フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

3月21日(水) 晴れ

2007-03-22 01:19:30 | Weblog
  9時、起床。朝食は肉ジャガ、豆腐と葱の味噌汁、御飯。菩提寺(下谷の泰寿院)に墓参りに行く。母と妻と息子と私。現地で妹夫婦と合流。このお寺の若奥さんは大変な美人で、よくテレビで「旅館の美人若女将」なんて企画があるけれども、もし下町のお寺でそういった企画があれば、間違いなく白羽の矢が立つであろう。墓参りを済ませて、昼食を池之端の伊豆栄(鰻屋)でとるべく、上野まで歩く。上野公園の桜はまだほとんど開花していないが、気の早い人たちが何組か、ゴザを敷いて花見の予行演習のような宴会をやっていた。不忍池にはたくさんの野鳥がいたが、白いユリカモメはひときわ目を引いていた。池の畔でがらくた市をやっていて、古い雑誌を扱っている店でいまは亡き江戸屋猫八の色紙を見つけて購入(1500円)。伊豆栄では全員が鰻重を注文。鰻重には特・梅・竹・松と4種あって、一般の「松>竹>梅」というランキングとは逆の設定になっていた。私が「特にしましょうか」と言ったら、全員に即座に否決され、上から二番目の梅でいくことになった。私としてもそういう展開になるだろうと思っていた。一種のお約束である。食事の後は、アメ横の商店街を御徒町まで歩いて、そこから電車に乗って帰ってきたが、けっこう歩いて疲れた。夕方まで居眠り。夕食はハンバーグ、牛蒡とレタスのサラダ、野菜スープ、御飯。食後にお萩を1つ。

      
                   不忍池の野鳥たち

          
             江戸屋猫八(相模の彦十役)の色紙

          
                   アメ横の人波