フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

3月29日(木) 晴れ

2012-03-30 01:40:31 | Weblog

  8時、起床。フライドチキン、トースト、蜂蜜、紅茶の朝食。

  9時半ごろ家を出て、大学へ。今日は11時から文化構想学部の新入生の科目登録ガイダンスがある。場所は大隈講堂。去年は戸山キャンパスの38号館AV教室(400人収容)で3回にわけて行ったが、今年は1回で(大講堂は1400人収容)。

  11時開始。冒頭、浦野学術院長の挨拶があって、続いて私がカリキュラムの説明。以下、事務所の方、留学センターの方、生協の方などが次々に登壇してあれこれの説明を行う。

   講堂の外ではサークルの勧誘部隊が新入生が出てくるのをいまや遅しと待ち構えていた。新入生が早稲田パワーの洗礼を受ける最初の瞬間である。どうか自分を見失わないで、充実した大学生活を送ってほしい。

  文キャンに戻る前に「早稲田軒」で昼食(ワンタンメン)をとる。

   教務室に戻って、1時から会議。

  3時半から面談を一件。それが終って、引き続き会議。

  7時頃まで仕事をして帰る。

  新入生にとっての直近の課題は、明日から始まる科目登録をちゃんとすることと、キャンパス内の建物の番号と教室の場所を覚えること、そしてホッと一息入れられる場所を見つけることである。その場所はキャンパスの中でもいいし(図書館とか、文カフェとか、校舎の脇のベンチとか)、キャンパスの周辺でもいい(カフェとか、公園とか、古本屋とか)。とにかく新学期早々はキャンパスは人であふれている。日曜日の歩行者天国みたいである。にぎやかだが、疲れる。ホッと一息入れられる場所を見つけることは、とても大切なことだ。そこでボケッとするもよし、読書をしたり、日記を書いたり、高校時代の友達にメールをするのもいいだろう。それは孤独なひとときではあるが、孤独を恐れて、いたずらに人とのつながりを求めるべきではない。人とのつながりは大切だが、それはひとりの時間をちゃんともてることと表裏一体でなくてはならない。孤独と社交、それは大学生活の基本的なテーマであろうと思う。