4時、起床。昨夜は10時前に寝たので6時間は寝たことになる。朝型の人というのはこんな感じなのだろうか。
一仕事終えてから、バタートースト、蜂蜜、紅茶の朝食。
晴天だが、風は少々冷たい。昨日が春分の日だったということは、今日から少しずつ昼の時間の方が長くなるということだ。
野上先生から頂戴した『戦争社会学ブックガイド』(創元社)に目を通す。132冊の本が紹介されているが、1冊あたりのページ数は、第一部「戦争社会学への招待」で取り上げられた12冊については、1冊あたり5頁で、その他は1冊あたり3頁。映画館で映画の予告編をたくさん見ているような感じで、これも面白そう、あれも面白そう、と思えてくる。
午後から大学へ。昼食は「五郎八」で牡蠣丼(ご飯軽め)+せいろ一枚。もうすぐ3月が終るから、牡蠣を食べておきたかった。牡蠣丼には牡蠣フライが4個使われている。サクッとしてグニュッとした感触とほのかな苦味、それが甘辛の卵でふんわりと包まれて至福の味わい。
キャンパスの八重椿がそろそろ咲き始めた。まだ大部分は蕾の状態だが、少し開きかけたもの、開ききったもの、開花のプロセスをコマ送りで観るような面白さがある。
キャンパスの春の花の主役である桜もスタンバイOKである。これから一気に開花していくのだろ。
夕方まで教務室で仕事。新宿区では「夕焼け小焼け」のメロディーが午後4時半に流れる。冬の間はそれでよかったが、いまは、空はまだ明るい。いつから5時に移行するのだろうか。
閉店間際の生協戸山店で以下の本を購入。
外岡秀俊『3・11複合被災』(岩波新書)
成田龍一『近現代日本史と歴史学 書き換えられてきた過去』(中公新書)
鈴木弘輝『生きる希望を忘れた若者たち』(講談社現代新書)
河合塾編『ポスト3・11 変わる学問』(朝日新聞出版)
あゆみ書房で以下の本を購入。
『定本 見田宗介著作集Ⅲ 近代化日本の精神構造』(岩波書店)
『定本 見田宗介著作集Ⅴ 現代化日本の精神構造』(岩波書店)
「近代日本」ではなく「近代化日本」、「現代日本」ではなく「現代化日本」としたところが、著者自身による編集の見所である。帰りの電車の中で、『著作集Ⅲ』に収められた「立身出世主義の構造」を読む。以前読んだことがあるはずだが、ほとんど忘れている。蒲田に着いて、「シャノアール」でさらに読む。初出は1967年、いまから45年前に書かれたもので、才気煥発で明晰な文章は、丸山真男の影響が見て取れる。
春の新メニューの「桃とベリーの微炭酸ソーダ」を注文