フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月12日(火) 晴れ

2017-12-13 11:43:25 | Weblog

8時半、起床。

トースト(バター&りんごジャム)、サラダ、紅茶の朝食。

食後(あるいは食事の一部)のドーナツ。

昼から大学へ。中庭にある小さな花壇(?)。 不思議なスペースである。

実はここには以前、一本の木が立っていた。それなりに大きな木だったが、33号館新棟の工事のときに切られてしまったのだ。これはその跡地である。なぜ跡地を残しているのかはわからない。何かの祟りを畏れてのことだろうか。根こそぎではなく、切り株がそのままになっているのだろうか。

3限は院生の研究指導。今日はドクターのS君の報告を聴く。始める前に馬場下の交差点の店で買ってきた鯛焼きを食べる。

4限は卒研指導を予定していたのだが、キャンセルになったので(就活事情)、昼食を食べに出る。

この時間でも「メルシー」は中休みなしでやっている。

 チャーシューメンを注文。たっぷりのチャーシュー(厚味もある)。濃いめのスープには黒胡椒が合う。うまい。

一旦帰宅し、夜7時半に蒲田で卒業生のアズサさん(論系ゼミ1期生)と会う。彼女は日本橋で働いていて、今日は6時半上がりやってきた。前回会ったのが3月だから、9か月ぶりである。けっこう間が空いてしまったが、その理由は後で明らかになる。

彼女のリクエストで釜飯の「梅Q」へ行く。先週も卒業生(ユカさん)と来た。夜に蒲田で卒業生と会うときに一番よく利用している店である。「釜飯」というほっこりしたイメージがいいのかもしれない。

梅Qサラダ。

焼き鳥盛り合わせ。

上新香。

この9カ月の間に何か新しいことがありましたかと聞いたら、「一人暮らしを始めました」というではないか。ほう、それは決断でしたね。

借りたのは川崎のアパートで、実家が武蔵小杉だから通勤時間がそれほど短縮されるわけではないが、親元を離れて「一人暮らし」を始めていい年齢なのではないかと(友人や職場の同僚たちの様子を見ていて)決断したそうである。私は29歳で結婚するまで一人暮らしの経験がなかったので、うらやましい気がします。ご両親からは「わざざわ家賃を払って一人暮らしをしなくてもいいのでは」と言われたそうだが、親と空間的に距離をおいて生活するというのは経済的に可能であればする価値のあることだと思います。

この夏は物件探しや、引越で慌ただしく過ぎたそうだ。それで私との「夏カフェ」もできなかった。

そんな話をしているうちに注文した釜飯が炊き上がった。

特製カニ釜飯。

特製ほたて釜飯

さあ、かき混ぜてください。

味噌汁は私はアサリ(彼女は豆腐)。いただきます。

店を出たのは9時。「テラスドルチェ」は9時閉店なので、食後のコーヒーは駅前の「和蘭豆」(らんず)で。

私はアイスカフォオレ(彼女は暖かいカフェオレ)。客の目の前で(高いところから)コーヒーとミルクをグラスに注ぎこむパフォーマンス付。

彼女にはずっとガラケーのメールで連絡をしてきたが、晴れて(?)今日からラインの「友だち」(76人目)になる。スマホの普及にともなって、ガラケーのメールに気づいてくれないケースがだんだん増えて来たので、こうして会った機会にライン化を進めている。

「一人暮らし」を始めたほかに何か変化はありましたかという質問には、「いいえ、とくにありません」(笑)ということであった。近頃、下の代の卒業生たちには「ビッグニュース」が相次いでいるのだが、アズサさんはスローライフのようですね(笑)。人は人、あなたはあなたでいいんじゃないでしょうか。

店を出たのは10時。ちょっと遅い時刻になりましたが、川崎は蒲田の一つ隣の駅ですからね。10時半前には帰宅できるでしょう。 

次回は春カフェで会いましょう。昼間にね(笑)。

 彼女を改札口に見送って、帰宅。

書斎(2階)にいると窓の外で野良猫のナツが泣くので、入れてやる。今夜は冷える。お泊りになるだろう。私の足元でおとなしく寝ていてくれ分にはいいのだが、ときどきかまってほしくて靴下に爪を立てるのが困り者である。

2時、就寝。