フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

9月24日(土) 晴れ

2011-09-24 22:13:04 | Weblog

 先ほど鴨川セミナーハウスに到着。予定より2時間ほど遅れた。本来は東京駅11時発の高速バスに乗るはずだったのだが、アクアラインで事故があって大渋滞になっているとのことなので、急遽、京葉線→(蘇我乗換)→外房線に切り替えたのである。東京駅構内で購入した昼食用弁当(峠の釜飯)は外房線の車内で、上総一宮を過ぎるあたりで食べた。4人用の対面式のシートでなく、普通の通勤電車のシートだったので、車内の食事にはいささか抵抗があったが(他の乗客たちのまなざし)、しだいに乗客が減って、「われわれの電車」的風景になったので、食べることができた。

 3時半から演習がスタートするので、その前に、ロビーのPCでブログの更新をツイッター感覚でしてみました。

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初日の夕食

 いま、夜の10時を回ったところ。さきほど初日の演習が終わった。一人当たり20分ほどの報告と、20分ほど質疑応答。今日の報告タイトル。

  「現代人の子どもをもつという選択」(E.Mさん)

  「競争心の社会学」(S.Aさん)

  「今、ここ、わたしの発生―対抗文化と脱近代的な語りの広まり」(U.T君)

  「自己を越えたもの、日常へのまなざし」(N.Aさん)

  「日本の現代の若者の自尊感情の現状とその打開策に関する考察」(K.K君)

  「現代人の癒し」(N.K君)

  「現代人と〈排除〉について」(I.Mさん)

  これから私は自室でお仕事。


9月23日(金) 晴れ時々曇り

2011-09-24 00:06:20 | Weblog

  7時、起床。シュウマイ数個の朝食。8時前に家を出て、大学へ。

  9時から大学院(修士)入試の二次試験(面接)とコース会議。お昼までかかる。

  12時半から(ちょっと遅刻)、お弁当を食べながら、基本構想委員会事前打合せ。2時ごろまで。

  郵便局に行って、10月22日(土)の牧阿佐美バレエ団の公演「リーズの結婚」のチケット代を振り込む。

  3時から臨時教授会。一昨日の台風で中断した教授会の続きである。長くかかるだろうと予想はしていたが、やはり長くかかった。8時半、終了。来月の教授会は、その後に6時半からリーガロイヤル・ホテルで教員懇親会が予定されているのだが、はたしてそれまでに教授会は終るのであろうか。

  「満月」で遅い夕食をとる。今シーズン最初の鍋焼きうどん。腹ペコだったこともあるが、実に旨かった。
  10時半、帰宅。

  明日から鴨川セミナーハウスで2泊3日のゼミ合宿である。4年生(17名)のゼミ論構想発表会。天気はまあまあのようである。

  なお、合宿中はフィールドノートの更新はありません(たぶん)。


9月22日(木) 晴れ、夜になって雨

2011-09-23 00:55:52 | Weblog

  8時、起床。台風一過の青空。ドライカレーの朝食。

  9時過ぎに家を出て、大学へ。10時半からカリキュラム委員会事前打合せ。新委員長は越川先生、新副委員長は山田先生。

  あれこれの用事を片付けて、3時頃、遅い昼食を「maruharu」にとりにいく。本日のサンドウィッチ(タラモコロッケ)とアイスカフェラテ。

  夕方、教務室の向かいの部屋で、今日の仕事を終えた事務所の方々が体操着姿でこらから何かを始めようとしていた。壁のスクリーンに「戸山総合事務センター健康ワーキンググループ 健康増進企画第2弾 『ドローイン』で腹筋を割ろう」というパワポのスライドが映し出されている。本日のインストラクターのKさんに「ドローイン」の意味を尋ねたら、お腹を引っ込めたり出したりする運動で、それをすることで腹筋が鍛えられるのだそうだ。これのいいところは椅子に座ったままでもやれるところにある。運動不足になりがちなデスクワークの方々にはうってつけである。


マッスル・ポーズ!


9月21日(水) 台風

2011-09-22 03:26:27 | Weblog

  公私ともに疲れる一日だった。

  8時、起床。ウィンナーとキャベツの炒め、トースト、牛乳の朝食。

  9時過ぎに家を出る。10時半から運営主任会。1時頃終って、「たかはし」で昼食。鮪の刺身定食。

  2時から教授会。長い教授会になる予定であったが、台風15号が首都圏を直撃するということで、絶対に今日やらないとならない議題だけを処理して、3時頃に終了。残りの議題は、23日の臨時教授会に回すことになった。ここですぐに私も帰宅すればよかったのだが、あれこれやっていて、大学を出たのが4時過ぎになってしまった。そして浜松町で電車がストップして、二進も三進もいかなくなった。それから延々4時間ほど駅ビル内のカフェで時間をつぶすことになった。読書、日誌、メール。最初にソーセージパンとアイスティーを注文し、しばらくしてヨーグルトドリンクを注文し、さらにしばらくしてホットコーヒーを注文した。合計1160円。1時間あたり飲食付きの場所代300円と考えれば、安い金額である。

 

  早仕舞いだろう、店は9時閉店とのことなので、その少し前に店を出る。京浜東北線が運転を再開していた。しかし超満員。一台目を見送って、二台目に乗る。これは浜松町であることが幸いしたのだと思う。もっと大きな駅だったらホームに辿り着くのも大変だったのではないだろうか。電車は超満員の上に超スローの運転だったが、この際、贅沢は言っていられない。どんなにゆっくりであっても着実に我家に近づいているというのはありがたい。浜松町のカフェで運転再開の見通しも立たずにただ待っている時間は苦痛であった。普段、散歩の途中で喫茶店で本を読んだり、日誌をつけたりするのは楽しいのに・・・。3月11日の地震のとき、多くのサラリーマンが徒歩で自宅をめざしたという話を聞いたときは、そんなに無理をしなくてもと思ったものだが、今日は彼らの気持ちがよくわかった。あてもなくじっとしているよりは、自宅へ向かって歩いているほうが気がまぎれるというか、希望があるのだと思う。しかし、今日は地震ではなく台風である。外を歩いたらびしょ濡れになってしまう。徒歩帰宅の衝動を押し殺して、ひたすら待ったのである。

  10時ちょっと前に帰宅。風呂に入り、食事をとり、やれやれと思っていたら、新たな問題が発生。事情は省略するが、真夜中の街を自転車で走るハメになった。で、現在、午前3時半になろうとするところ。明日は午前中から会議がある。ふぅ。


風の谷の街路樹が強風で倒れた


9月20日(火) 曇り、夜になって雨

2011-09-21 08:25:31 | Weblog

  9時、起床。いっぺんに秋になった。季節のうちベーコン&エッグ、トースト、牛乳の朝食。

  至急対応しないとならない案件が発生した。午前中に小雀を病院に連れて行って、伸びすぎた爪を切ってもらう予定でいたのだが、来週にしよう。昼から大学に出る。

  昼食は「たかはし」の肉豆腐定食。これからは真夏には頼まなかったメニューを注文する機会が増えそうだ。

  午後は教務室で明日の主任会・教授会の準備。合間に至急対応の案件についての相談。

  6時過ぎまで仕事をして、東京オペラシティ(初台)にオーケストラ・アンサンブル・金沢&シュレヴィヒ=ホルンシュタイン音楽祭合唱団の公演を聴きに出かける。本日の演目は以下のとおり。

 

  演奏会のタイトルは「秋愁のモーツァルト」である。まさに今日の気候と私の気分にピッタリのタイトルである。座席は1階の前から3列目中央。バレエの公演ではこの辺りの座席に座る機会が多いが、クラシックのコンサートでは初めてである。ステージが近いこと、近いこと。
  オーケストラ・アンサンブル・金沢(OEK)は1988年に石川県と金沢市が設立した日本最初のプロの室内オーケストラで初代の音楽監督は岩城宏之だった。現在は井上道議が音楽監督を務める。私は金沢に行ったときに一度駅前に建つ石川音楽堂でOEKの公演を聴いた。井上道義のサービス精神にあふれた(もしかしたら素なのかもしれない)トリッキーな指揮者ぶりが印象的だった。OKEの関係者の中に私のブログの読者がいらして、今回の東京公演のことを教えていただいた。
  交響曲第25番ト短調は映画「アマデウス」の中で使われたことで人気度が上がったモーツァルト17才のときの作品である。モーツァルトの交響曲の中で短調とるのはこの25番と40番の2つだけ。どちらもト短調なので25番の方が「小ト短調」と呼ばれたりしている。確かに短い曲で始まったと思ったトタンに終る。
  25番と同じ長さの休憩が入って、次は長いミサ曲。でも、実際にはそれほど長いと感じなかったのは、合唱あり、独唱ありの起伏に富んだ曲だからであろう。
  終演後、カフェでバイオリン奏者のIさんとお話をする。音楽を職業として生きていく人生を選択した方のライフストーリーをうかがっていたら、あっという間にカフェの閉店の時間(10時)になった。

  11時過ぎに帰宅。雨脚がだんだん強くなっていく。台風が近づいている。