午後、ちょっと調べたいことがあって大学の図書館に行く。キャンパスはさぞかし閑散としているかと思いきや、普段と変わりなくたくさんの学生たちがいた。私が学生の頃は、今日のようなゴールデンウィークの谷間は、授業は休講というのが暗黙の了解で、一部の融通の利かない教師が授業をしても出席するのは一部のクソ真面目な学生だけと決まっていたものだが、なんなの、この何の変哲もない光景は。
中央図書館に行く途中、先日は臨時休業をしていたメープルブックスの店外の百円均一の棚から、三木清『続哲学ノート』(河出書房)、井上靖『ある偽作家の生涯』(創元社)、日野啓三『あの夕陽』(新潮社)を購入。『続哲学ノート』は、箱なしの裸本ではあるが、昭和17年4月発行の初版本である。中央図書館で本を3冊借り、喉が渇いたのでシャノアールでコーヒーフロートを飲んでから、戸山図書館で本を1冊借りる。生協文学部店で、牟田和恵『ジェンダー家族を越えて』(新曜社)、小川克彦『デジタルな生活』(NTT出版)、小松光彦・樽井正義・谷寿美編『倫理学案内』(慶応義塾大学出版会)、藤澤等監修『ソシオン理論入門』(北大路書房)を購入。
帰宅して、家人から、ベランダの下のダンボール箱の中にいた母猫と4匹の仔猫が引っ越しをしたことを聞く。夕方、母猫が仔猫を1匹ずつくわえて、近所の家の二階の洗濯物乾し場の下の隙間に運んでいったのだそうだ。母が言うには、カラスを警戒してのことではないかとのことだが、私には母がしょっちゅうベランダの下をのぞいたり、ときどき仔猫を抱き上げたりしたのが原因のように思える。結局、私は一度も仔猫を見なかった。夜更け、玄関先で「なつ」の相手をしてやろうとドアを開けたら、母猫が来ていた。キャットフードを与えたら、腹ペコだったのだろう、一心不乱に全部食べて、夜の道をゆっくりと新居に戻っていった。そのうち母猫が仔猫を引き連れて餌をもらいにくるであろう。そうしたら1匹1匹に名前を付けてやろう。4匹とも元気に育ってくれるといいのだが。
中央図書館に行く途中、先日は臨時休業をしていたメープルブックスの店外の百円均一の棚から、三木清『続哲学ノート』(河出書房)、井上靖『ある偽作家の生涯』(創元社)、日野啓三『あの夕陽』(新潮社)を購入。『続哲学ノート』は、箱なしの裸本ではあるが、昭和17年4月発行の初版本である。中央図書館で本を3冊借り、喉が渇いたのでシャノアールでコーヒーフロートを飲んでから、戸山図書館で本を1冊借りる。生協文学部店で、牟田和恵『ジェンダー家族を越えて』(新曜社)、小川克彦『デジタルな生活』(NTT出版)、小松光彦・樽井正義・谷寿美編『倫理学案内』(慶応義塾大学出版会)、藤澤等監修『ソシオン理論入門』(北大路書房)を購入。
帰宅して、家人から、ベランダの下のダンボール箱の中にいた母猫と4匹の仔猫が引っ越しをしたことを聞く。夕方、母猫が仔猫を1匹ずつくわえて、近所の家の二階の洗濯物乾し場の下の隙間に運んでいったのだそうだ。母が言うには、カラスを警戒してのことではないかとのことだが、私には母がしょっちゅうベランダの下をのぞいたり、ときどき仔猫を抱き上げたりしたのが原因のように思える。結局、私は一度も仔猫を見なかった。夜更け、玄関先で「なつ」の相手をしてやろうとドアを開けたら、母猫が来ていた。キャットフードを与えたら、腹ペコだったのだろう、一心不乱に全部食べて、夜の道をゆっくりと新居に戻っていった。そのうち母猫が仔猫を引き連れて餌をもらいにくるであろう。そうしたら1匹1匹に名前を付けてやろう。4匹とも元気に育ってくれるといいのだが。