諏訪大社下社春宮です。神様は二月から七月まではこちらに来られます。大門通りからまっすぐ伸びる参道(車道)の途中に太鼓橋と呼ばれる室町時代の建立が残っています。これより中は殿様でも籠や馬から降りなければならない場所でした。
春宮参拝の折はこれより下乗下馬といわれたこの橋は元文年間(1730年代)に改修され、下社では最も古い建物です。現在この橋を通ることができるのは一年に二度の神行行事の神様がお乗りなった神輿だけとなっています。 鳥居をくぐると境内。秋宮より小ぶりの神楽殿の奥に、幣拝殿があり、瑞垣内に宝殿二棟があります。拝幣殿は1779(安永8)年竣工の柴宮長左衛門の名建築で、片拝殿とともに国の重要文化財に指定されています。 拝殿の両側に、太くて高い柱が立てられています。この拝殿、正式には「左右片拝殿」と呼ばれ、屋根が片切になっていて、秋宮のそれよりも幅が短くなっています 。
春宮参拝の折はこれより下乗下馬といわれたこの橋は元文年間(1730年代)に改修され、下社では最も古い建物です。現在この橋を通ることができるのは一年に二度の神行行事の神様がお乗りなった神輿だけとなっています。 鳥居をくぐると境内。秋宮より小ぶりの神楽殿の奥に、幣拝殿があり、瑞垣内に宝殿二棟があります。拝幣殿は1779(安永8)年竣工の柴宮長左衛門の名建築で、片拝殿とともに国の重要文化財に指定されています。 拝殿の両側に、太くて高い柱が立てられています。この拝殿、正式には「左右片拝殿」と呼ばれ、屋根が片切になっていて、秋宮のそれよりも幅が短くなっています 。