9時、起床。朝食はハム&チーズのトースト、紅茶。『ポール・オースターが朗読するナショナル・ストーリー・プロジェクト』を読む(聴く)。オースターには自身が経験した嘘みたいな本当の話を集めた『トゥルー・ストーリーズ』(新潮社)というエッセー集があるが、こちらは一般の人たちから集めた実話集。ラジオ番組の企画で、毎月、5、6本をオースターが選んで朗読したものの中から18本が収められている。原文と訳文(訳者は柴田元幸ら)とオースターの朗読(CD)の三位一体で構成されている。オースターの声は容姿から想像していたよりも低音で渋い。18本の作品の中で一番短いのは「鶏」と題された作品。朗読時間は1分足らず。
「ある日曜の朝早くにスタントン通りを歩いていると、何メートルか先に一羽の鶏が見えた。私の方が歩みが速かったので、じきに追いついていった。十八番街も近くなってきたころには、鶏のすぐうしろまで来ていた。十八番街で、鶏は南に曲がった。角から4軒目の家まで来ると、私道に入っていき、玄関前の階段をぴょんぴょん上がって、金属の防風ドアをくちばしで鋭く叩いた。やや間があって、ドアが開き、鶏は中に入っていった。」(リンダ・エレガント、オレゴン州ポートランド)
昼食は炒飯。食後にお萩を一個。1時間ほど昼寝をして、さて、ジムに行こうかどうしようか迷ったが、寒いし、少し鼻水も出るので、家でおとなしくしていることにした。一階のベランダで「なつ」と母猫が日向ぼっこをしていたので、硝子戸を開けたら、2匹とも室内に入ってきた。暖を求めてというよりも好奇心からと思われる。ハムを千切って与える。平日の昼間にこんなことをしていると、なんだか老人になったような気分だ。若さを取り戻すべく、録画しておいて『ヒミツの花園』を観る。一連のシーンなのに昼間から急に夕暮れになるところがあって、「おい、それはないだろう」と思わずツッコミを入れる。ロケではこういうことがよくある。TVドラマを楽しむポイントの1つである。
夕食はポークとキャベツのスープ煮、イクラ、春雨サラダ、御飯。食後にお萩を一個(お彼岸はどうしてもこうなる)。録画してあったアンジェラ・アキのドキュメント番組を観る。下積み時代が長かった人だけあって、スタッフとの打合せやリハーサルのときの振る舞いにわがままな感じがしないところがいい。初々しいが、大人だ。年末の武道館ライブで歌った新曲「サクラ色」をフルコーラスで聴けて得をした気分になった。なお、武道館ライブの模様は4月1日にNHKの衛星放送でやるらしい。忘れないようにしなくては。
「ある日曜の朝早くにスタントン通りを歩いていると、何メートルか先に一羽の鶏が見えた。私の方が歩みが速かったので、じきに追いついていった。十八番街も近くなってきたころには、鶏のすぐうしろまで来ていた。十八番街で、鶏は南に曲がった。角から4軒目の家まで来ると、私道に入っていき、玄関前の階段をぴょんぴょん上がって、金属の防風ドアをくちばしで鋭く叩いた。やや間があって、ドアが開き、鶏は中に入っていった。」(リンダ・エレガント、オレゴン州ポートランド)
昼食は炒飯。食後にお萩を一個。1時間ほど昼寝をして、さて、ジムに行こうかどうしようか迷ったが、寒いし、少し鼻水も出るので、家でおとなしくしていることにした。一階のベランダで「なつ」と母猫が日向ぼっこをしていたので、硝子戸を開けたら、2匹とも室内に入ってきた。暖を求めてというよりも好奇心からと思われる。ハムを千切って与える。平日の昼間にこんなことをしていると、なんだか老人になったような気分だ。若さを取り戻すべく、録画しておいて『ヒミツの花園』を観る。一連のシーンなのに昼間から急に夕暮れになるところがあって、「おい、それはないだろう」と思わずツッコミを入れる。ロケではこういうことがよくある。TVドラマを楽しむポイントの1つである。
夕食はポークとキャベツのスープ煮、イクラ、春雨サラダ、御飯。食後にお萩を一個(お彼岸はどうしてもこうなる)。録画してあったアンジェラ・アキのドキュメント番組を観る。下積み時代が長かった人だけあって、スタッフとの打合せやリハーサルのときの振る舞いにわがままな感じがしないところがいい。初々しいが、大人だ。年末の武道館ライブで歌った新曲「サクラ色」をフルコーラスで聴けて得をした気分になった。なお、武道館ライブの模様は4月1日にNHKの衛星放送でやるらしい。忘れないようにしなくては。