困ったな。こんなかっこうじゃ、みっともなくて、どこへも行けないよ。どうしよう?」
 そら豆が泣いていると、そこへ仕立屋(したてや→さいほう屋)さんが通りかかりました。
「おやおや、どうしたね、そら豆さん」
「実は、あんまり笑いすぎて、お腹が破けたんだよ」
「そりゃ、気の毒に。どれどれ、わたしは仕立屋だから、破けたお腹をぬってあげよう」
「ありがとう。よろしく頼みます」
 仕立屋は針と糸を取り出して、そら豆のお腹をチクチクチク、チクチクチクと、ぬいました。
 ところがあいにく緑色の糸がなかったので、仕立屋は黒い糸でぬったのです。

  そら豆に黒い筋が出来たのは、その時からだそうです。


このそら豆を作った方は 86才の女性ですが 
私も86才まで 畑をやろう! と刺激を受けました

インゲンは 今日が 収穫の初日だったそうです
2袋で 300gありました


3分茹でただけですが 歯ごたえがあっても 硬くない・・・でした
インゲンも たっぷり食べました













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