フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

9月7日(水) 晴れ

2011-09-07 21:46:38 | Weblog

   8時半、起床。秋の気配を感じながらシャワーを浴びる。クシャミが出るようになったら潮時だが、まだまだ大丈夫。ハム、レタス、トースト、オレンジジュースの朝食。

 

  

   午後から大学へ。教務室で雑用。窓の外の蝉の声がだいぶ小さくなった。もう蝉時雨とはいえない。小雨くらいだ。
  秋期の授業で活用する予定のクリッカーとそのためのソフト(ターニングポイント)をポータルオフィスに借りに行く。本部キャンパスでは3号館の建替え工事が進んでいる。

  今日は水曜日。「maruharu」のナイトメニューのある日だ。帰りに寄る。小さな男の子と赤ん坊を連れた女性(常連さんの一人)が来ていた。男の子を幼稚園に迎えに来た帰りにときどき寄るのだという。男の子はだいぶものわかりがよくなった。おしゃべりの言葉もお母さんの通訳なしで理解できる。ただし、文法的にはまだまだで、さっき食べたのと同じゼリーを指差して、「これ美味しそう」という。美味しいことは確認済みなのだが、「これ美味しい」あるいは「これ美味しかった」というべきところだ。お母さんと私の二人で教育的指導をする。
  生ビール、スティック春巻、アンチョビポテト、バゲット、グレープフルーツゼリー&杏仁豆腐(二層になっている)、コーヒー、フィナンシェ。日誌をつけながらの食事。 

  

 

 

  「maruharu」を出るときに、Mさんにメールをして近況を尋ねると、地下鉄に乗っているときに返信があり、「玄米菜食生活」を始めたとのこと。減塩、肉・魚は一切食べず、野菜やきのこや大豆のたっぷり入った料理を作って食べているそうだ。甘味もNGなのと尋ねたら、白砂糖や乳製品もNGなのだという。ということは、Mさんが東京に来たとき、「鈴文」も「すず金」も「甘味あらい」にも連れていくことはできないわけだ。いや、「甘味あらい」の豆寒なら大丈夫か。黒蜜だしね。

  丸の内の丸善で、橘玲『大震災の後で人生について語るということ』(講談社)を購入。

  蒲田に着くと、駅前で伊吹唯さんがストリートライブをしていた。久しぶりである。3枚目のアルバム「この風の中で」を購入。サインをしてもらった。 

 

  自宅の玄関先に「なつ」がいた。最近はよくウチに来る。 

    1時には寝ることしよう。というか、眠くなる。


9月6日(火) 晴れたり、曇ったり

2011-09-07 11:01:55 | Weblog

  8時、起床。ハンバーグ、トースト、オレンジジュースの朝食。

  今日の午後4時半から『社会理論と社会システム』第4回の収録がある。自宅で、昼過ぎまで、それに向けて台本の最後の調整作業。合間合間に、投稿論文の査読の依頼のメールや、卒業生から食事の誘いのメールや、学生から科目登録についての質問のメールが届く。「はい、お引き受けします」、「やあ、ひさしぶり。今週は空いてます」、「大丈夫、心配いりません」と返信する。小雀と戯れたりもする。 

  昼食は、大学に出る途中で、丸の内の「屏南」のワンタンスープ。さっぱりとした塩味で美味。ただし、量は少ない。これだけ単品では男性は物足りないだろう。今日の場合は、これから収録が控えているので、満腹感はむしろNG。頭の回転が鈍くなる。 

  事務所に顔を出し、教務室で雑用を片付けてから、26号館地下のスタジオへ。3回とも同じジャケットで収録に望んだが、毎回、ネクタイだけは替えた。内容としては、不満も残ったが、まあ、こんなものであろう。とにかく一仕事終えてやれやれである。

  「maruharu」に寄って一服。夕食は家で食べるので、コーヒーと焼き菓子だけにしておく。夕方は常連さんが多く、誰かが入ってくるたびに挨拶が交わされる。

 

  夜、いつもであれば、執筆タイムだが、アウトプット作業が一段落した直後は、インプット(読書)がしたくなる。一昨日購入したばかりの阿部真大『居場所の社会学―生きづらさを越えて』(日本経済新聞社)を読む。現代人が抱える問題点を指摘するだけでなく、その問題点にどう取り組んで解決していくか、「ハッピーエンド」に至る道筋が著者自身の経験を踏まえて示されている点が本書の持ち味である。