旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

京都市左京区の南禅寺です。

2006年10月19日 | 旅 歴史
 南禅寺は、正応4年(1291)、宋から帰国した無関普門(むかんふもん)を開山とし、亀山天皇が東山の離宮を禅寺に改めたことにはじまります。臨済宗南禅寺派の大本山です。室町時代は五山の上位に列せられた格式の高さを誇る大寺院です、2世の南院国師の時に南禅寺と改められました。
 日本史上屈指の義賊「石川五右衛門」が連想されます。元禄時代の歌舞伎の台本の中で、戯作者が山門に五右衛門を登楼させ「絶景かな絶景かな」の名せりふをはかせたことで有名になりました。三門の向こうの山の緑がとても美しい場所です。生い茂る松、背後に続く山々。自然の偉大さが垣間見えます。
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