フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

3月12日(月) 晴れ

2012-03-13 03:00:49 | Weblog

  8時、起床。焼きソーセージ、レタス、トースト、ラフランスのジャム、紅茶の朝食。

  10時に家を出て、大学へ。本日は晴天なり。

  教務室で雑用をすませてから、教務副主任の小林先生と所用で西麻布へ。普段あまりいかない地域である。大学からの直線距離は近いが、早稲田→(東西戦)→高田馬場→(山の手線)→代々木→(大江戸線)→六本木→(徒歩)→西麻布というルートで、1時間かかった。大学⇔自宅とほぼ同じだ。


六本木ヒルズ

  用向きは2時間で終り、六本木の駅に戻る途中にあった博多ラーメンの「赤のれん」という店で、遅い昼食をとる。奥の席にサングラスをかけた見覚えのある人がいると思ったら、タモリさんであった。近くにテレ朝があるから、「ミュージュックステーション」の仕事の合間なのではないかと思う。フタッフであろうか、若い男性3人と一緒で、聞こえて来る話の中に何人も歌手の名前が出てきていた。

  博多ラーメンを食べるのは久しぶりであったが、思ったほどこってりしてはいない。豚骨の臭みもない。タモリさんが来ているのだから、これが本来の博多ラーメンなのだろう。卓上の胡麻と紅しょうがを入れて食べると、スープとよく合って美味しかった。


ラーメン+煮玉子

  ミッドタウンに寄るという小林先生とはここで別れて、私は大学へ戻る。六本木→(日比谷線)→日比谷→(千代田線)→大手町→(東西線)→早稲田というルートを使ってみると、こちらの方がいくらか近かった。最初に大江戸線に乗ろうとすると、地下深くまで降りないとならないので、それにけっこう時間がかかるように思う。新しく出来た地下鉄ほど深いところを走っているのである。


「仲間」の時代

  4時過ぎに大学へ戻り、用件をすませた報告のメールなどを書く。

  6時半に大学を出て、7時半に帰宅。風呂を浴び、夕食。今日の献立は筍ご飯に春野菜の天ぷら、菜の花の胡麻和え、蛤と菜の花の吸い物。菜の花がだぶっているのが少し気になるが(「孤独のグルメ」の井之頭五郎ならば気にするであろう)、妻に言わせると、だぶっているのではなく、菜の花尽くしなのだそうだ。それならばいっそ天ぷらにもしてほしかったと思うが、ともあれ、旬の食材を使った料理はすごぶる美味しかった。

  筍ご飯のおかわりをして、食後、眠くなり、仮眠をとるつもりで蒲団に入ったら、3時間ほど寝てしまい、夜中に起き出して、ブログの更新をする。ただいま午前3時。

  本日、大学の方へ、牧野智和さんから届いた本の紹介をしておこう。彼の博士論文が元になった本で、『自己啓発の時代 「自己」の文化社会学的探究』(勁草書房)である。これはいい本です。読んでいないのにわかるのかというと、本書を構成する諸論文は雑誌に発表されたときに読んでいるので、わかるのである。