ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

がんばろう日本、がんばろうNZ

2011-03-21 | 経済・政治・社会
今日の日経の記事、お読みになった方も多いと思いますが、心に染みたのでリンクを張っておきます。
がんばろう日本 大震災で見えてきたこの国の課題
(リンク切れご容赦ください)


ライフラインの急ピッチの復旧
仮設住宅の建設
被災した町ごと受け入れる自治体
放射線被爆覚悟の福島原発での作業
「最悪の事態になっても最後まで残ります」と笑顔で答える自衛隊員
と、励まされる動きの数々。

もちろん、いいことばかりではありません。
遅い救援への焦りや怒り
放射性物質の拡散
「決断を下す指揮官」が見えない(これは個人的には賛同しかねるものの)
党益優先
風評被害
復興事業20兆円
などなど。

特に福島第一原発の問題は最悪の事態こそ脱したと見られていても、放射線被害は拡大の一途で、問題の収束にどれぐらいの時間と犠牲を要するのかは想像もつきません。

それでも、明治維新での近代化、戦後の復興と数々の奇跡を成し遂げてきた日本がまた新しい人類の神話を築くことは不可能ではないはず。


誇って奢らず
目の前のことをひとつずつ
祈って、動いて、忘れずに
この同時代を生きていきたいと思います。


日本の大災害を前にほとんど忘れ去られてしまったかのようですが、ここNZのクライストチャーチも地震からの復興に向け、動き出しています。
(日本と比べてそのやり方がかなり違い、問題も山積ではありますが)


復興税が導入されるのか(首相は否定的)、この国特有の手厚い福祉や社会保障が削られるのか(可能性大)、方策は定まっていないものの、国民みんなで負担することになるのは間違いありません。


一緒にがんばりましょう!



走ると身も心も落ち着くのを実感する日々。

この水上橋にはどれだけ救われていることか。
この秋も走ります!