8時半、起床。朝食は抜きで、9時半に家を出る。
2限+昼休みの時間に現代人間論系の臨時教室会議。「たかはし」のお弁当を食べる。この時間帯はアンケートをとって全員(11名)が出席可能な唯一の時間帯であった。来月から定例の教室会議もこの時間帯に開くことにする。同じ大学の同じ学部に所属していても、各教員の時間割は多様かつ過密であり、共通の空き時間を捻出することは、至難の業なのである。
3限は講義「日常生活の社会学」。4限は空き時間で、研究室で授業の下準備。5限は基礎演習。5月中旬からスタートするプレゼンテーションのグループや順番を決める。基礎演習の運営の仕方は各担当教員の自由裁量に委ねられている部分が大きいが、私のクラスでは、プレゼンテーションは個人でもグループでもどちらでもよいことにしている。同じ教材に関心をもった学生が複数いればグループで取り組んでもらい、一緒にやる学生がいなくても取り組んでみたい教材がある学生は一人で取り組んでもらう。その結果、グループ単位のプレゼンテーションが6つ(2人組から5人組まで)、個人単位のプレゼンテーションが9つ、という構成になった。プレゼンテーションの時間は個人単位の場合が15分で、グループ単位の場合は人数に応じて配分する。そうやって計算すると、隔週授業では対応できなくなるので、4月同様、5月・6月も毎週行う。その代わり、春学期は他のクラスよりも早めの終了とする。7月は試験やレポートの準備で忙しくなるはずだから、そちらにエネルギーを注いでほしい。
6限はゼミ。今日からテキストの輪読のスタート。毎回、2章ずつこなしていく。1章に1時間かけ、間に休憩を入れる。休憩時間にはエネルギーを補給する意味でお茶菓子が出る。今回はNさんが調達してきた「群林堂」の豆大福。昨日、私は「岡埜栄泉」の豆大福を食べたので、二日間で、東京を代表する豆大福の二大ブランドを制覇(?)したことになる。次回の担当者はSさん。自ら志願したのですでに何か目当てのものがあるのかと尋ねたら、「これから考えます」とのことだった。
休憩中の雑談の中で、来年度のゼミの運営の仕方について、具体的には、3年生と4年生という2学年に渡るゼミになったときに(新設学部ゆえ今年度は4年生は存在しない)合同でやるか個別でやるかについて意見を求めたところ、個別派(基本は個別でたまに合同を含む)の方が多かった。午前中の教室会議のときに安藤先生のゼミでは合同派が多かったと聞いていたので、この違いはなんだろうと考えた。ゼミの人数はほぼ同じなので、考えられる要因の1つは、私のゼミは女子学生が圧倒的に多数派であることである。上級生-下級生という関係はジェンダーを加味すると4つのパターンになる。すなわち、男子-男子、男子-女子、女子-男子、女子-女子である。来年度にゼミに入ってくる学生の性比は未定だが、母集団(現代人間論系2年生)がそもそも女子学生が6:4で多数派であり、そしてゼミ選考で重視される学業成績も女子学生の方が良好であることから考えて、今年ほどではないとしても、来年度の新ゼミ生も7:3から8:2位の比率で女子学生が多数派であろうと予測される。ということは、上級生-下級生の組み合わせのパターンは、女子-女子が圧倒的多数を占めるということである。仲間集団というものを対象とした社会学的研究の教えるところによれば、いや、一般的に誰もが知っていることでもあるが、女子-女子のパターンというのは他のパターンに比べて、エネルギーを消耗する(いろいろと気を使う)ことが多い関係である。そうした摩擦というか軋轢を回避したいという気持ちが「個別派」にはあるのだろうと思った。
また、ジェンダー的構成とは別に、今年度と同数のゼミ生が来年度も入ってきた場合、ゼミの規模は36名になるわけで、合同でいくとすると、これをはたして「ゼミ」と呼べるのか、「ゼミ」と呼べるような運営が可能なのか、という問題はある。いま、2年生中心の演習「現代社会とセラピー文化」を35名でやっているのでイメージとしてはわからないでもない。学生一人一人にやる気があれば、ゼミとしてやっていけるという気もするが、それでも、毎回、全員が発言する機会をもつということはよほど意識してややらない限り不可能だと思う。
他方、3年生ゼミ、4年生ゼミと個別で運営する場合の問題は、時限の配分である。今年度はゼミの時限として6限と7限が連続で割り当てられていて、私のゼミの場合、6限で終わりということはなく、7限まで延長することが一般的である(今日も休憩時間を含めて1時間ほど延長した)。もし学年別にゼミを運営するとなると、6限は3年生、7限は4年生となることが予想されるが、そうすると3年生はゼミの延長ができなくなるわけで、これはとても窮屈なことである(休憩時間にお茶菓子、なんて余裕はなくなる)。
来年度のゼミの運営をどうするか、この問題は、ゼミ担当の個々の教員レベルでも学部レベルでも、いずれ顕在化することが確実な問題である。そのときが来たら考えようと放置しておくことはできない。私自身としては、いまの時点ではどちらとも決めずに、合同、個別2通りの可能性を考えてプランを練っていこうと思っている。
ゼミの後、研究室で雑用を片付け、「ごんべえ」で夕食(カツ丼)をとってから、地下鉄に乗る。10時半、帰宅。風呂を浴び、ブログの更新は明日回しにて、12時就寝。
2限+昼休みの時間に現代人間論系の臨時教室会議。「たかはし」のお弁当を食べる。この時間帯はアンケートをとって全員(11名)が出席可能な唯一の時間帯であった。来月から定例の教室会議もこの時間帯に開くことにする。同じ大学の同じ学部に所属していても、各教員の時間割は多様かつ過密であり、共通の空き時間を捻出することは、至難の業なのである。
3限は講義「日常生活の社会学」。4限は空き時間で、研究室で授業の下準備。5限は基礎演習。5月中旬からスタートするプレゼンテーションのグループや順番を決める。基礎演習の運営の仕方は各担当教員の自由裁量に委ねられている部分が大きいが、私のクラスでは、プレゼンテーションは個人でもグループでもどちらでもよいことにしている。同じ教材に関心をもった学生が複数いればグループで取り組んでもらい、一緒にやる学生がいなくても取り組んでみたい教材がある学生は一人で取り組んでもらう。その結果、グループ単位のプレゼンテーションが6つ(2人組から5人組まで)、個人単位のプレゼンテーションが9つ、という構成になった。プレゼンテーションの時間は個人単位の場合が15分で、グループ単位の場合は人数に応じて配分する。そうやって計算すると、隔週授業では対応できなくなるので、4月同様、5月・6月も毎週行う。その代わり、春学期は他のクラスよりも早めの終了とする。7月は試験やレポートの準備で忙しくなるはずだから、そちらにエネルギーを注いでほしい。
6限はゼミ。今日からテキストの輪読のスタート。毎回、2章ずつこなしていく。1章に1時間かけ、間に休憩を入れる。休憩時間にはエネルギーを補給する意味でお茶菓子が出る。今回はNさんが調達してきた「群林堂」の豆大福。昨日、私は「岡埜栄泉」の豆大福を食べたので、二日間で、東京を代表する豆大福の二大ブランドを制覇(?)したことになる。次回の担当者はSさん。自ら志願したのですでに何か目当てのものがあるのかと尋ねたら、「これから考えます」とのことだった。
休憩中の雑談の中で、来年度のゼミの運営の仕方について、具体的には、3年生と4年生という2学年に渡るゼミになったときに(新設学部ゆえ今年度は4年生は存在しない)合同でやるか個別でやるかについて意見を求めたところ、個別派(基本は個別でたまに合同を含む)の方が多かった。午前中の教室会議のときに安藤先生のゼミでは合同派が多かったと聞いていたので、この違いはなんだろうと考えた。ゼミの人数はほぼ同じなので、考えられる要因の1つは、私のゼミは女子学生が圧倒的に多数派であることである。上級生-下級生という関係はジェンダーを加味すると4つのパターンになる。すなわち、男子-男子、男子-女子、女子-男子、女子-女子である。来年度にゼミに入ってくる学生の性比は未定だが、母集団(現代人間論系2年生)がそもそも女子学生が6:4で多数派であり、そしてゼミ選考で重視される学業成績も女子学生の方が良好であることから考えて、今年ほどではないとしても、来年度の新ゼミ生も7:3から8:2位の比率で女子学生が多数派であろうと予測される。ということは、上級生-下級生の組み合わせのパターンは、女子-女子が圧倒的多数を占めるということである。仲間集団というものを対象とした社会学的研究の教えるところによれば、いや、一般的に誰もが知っていることでもあるが、女子-女子のパターンというのは他のパターンに比べて、エネルギーを消耗する(いろいろと気を使う)ことが多い関係である。そうした摩擦というか軋轢を回避したいという気持ちが「個別派」にはあるのだろうと思った。
また、ジェンダー的構成とは別に、今年度と同数のゼミ生が来年度も入ってきた場合、ゼミの規模は36名になるわけで、合同でいくとすると、これをはたして「ゼミ」と呼べるのか、「ゼミ」と呼べるような運営が可能なのか、という問題はある。いま、2年生中心の演習「現代社会とセラピー文化」を35名でやっているのでイメージとしてはわからないでもない。学生一人一人にやる気があれば、ゼミとしてやっていけるという気もするが、それでも、毎回、全員が発言する機会をもつということはよほど意識してややらない限り不可能だと思う。
他方、3年生ゼミ、4年生ゼミと個別で運営する場合の問題は、時限の配分である。今年度はゼミの時限として6限と7限が連続で割り当てられていて、私のゼミの場合、6限で終わりということはなく、7限まで延長することが一般的である(今日も休憩時間を含めて1時間ほど延長した)。もし学年別にゼミを運営するとなると、6限は3年生、7限は4年生となることが予想されるが、そうすると3年生はゼミの延長ができなくなるわけで、これはとても窮屈なことである(休憩時間にお茶菓子、なんて余裕はなくなる)。
来年度のゼミの運営をどうするか、この問題は、ゼミ担当の個々の教員レベルでも学部レベルでも、いずれ顕在化することが確実な問題である。そのときが来たら考えようと放置しておくことはできない。私自身としては、いまの時点ではどちらとも決めずに、合同、個別2通りの可能性を考えてプランを練っていこうと思っている。
ゼミの後、研究室で雑用を片付け、「ごんべえ」で夕食(カツ丼)をとってから、地下鉄に乗る。10時半、帰宅。風呂を浴び、ブログの更新は明日回しにて、12時就寝。