ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

タラナキ行:プケイティ

2014-03-28 | 旅行
2月中に終わればいいかな~
と開き直っていたら、3月中にも終わらない


まだまだ続く1月のトンガリロ旅行記に続くタラナキ旅行記
やーっと一夜明けて、朝が来ましたん


宿泊+コース料理+朝ご飯付きのグラブワンだったので、

せっかくだから朝ご飯に行ってみました~
と言っても、いつも1日2食なのでそんなに食べられない
私はトーストというものは食べないのに、なぜか右奥にあるのは、


左奥にちっちゃく写っている彼が焼いてくれたため。

忠実な執事をそのままウェイターにしたような
年季
もてなし


きびきびと無駄がない動作。頼まれる前に給仕してくれる
長年の経験に裏打ちれた揺ぎない行き届いたサービスに
「トーストは食べないんです」
とは言えず・・・・
(※夫は食べる人なので少し食べてくれたかな?)


さすがにポットのコーヒーは遠慮してお茶にしました。
コーヒーは毎日のお愉しみなので、譲れません



食後に向かったのは、市内からクルマで20分ほどの

プケイティ


タラナキ地方議会(まぁ広域自治体ですな)が所有する公立植物園で、

かつて木材を切り出していた後に、レインフォレストを再生中
現在約230種類の植物が植えられているそうです。


多分ここで苗を育てているのでは?

希少な植物も数あるようです。


これはパラ(英語ではキングファーン)と呼ばれ

NZのシダの中では最大で、葉を広げると5mにもなるそうな
全国的には珍しいものだそうですが、プケイティにはたくさん!


入園料は無料ですが会員制にもなっていて、ここはクラブハウス

宿泊施設や図書館もありました。
自然好き、植物好きが集まるんでしょうね。


園内には20km以上の遊歩道があって、



長いのから短いの、舗装されているのからいないの

よりどりみどり



まずは適当にテクテク


こんなに可愛いつり橋



下のせせらぎも心が和むような涼やかな音



この橋は個人の寄贈でした。

実にNZらしい


普段から



見慣れた植物から



あまり目にしないのまで



本当にいろいろ



このシダは特に美しかった



1930年代でもまだ木材を切り出してたんですねぇ

伐採後の道を切り開いたり、トロッコの線路を通したり
製材所があったり、NZ中で展開されていたことがここでも。
海まですぐなので、船に積めば輸出も可能だったのでしょう。


テクテク登って一番の高台へ。

携帯のアンテナかな?


この岩も火山の噴火で転がっていたものを片付けて積んだのでは?

見晴台のようになっていました。





目の前は




絶景



これぞ外洋、タスマン海



雲がなだらかな丘陵に影を落とし

これまた美しい


空はこんなです。



木立にすっぽり包まれたツリーハウス

コーヒー片手に本を読んだり、うたた寝したり、ヨガしたり
1日いても飽きない自信あります


珍しい植物に感激している私の横で



夫は

アジサイに大感激


「心が洗われるようだ

と、自分の世界に入ってました


自分がこんなにアジサイ好きだったと

ここで初めて気づいたそうです


なんだかんだと2時間近く歩いて



戻ってきたのが入り口にある

ファウンダーズ・カフェ
なーんとこれもグラブワンで見つけ、
「要予約」がお約束だったので、歩きに行く前に立ち寄って予約。


しーかーし

ランチタイムでもこの通り


テラス席もなかなかいいのに

この通り


けっきょく私たち含めて3組だけでした
いくら平日とはいえ夏休み中なのに、この人の少なさ。
地方にいるのを再び実感


グラブワンのおかげでランチは半額

そうは見えないけど、確かこれはシーザーサラダだったはず
あっ、ワイングラスが写っているのは内緒でお願いします。


夫はがっつり

ステーキサンド
ここでコーヒーも


あまりの閑散さに話を聞いたら、このカフェも地方議会の経営で
11~1月しか営業しないんだそうです
も、も、もったいなーい。
でも、お客もいなーい


学生のアルバイト風なシェフ、バリスタ兼ウェイトレス+ウェイターの
3人でやっていて、こんな客の入りじゃあ彼らの時給も出ないよねー
週末はそこそこ入るのかな?


とまれ、

グラブワンのおかげで、このカフェとプケイティに直行できたので
感謝感謝
(※どこまで行っても半額夫婦


なかなかステキな場所で機会があれば再訪したいです。




さて、ここからはいよいよドライブへ