8時、起床。
起きて最初にすることの一つはメールのチェックである。至急のメールがあったので、朝食抜き(紅茶だけ)で返信を書いた。
10時半に家を出て、大学へ。庭の桜の開花は加速度的であるが、明日明後日は寒が戻るようなので、一時停止というところだろうか。
今日は1時から現代人間論系の新2年生を対象とした科目登録ガイダンスがある。先輩の3・4年生(院生も)が何人か登壇して、後輩にアドバイスをするというコーナーがあるのだが、私のゼミからも一人出てほしいといういう要請があり、4年生のKさんにお願いした。3年生を出すゼミが多いようだが、就活やゼミ論執筆も含めて論系での3年間をコンプリートで経験している4年生の方がよいように私は思う。卒業間近の慌ただしい時期かもしれないが、就活真っ最中の3年生より、かえって時間的なゆとりはあるだろうという読みもあった。
Kさんには早めに研究室に来てもらって、ご足労のお礼に食事を一緒にした。食べたいものを尋ねたら「お蕎麦か、おうどん」ということで、「三朝庵」に行く。
かき玉うどんが私で、玉子とじうどんはKさんだ。
一見同じものに見えるが、私のはあんかけで、Kさんのは普通のかけ汁だ。
食後のお茶は「カフェ・ゴト―」で。
洋梨のフランとタルトタタンのハーフ&ハーフ。どちらも作ってからあまり時間が経っておらず、ほんのりとあたたかく、そして柔らかで、とても美味しかった。
飲みものは二人ともシナモンミルクティー。Kさんは初めてだったが、シナモンの香りとミルクティーの甘さが気に入ったようである。
「カフェ・ゴト―」の店員さんの多くは早稲田の現役の学生だが、卒業で辞められる方もいるようだ。
39号館と31号館の間の八重椿が今年もたくさんの花を咲かせている。1つ1つの花の開花時期はそんなに長くはないが、蕾がたくさんあって、次から次に咲くので、全体としての見頃は桜よりもずっと長い。
ガイダンスでは私も少し話をした。
現代人間論系へようこそ。2年生の春学期と夏休みは、好奇心全快であれこれ興味のある科目をとり、本も手当たり次第に読み、秋学期あたりから、ゼミ・卒研選択と並行して、ゼミ論や卒論で取り組みたいテーマの絞り込みを行っていくのがいいでしょう。授業の後の教室で、あるいは研究室のドアと叩いて、教員と話をする(アドバイスを求める)ことを試みたらどうでしょう。みかけは別として、怖い先生はいませんから。
先輩たちからのアドバイス、後輩からの質問への応答の時間は、森山先生の発案で今年から設けたものだが、有意義なものだったと思う。いつもガイダンスに使っている大教室より小さな教室だったが、満員の授業のような臨場感があって、むしろよかったのではないかと思う。ガイダンスの後に留学関係の相談の時間をとったこともよかったと思う。
ガイダンスの後、3時半から論系の教室会議。全員がそろうのは久しぶりで、今後のカリキュラムの在り方などについて話し合った。
夜、仕事終わりの卒業生が来ることになっていたが、「残業しなければならなくなりました、すみません」と連絡が入る。会社勤めをしていれば、よくあることです。頑張ってください。
6時過ぎに大学を出る。妻には予定変更で夕食は家で食べますと連絡をする。
夕食は麻婆茄子、シューマイ、サラダ、玉子とワカメの味噌汁、ご飯。
下の写真、シューマイは二人前です。
今週はドラマ最終回週間であるようで。でも、途中を見ていない(録画はしてある)ものばかりなので、リアルタイムで最終回を見られるものは一つもない。
2時、就寝。