8時半、起床。
トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
村上春樹がラジオのディスクジョッキーを務めるという記事が朝刊に出ていた。8月5日(日)、19:00-19:55、東京FM。楽しみだが、もっと遅い時間にやってほしいものである。
今日の『半分、青い』。正人に振られて落ち込む鈴愛を律が訪ねて慰めるシーン。律の胸ではなく背中に顔を寄せているのは、律には彼女(清)がいるからである。彼女がいる男性の胸に顔を埋めるのはNGということだろう。でも、背中ならいいのか? この辺りは微妙なところだ。律の左手の薬指の爪にマニュキアが塗られている。「清(さや)に塗られた」と律が言う。鈴愛は、マニュキアのことよりも、律が自分以外の女性の名前を呼び捨てで言うのを初めて聞いたことに動揺する。この辺は、さすが北川悦吏子というべきだろう。今週は、通常の朝ドラモードを逸脱して、完全に北川悦吏子ワールドに入っている。
昼食は「吉岡家」へ。
ランチから、麺はもり、おかずはアジフライをチョイス、ご飯は少なめで。
昨日、イメージ通りのアジフライを食べられなかったが、これで本懐を遂げた。
食後のお茶は「カフェ・スリック」で。
6月のシフォンはアプリコット。紅茶はキームンをアールグレイ(ラッフルズホテル)をチョイス。
アプリコットのピューレがふんだんに使われている。たくさんのドライフルーツを添えて。
常連客でピアノ教師のウルガさんがいらしていて、マダムと3人でおしゃべりをした。馴染みのカフェというのは、たんにお店の方とだけではなく、常連客同士の会話を楽しめる場所である。
店を出て、その足で大学へ。
5限に卒研指導。
6限はオムニバス授業「現代人間論系総合講座1」の私の担当回。「カフェ文化論」について話をした。オルデンバーグの「サードプレイス論」を引き合いに出して、サードプレイスとしてのカフェの本質は会話、それも常連客同士の会話にあるということを述べた。今日の「カフェ・スリック」での出来事もその例証として紹介する。もちろん、店の人とも、他の客とも話さずに、一人の時間を楽しむのもカフェの効用である。でも、それは言わずもがなのことで、学生たちの多くもそれは普段の生活の中で実践している。 カフェの効用はそれに留まるものではありませんよというのが、今日の講義の趣旨である。
講義を終えて、夕食を取りに「トンボロ」に寄る。
客は私一人だった。
スパゲッティミートソースを注文。
食後にコーヒーとアンパン。
これがコーヒーに合うのである。
マスターの波鈴(はれい)さんは12月にお子さんが生まれた。いまは6ヶ月、目に入れても痛くない時期である。写真を見せてもらったが、ずいぶんと目鼻立ちがはっきりとした男の子である。お父さんに似たのだろう。
今日は新しいニュースがあった。メニューにチャイが加わったのである。チャイは閉店した「SKIPA」の看板メニューであった。宙太さん直伝のチャイである。これからの暑い季節、あのアイスチャイが飲めるのは嬉しい。
9時を回った頃、店を出る。雨はほとんど止んでいた。
10時、帰宅。
関東は本日、梅雨入りをしたそうだ。
1時半、就寝。