8時半、起床。
トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
松本の「シェ・モモ」で買った3本のコンフィチュールの最後の一瓶を開ける。いちごとカシスとラズベリー。
昼から大学へ。
3限は大学院の演習。
3限と4限の間の休み時間に昼食(おにぎり2個。鮭と昆布)。食べ終わる前にゼミ論指導の学生がやってきて冷たいお茶の差し入れをいただく。
4限はゼミ論指導。前半はIMさん。彼女はお菓子の小売店に就職したのだが、その名前は私も知っている。蒲田西口駅前の商店街にも出店しているからだ。いいですね、街のお菓子屋さん。スイーツが売り物(?)のゼミの学生に相応しい(笑)。
ゼミ論指導の後半はOMさん。ゼミ論のタイトルはよくありそうなものだが、話を聞いてみると、彼女の本当の関心は、もっと抽象的で大きなものであることがわかった。ゼミ論集16頁では収まるものではないかもしれないが、果敢にそれを正面から取り組んでみるともよいのではないかとアドバイスした。未熟なものになるだろうことは予想できる。しかし、未熟でよいではないか。論文にまとめやすからという理由でもっともらしいテーマに取り組むよりもずっとよい。
5限は講義「日常生活の社会学」。
講義を終えて、研究室に戻る途中、中庭の上の空の雲がきれいだったので、写真に撮っていたら・・・
突然どこからか2機のUFOが現れて、すぐまたどこかに飛んで行った。
私のこの星での仕事もそろそろ終わりかもしれない。
今日は2人の卒業生が仕事終わりに研究室にやってきた。卒業して3か月のゼミ8期生のナナコさん(右)とレイナさん(左)である。8期生が(卒業後に)このブログに登場するのは初めてである。
「フィールドノート」の世界へようこそ!(笑)
「3ヵ月はあっという間でした」と二人は口を揃えて言う。「でも、学生時代は昔のことのように感じます」と言うレイナさんに対して、「私はそういう感じはありません」とナナコさん。それには理由があって、ナナコさんは国立大学の職員になってあいかわらずキャンパスの中で働いているからである。半分、青い(笑)。
路地の上の空の低い所に大きな月が出ていた。
「すぎうら」に行く。最近は卒業生を連れてここに来ることが増えた(以前は「五郎八」だった)。
たいてい一番奥のテーブル席に案内される。
私はフライ盛り合わせ定食、ナナコさんは天ぷら定食、レイナさんは天丼を注文。それからお刺身の盛り合わせを二皿注文した。
フライは海老、ヒレ、キスをチョイス。
天ぷら盛り合わせ。
天丼。確かレイナさんはゼミ論編集の作業のあとに「五郎八」に行ったときも天丼を注文していた。天丼がお好きなんですね。
お刺身盛り合わせ。それぞれの定食以外にお刺身盛り合わせを注文するのは、ゼミ合宿のときのお刺身の舟盛りの記憶があるからかもしれない。
今日は学生時代には聞けなかった二人のプライベートな話を聞けた。
ナナコさんの話のキーワードは「7」。
「26歳になったら・・・」 レイナさんの人生設計の話も大変に興味深かった。
お店の閉店の時間(9時半)まで歓談した。
ナナコさんはもうすぐ大学の夏休みだが、職員さんは学生とは違うから普通に出勤するのだろうが、それでも学期中よりはのんびりするのだろう(そうでもないのかしら)。レイナさんは週末から本社のあるインドでの2週間の研修が待っている。 どうぞ飲み水にはくれぐれも気を付けてね。
10時半、帰宅。
風呂を浴びてから、サッカーW杯日本対ポーランドを観戦。0-1で敗れはしたが、フェアプレーポイントの差で日本が決勝トーナメントへの進出を決めた。自陣でボールを回しながら終了時刻を待つ日本チーム。こんな戦い方はW杯予選リーグならではのことであり、日本チームにとって初めてのことである。NHKのコロンビア対セネガル戦をチラチラ見ながらの長い長いアディショナルタイムの3分間であった。
3時、就寝。