「ワンガヌイってタラナキだったっけ?」
と、ツっこまれそうなほど、長々と続いているワンガヌイの話。
目指すタラナキのニュープリマスまではまだ150km以上あります
ワンガヌイの滞在時間はせいぜい4時間ほどで、
「せっかくだから2本ぐらい書いとく?」
程度の軽ノリで書き始めたのに、これで
とうとう6本目
ついでなのでこれまでの話を貼っときます。
タラナキ行:ワンガヌイのコーファイ公園
タラナキ行:ワンガヌイ映画村
タラナキ行:エレメント・カフェ
タラナキ行:ワンガヌイ早歩き
タラナキ行:哀悼を捧げる町ワンガヌイ
(※こんなに書くんだったら「ワンガヌイ行」にすべきだった?)
昨年末の1泊2日のロトルア旅行が7本になって、
自分でも驚きだったのに、時間当たりで余裕で超えました
それぐらい
印象深かったワンガヌイ
建物好きにはたまらない場所
左が1875年築、右は1930年代でしょう。
これが隣同士だなんて
しかも、くっついるし~
ん
これはどこかで見たような?
似てませんか?
これはヘイスティングスのホークスベイ・オペラハウス
1915年築
NZのスパニッシュミッション様式の最高傑作
20世紀初頭に流行ったスタイル
外壁はカクカクシカジカなのに
内装は19世紀末を色濃く残すアールヌーヴォー
花モチーフのステンドグラスの窓に片鱗が見えます。
このワンガヌイの建物にも立派なバラ窓があって
これまた見事なアールヌーヴォー
中から見たら素晴らしいでしょうね
これも1910~20年代の建物では?
ステンドグラスも
ほぼ完璧な形で残っているよう。
1階はレディースファッションのチェーン店でしたが、
2階は何に使われているのでしょう?
単に在庫の収納に使われていたりしたら、贅沢すぎて倒れそう
この辺もごく普通に使われている
1858年築
お隣さんは1864年築
どちらも1階のテナントは飲食店
ただただ感動して写真を撮っていたら、
「歴史的な建物がお好きですか?」
と年配の男性に声を掛けられました。ちょうどこの辺です。
男性は週末に行っている歴史的建造物を回るツアーの
ボランティアガイドだそうで、
「週末までいればねぇ。」
と一緒に地団駄を踏みました
「急いでいるので今は説明しているヒマがないんだけど・・・・」
と言いつつ、その場で教えてくれたのが、目の前のこのビル!
元々はテレコムのビルで、昔はこの上に時計台があったそう。
しかし、1931年のホークスベイ地震の後「危ないから」と
取り除かれたそうです。
そんなエピソードを聞くをますます再訪したい
すべての建物に大なり小なりストーリーがあるはず。
急いでいる彼がポツリともらした、
「耐震建築の規制次第ではこうした建物もどうなることか」
という一言には思わずドキリ
詳細は決まっていないものの、国はクライストチャーチ地震を受け
各自治体に1975年以前の建物の耐震状態を5年以内に調査させ
耐震構造が必要となった場合、所有者は10年以内に工事をするか
取り壊すことになっています
オークランドでもKロードやドミニオン・ロードなど多くの通りが
消滅するのではないか
と心配されていますが、ワンガヌイなど条例が厳格に適用されたら、
町ごと消滅しそうです
親切な彼がチラリと顔を曇らせた気持ちが痛いほどわかります。
どれも小さな建物ばかりで、所有者が耐震構造にする負担を
負えそうにありません。
技術的にはできても、
こんな規模では経済的に見合わないでしょう。
ということはどれもこれも取り壊しとなり
町並みごと変わってしまいそうです。
こんなに綺麗に保ち、今でも現役の建物なのに、
なんとかならないのでしょうか?
このコントラスト
こちらは、このまま取り壊されるのか
売りに出されるのか?
(※買い手がつくかどうかは別として)
落書きなのかデザインなのか?
道を挟んだ隣同士でスゴいコントラストでした。
空家風になった建物がいくつもありました。
ここも1階は空室のよう。
すでに再開発が進んでいる場所もあります。
角地の一等地
大型ショッピングセンターでもできるのか?
道路を挟んだ反対側も
ほぼ地上げ終了
残るのはこの3軒のみ?
一番左は
この建物に敬意を表していつか食事時に寄ることがあったら、
ここで食事しますわ。
とココで言っていた、見るからに老舗の中華料理店
国の最終方針、自治体の条例が
具体的にどうなるのか、本当に気になるところです。
そんな尽きない興味もあってぜひまた行きたいワンガヌイ
ワンガヌイ博物館
ここは時間をかけてじっくり観ました。
撮影禁止だったので写真はありませんが素晴らしかったです。
観られなかった
サージーン・ギャラリー
訪ねなかった
観光センター
路面電車の車庫
川向こうの給水塔
青いドームが美しい
これは1930年築のなーんと
女性専用の公衆トイレ
次回はぜひ中まで入ってみよう!
オペラハウスのすぐ隣です。
ここは地元の人に人気らしいファミレス
ブリック・ハウス
オペラハウス正面
入り口の色のない木の縁取りのステンドグラスが
お見事
今回はコーヒーだけだったエレメント・カフェで
ちゃんと食事もしてみたいし
ぜひオペラ週間のときに来て
オペラも観たい
そして何よりも行きたい
デューリーヒルの戦没者慰霊塔
う~ん、泊りがけで出直しますわ
感動の連続だったワンガヌイ
今の姿でいつまでも
次回から話はいよいよタラナキへ
と、ツっこまれそうなほど、長々と続いているワンガヌイの話。
目指すタラナキのニュープリマスまではまだ150km以上あります
ワンガヌイの滞在時間はせいぜい4時間ほどで、
「せっかくだから2本ぐらい書いとく?」
程度の軽ノリで書き始めたのに、これで
とうとう6本目
ついでなのでこれまでの話を貼っときます。
タラナキ行:ワンガヌイのコーファイ公園
タラナキ行:ワンガヌイ映画村
タラナキ行:エレメント・カフェ
タラナキ行:ワンガヌイ早歩き
タラナキ行:哀悼を捧げる町ワンガヌイ
(※こんなに書くんだったら「ワンガヌイ行」にすべきだった?)
昨年末の1泊2日のロトルア旅行が7本になって、
自分でも驚きだったのに、時間当たりで余裕で超えました
それぐらい
印象深かったワンガヌイ
建物好きにはたまらない場所
左が1875年築、右は1930年代でしょう。
これが隣同士だなんて
しかも、くっついるし~
ん
これはどこかで見たような?
似てませんか?
これはヘイスティングスのホークスベイ・オペラハウス
1915年築
NZのスパニッシュミッション様式の最高傑作
20世紀初頭に流行ったスタイル
外壁はカクカクシカジカなのに
内装は19世紀末を色濃く残すアールヌーヴォー
花モチーフのステンドグラスの窓に片鱗が見えます。
このワンガヌイの建物にも立派なバラ窓があって
これまた見事なアールヌーヴォー
中から見たら素晴らしいでしょうね
これも1910~20年代の建物では?
ステンドグラスも
ほぼ完璧な形で残っているよう。
1階はレディースファッションのチェーン店でしたが、
2階は何に使われているのでしょう?
単に在庫の収納に使われていたりしたら、贅沢すぎて倒れそう
この辺もごく普通に使われている
1858年築
お隣さんは1864年築
どちらも1階のテナントは飲食店
ただただ感動して写真を撮っていたら、
「歴史的な建物がお好きですか?」
と年配の男性に声を掛けられました。ちょうどこの辺です。
男性は週末に行っている歴史的建造物を回るツアーの
ボランティアガイドだそうで、
「週末までいればねぇ。」
と一緒に地団駄を踏みました
「急いでいるので今は説明しているヒマがないんだけど・・・・」
と言いつつ、その場で教えてくれたのが、目の前のこのビル!
元々はテレコムのビルで、昔はこの上に時計台があったそう。
しかし、1931年のホークスベイ地震の後「危ないから」と
取り除かれたそうです。
そんなエピソードを聞くをますます再訪したい
すべての建物に大なり小なりストーリーがあるはず。
急いでいる彼がポツリともらした、
「耐震建築の規制次第ではこうした建物もどうなることか」
という一言には思わずドキリ
詳細は決まっていないものの、国はクライストチャーチ地震を受け
各自治体に1975年以前の建物の耐震状態を5年以内に調査させ
耐震構造が必要となった場合、所有者は10年以内に工事をするか
取り壊すことになっています
オークランドでもKロードやドミニオン・ロードなど多くの通りが
消滅するのではないか
と心配されていますが、ワンガヌイなど条例が厳格に適用されたら、
町ごと消滅しそうです
親切な彼がチラリと顔を曇らせた気持ちが痛いほどわかります。
どれも小さな建物ばかりで、所有者が耐震構造にする負担を
負えそうにありません。
技術的にはできても、
こんな規模では経済的に見合わないでしょう。
ということはどれもこれも取り壊しとなり
町並みごと変わってしまいそうです。
こんなに綺麗に保ち、今でも現役の建物なのに、
なんとかならないのでしょうか?
このコントラスト
こちらは、このまま取り壊されるのか
売りに出されるのか?
(※買い手がつくかどうかは別として)
落書きなのかデザインなのか?
道を挟んだ隣同士でスゴいコントラストでした。
空家風になった建物がいくつもありました。
ここも1階は空室のよう。
すでに再開発が進んでいる場所もあります。
角地の一等地
大型ショッピングセンターでもできるのか?
道路を挟んだ反対側も
ほぼ地上げ終了
残るのはこの3軒のみ?
一番左は
この建物に敬意を表していつか食事時に寄ることがあったら、
ここで食事しますわ。
とココで言っていた、見るからに老舗の中華料理店
国の最終方針、自治体の条例が
具体的にどうなるのか、本当に気になるところです。
そんな尽きない興味もあってぜひまた行きたいワンガヌイ
ワンガヌイ博物館
ここは時間をかけてじっくり観ました。
撮影禁止だったので写真はありませんが素晴らしかったです。
観られなかった
サージーン・ギャラリー
訪ねなかった
観光センター
路面電車の車庫
川向こうの給水塔
青いドームが美しい
これは1930年築のなーんと
女性専用の公衆トイレ
次回はぜひ中まで入ってみよう!
オペラハウスのすぐ隣です。
ここは地元の人に人気らしいファミレス
ブリック・ハウス
オペラハウス正面
入り口の色のない木の縁取りのステンドグラスが
お見事
今回はコーヒーだけだったエレメント・カフェで
ちゃんと食事もしてみたいし
ぜひオペラ週間のときに来て
オペラも観たい
そして何よりも行きたい
デューリーヒルの戦没者慰霊塔
う~ん、泊りがけで出直しますわ
感動の連続だったワンガヌイ
今の姿でいつまでも
次回から話はいよいよタラナキへ
(つづく)