8時、起床。
トースト、サラダ(鶏のササミ)、紅茶の朝食。
弘前大学の高瀬君から送っていただいたりんごジャムを開ける。
きれいな色の上品な味わいのジャムである。酸化が進むと酸っぱくなるので早めに食べよう。
食後、書斎ではなく、日当たりのいい居間のソファーで本を読む。パソコンを使わず、本を読むだけなら、ここの方がいい。
足元で飼い猫のハルが居眠りをしている。
昼前に家を出て、大学へ。
地下鉄のホームで見かけた新しい(「家でやろう」シリーズではない)マナー広告。「熱い会話と冷たい視線」ね。ケータイ電話での会話だけでなく、対面的な会話も「迷惑」の対象となってきたか。確かに声の大きな人というのはいるが、そんなに「迷惑」かな? でも、こういうポスターが出回ると、それが「迷惑」だと感じる感覚が普及していくだろう。
33号館の入口に「卒研・卒論提出会場」を示す一本足が立っていた。今日(7日)と明日(8日)の二日間が提出日なのだ。
卒研は文化構想学部の卒業研究のことで卒論は文学部の卒業論文のこと。文化構想学部のゼミ論とは別である。ゼミ論の提出日は論系によって、またゼミによって異なる。私のゼミの場合、12月の最終ゼミの日(今年は22日)にプリントアウトしたものを教場提出(製本は必要ない)、併せてコースナビからワードのファイルでも提出。
事務所に提出する書類をもっていく。
第二研究等の横の公孫樹を眺める。
「おおきな木をみると、立ちどまりたくなる。」
「おおきな木の下に、何があるだろう。何もないのだ。何もないけれど、木のおおきさとおなじだけの沈黙がある。」
―長田弘「おおきな木」より―
3限は大学院の演習。「個人化」についての文献を読んでいる。
演習を終えてから昼食。おにぎり2個(梅と鮭)。
5限は講義「ライフストーリーの社会学」。
卒業生の狩野さやかさん(一文、社会学専修卒)から彼女の初めての本が送られてきた。
狩野さやか『ふたりは同時に親になるー産後の「ずれ」の処方箋』(猿江商会)。
「ふたりで笑っていっしょに楽しく育児をしたい」そう思っていたはずの2人は、なぜ出産を機に「ずれ」はじめてしまうのか……。終わることなき保活やワンオペ育児に忙殺される「あきらめママ」と、そんなママの理解不能な不機嫌さに思わず「無関心をよそおうパパ」の心のからくりを解き明かす1冊。地道なワークショップを通じて多くの新米パパ・ママの悩みに寄り添ってきた著者が送る、「ふたりで同時に親になる」ための心がまえとは。(Amazonの商品紹介)
出版おめでとうございます!
研究室で雑用を片付けて7時前に大学を出る。
8時ちょっと前に帰宅。
夕食はきりたんぽ鍋(きりたんぽ、鶏肉団子、白菜、水菜)。
ポン酢などは使わず、汁にちょとカボスを垂らしていただく。う、うまい。
デザートは弘前大学りんご。秋田と青森の食材で統一感のある夕食だった。
食事をしながら見た本日の『プレバト』(録画)。消しゴム版画の千原ジュニアの才能にはびっくり。
1時、就寝。