フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

9月2日(金) 晴れたり、曇ったり、雨が降ったり

2011-09-03 01:46:37 | Weblog

  8時半、起床。シャワーを浴びて、ウィンナーとキャベツの炒め、トースト、グレープフルーツジュースの朝食。
  新聞の一面には自分をドジョウに喩えた新総理の内閣のメンバー表が載っている。けれども、問題は今日の雨。傘がないわけじゃないけれど、傘をさしての散歩はストリートスナップが撮りにくい。

  午前中に、現代人間論系の私が管理責任者になっている科目の非常勤講師の先生方に連絡をして、来年度の依頼や曜日・時限の希望を尋ね、集約した結果を主任の安藤先生に送る。自分自身の担当する科目は従来の演習が1つ減って、新設の演習が1つ増えて、担当コマ数は変らない。ただし、教務の任期は来年度の前期までなので、後期は大分楽になる(はずだ)。

  午後、散歩に出る。晴れてはいるが、ハードボイルドな雲が出ている。遠出は控えた方がよさそうだ。  

  池上に行く。昔、西島三重子という歌手が「池上線」という歌を歌ってヒットさせたことがある。

   池上線が走る町に
   あなたは 二度と来ないのね
   池上線に揺られながら
   今日も 帰る私なの

  池上駅のホームに降りると、何回かに一回の割で、この歌が頭に浮かぶ。  

   終電時刻を確かめて
   あなたは私と 駅を出た
   角のフルーツショップだけが
   灯りともす夜更けに
   商店街を通り抜け
   踏切渡った時だわね
   待っていますと
   つぶやいたら 突然抱いてくれたわ

  「角のフルーツショップ」は今はもうもうない。池上駅前に今も変らずにあるのは、宝暦二年創業の葛餅の「浅野屋」である。ところで、先日、ある番組で言っていたが、関西の人は葛餅を知らないというのは本当だろうか。大阪の戎橋で道行く人に葛餅を試食させて「これは何か」と尋ねると、「わらび餅」と答えていた。

  「甘味あらい」で氷あずきを食べる。今夏、「甘味あらい」で一番よく食べたのは氷あずきではなかったろうか。あずきの上品な甘さと氷の爽やかさが口の中で溶け合って、端麗な味わいとなる。氷あずきを最初に考えて人は本当にすごいと思う。カキ氷を食べて冷えたお腹をお雑煮で温める。会計のとき奥さんを撮らせていただく。普通に撮ると美人に撮れてしまい、氷あずきやお雑煮の写真が色あせてしまうので(今回、唯一のカラー写真!)、わざと「アレ・ボケ・ブレ」で撮る。それでも美人であることは隠せない。

 

   「甘味あらい」にいるときににわか雨が降った。ほどなくて雨は上がったので、本門寺の境内を散歩する。

 

  本堂にお参りをしてから(100円のお賽銭でずいぶんたくさんの願い事を聞いていただいた)、商店街を池上駅まで戻る。

 

  カメラ(CX5)のバッテリーがここでなくなった。170枚ほどでバッテリー切れは早いような気がしたが、3メガの設定で撮影をしているせいかもしれない。散歩用のカメラであるFX40の場合は、2メガないし2.5メガの設定で撮っているから300枚あたりまで撮れるのかもしれない。