8時、起床。
今日から3月だ。1月は行く、2月は逃げる、そして3月は去るという。あれこれの行事が多く、またたくまに時間の経つ、最初の三ヶ月を語るときの表現である。確かに。うかうかしているとすぐに新学期が始まってしまうぞ。大切な3月だ。
トースト、豚汁、サラダ、牛乳の朝食。やはり朝の食卓には牛乳が似合う。
今日の午後5時が締め切りの査読論文の評価書の提出。しかし、午後は卒研の指導と、その後、教授会が5時ごろまであるので、午前中に評価書を書き上げないわけにはいかない。午前中の会議の欠席のお詫びのメールを出すことにする。
評価書を書き上げて、担当者にメールで送り、11時半に家を出る。
今日はポカポカ陽気。玄関先でナツがコロコロしている。
蒲田駅の売店で昼食用に崎陽軒のお弁当お購入しようと思って忘れて改札を入ってしまった。乗り換えの東京駅の駅弁コーナーで「峠の釜めし」を購入。
研究室に着いて最初にしたことは卓上カレンダーをめくること。
そして昼食。
「峠の釜めし」といえば、増子焼のずっしりとして容器が特徴だが、紙製の軽い容器のものもあることを今日初めて知った。持ち運びにはこちらの方がよいが、やっぱり味気ない。
でも、中身は昔と変わらない「峠の釜めし」である。お新香も充実している。
1時からS君の卒研指導。
2時から教授会。
教授会の最後にこの3月末で定年退職される10人の先生からの挨拶があった。やはり団塊の世代の方々だけあって、10人とはいつになく多い人数である。現代人間論系所属の先生も、田島先生と増山先生のお二人がいらっしゃる。文化構想学部という新しい学部が生まれ、現代人間論系のカリキュラムを一から一緒に作ったお仲間である。お疲れ様でした。そしてありがとうございました。これで当時からのメンバーで残っているのは、大藪先生、岡部先生、御子柴先生、私の4名になってしまった。
春一番港を遠く離れけり たかじ
6時から染谷記念館で教員懇親会。
その後、研究室で雑用を片付ける。先日、ニューヨークから娘さんを連れて研究室を訪ねてくれた卒業生のアマネさんからいただいたチョコレートを食べながら。
チョコレートの上に塩の結晶がのっている。しょっぱくて甘い。スイカに塩を振りかけて食べたりするが、あれをもっと大胆にした感じ。説明書きを読むと、死海の塩だと書いてある。ほ、ほんとですか?!
8時半頃、研究室を出る。もう残っている人は誰もいない。
東側の校舎の上に明るい月が出ている。
懇親会ではあまり食事をしなかったので、「屏南」で遅い夕食をとる。
担担麺を注文。うん、美味しい。
10時過ぎに帰宅。
2時、就寝。